11月1日、日南秋季キャンプの日程と参加メンバーが発表された。11月4日から20日まで、投手と野手が19人ずつの38名。(「日刊スポーツ」)
で、ですね、参加するコーチの名前もしれっと紹介されていました。
新井監督、藤井ヘッドコーチに続いて、朝山打撃コーチ、小窪打撃コーチ、新井良打撃コーチ、福地打撃走塁コーチ、赤松外野守備走塁コーチ、三好内野守備走塁、菊地原投手コーチ、永川投手コーチ、小林投手コーチ、石原バッテリーコーチ、倉バッテリーコーチ、と。
これは・・・いったい・・・正式な発表はまだですが、コーチ陣の刷新はまたもなし?
昨年、監督に就任したばかりの新井さんが「俺は好き嫌いで起用しない」と宣言したのも、秋季キャンプだった。
あれから1年。あのときも、「新井さん、言っちゃった」と思ったものだった。
10月5日、最終戦後に新井さんから発せられた、「カープ変わります」宣言。コーチ陣を刷新しますとは一言も言ってないですし、新井さんに人事権があるのかどうかもわかりません。
それでも、「こういう布陣で行きたい」という展望と強い意志を持って、球団に働きかけることもないのか(あんまりなさそう)。
落合博満さんは「監督の仕事ってのは、選手のクビを切ることだ」と言っていたそうですが、中日の監督になったとき、1年かけて戦力になる選手とそうでない選手を見極め、13人の選手に戦力外通告をした。
それだけでなく、7人のコーチとの契約を解除したそうだ。その中には鈴木孝政さんの名前もあったという。(『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』より)
実績ある中日OBも、バッサ~ですよ。チームをディレクションするって、そういうことです。
得点がとれず、優勝逃して4位に着地(まさか「落ち着くわ~」とか思ってないだろうな?)。辞任するコーチ、誰もなし。
せっかく得た職、自分から手放す人はそうそういないでしょう。
自分から現役引退を言い出さない人と同じ。ほかに行くとこないけど、カープは置いてくれるから。それ、プロの球団? 優勝目指してるチーム?
カープのコーチの頼りなさに目を丸くすることは多々ありますが、プロの選手は自力で何とかするものという思いも絶えずあります。
でも、仁志敏久さんが西武の野手チーフ兼打撃コーチに招かれたという活気あるニュースを聞くと、いいな~と思います。そんな実績ある人がフリーだったのに、声かけようよ。くぅ。(「西スポWEB」)
コーチ刷新あったらいいな~。は願ってもどうにもならないこと。変わる変わる詐欺にあっても、懐は痛みません。とめどなく気持ちが萎えるだけ。
選手の成長と活躍だけは楽しみにしよう。そういう選手を起用するかどうかが、また問題ですが(乾いた笑い)。