2024年10月31日

1点取られたら負け! カープのつまらなさ感じる日本シリーズ&ワールドシリーズ


日本シリーズ第5戦、DeNAがソフトバンクに0対7で完封勝ち。3勝2敗で王手をかけた

これはもしかして、もしかして、2010年ロッテ以来の真の下克上(リーグ3位チームの優勝)あるかも?

中4日のジャクソンが無失点。昨日のケイに続き、ソフトバンクをキュウッと抑えた、素晴らしかった。8回は伊勢大夢が、9回は中川颯が無失点リレー。


ソフトバンクの十八番を奪うように、DeNAは今日13安打。ソフトバンクは4安打。2日連続完封負け、26イニング無失点。ソ、ソフトバンクが?

シーズン中、打率と得点数は秀でていたが、防御率と失点ではリーグ下位だったDeNA。ここに来て、投手陣も頼もしい。投打の相乗効果がめきめきと。

残り2戦、有原航平とモイネロが控えてはいるが、これはどうなるかわからない。


ワールドシリーズは、第5戦目にしてドジャースが優勝を決めた。

シリーズ中、ブレーキがかかっていたジャッジが先制の2ラン!

だったが、5点リードで迎えた5回。ジャッジのエラーを引き金に、ボルペの悪送球も重なって、ドジャースがあれよあれよと5得点、同点に。

ヤンキースがホームで2勝して、ドジャー・スタジアムで決戦だ! というシナリオがガラガラ崩れていった。


ドジャースは5点リードされても、相手のミスを逃さず、得点重ねて、最終的にひっくり返して、6対7で点取り合戦を制した

野球は点を取って勝つゲーム。そんな当たり前のことを日本とアメリカで行われたゲームで知らされる。

カープの「点を取られたらもう負け」みたいな試合のつまらなさを目の当たりにした気がした。

9月までは、大瀬良大地も、床田寛樹も、森下暢仁も、失点抑えて、試合を作っていた。緊迫感のある投手戦は見応えある。

でも援護のない試合が続いて、だんだん「1点でも取られたら負け」みたいな悲壮なムードになっていった。そんな試合が重なって、心身の疲労が募って、9月に崩壊。


1点や2点取られただけで、「自分の責任」という投手。そんな言葉を聞くたび、打線に取り返す強さがあれば、あんなに我慢したり息苦しさ感じたりしなくてもすむのにと思った。

失敗しちゃいけない・・・そんな空気って、暗い。取り返せばいいんだ、うりゃ~。そういう明るさと力強さがほしい。

なのに、この期に及んで打線のテコ入れなさそうなオフ真っ最中。ほとほと愛想がつきそうです。


DeNAの、ポストシーズンを通して、いっそうチームが同じ方向を見て進んでいく感じがうらやましい。

コンディションよくない選手や、ヒットの出ないベテランを棒読みのように起用し続け、「勝つ気あるの?」と思いたくなる采配をしていたカープベンチ。あんなんじゃぁ、そら選手も同じ方向を向けない。

日本シリーズに進出したのがDeNAでよかったと、心底思う。見ていて面白いです。
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