2021年3月31日

2021年は「森下暢仁に最多勝を」で行こう


3月30日、阪神戦(マツダスタジアム)、1対0で、貯金1(なんか久しぶり、この響き・・・)。森下暢仁が今シーズン初登板で1勝をかちとりました。

「今年は球数少なく」が目標の森下、今日はボール先行気味。球数多め。

かたや、カープの天敵・西勇輝、1回は珍しく23球。カープ打線が今日は粘っているかのように見えたのも束の間、2回以降はスイスイスイ。なんですぐ手ぇ出すの、そして終わるの、というカープ打線。

森下は4回、糸原健斗のヒットと2つのフォアで満塁のピンチ。なんだけど、「ここで打たれるわけにはいかない」と、本当に、ここで点を与えない森下。

「勝ちたい(負けたくない)意志」が現実を動かせる選手がどれほどいるのか。昨年の感動がまたよみがえってきた。


しかし、力投すれど、援護なし。もう何度深いため息ついたことか。

森下は6回100球で降板(ちなみに、西は8回80球で投了)。佐々岡監督、今シーズンは今のところ、先発をズルズル引きずらない。

あ゛ぁぁぁ。森下に勝ちがつかないかも。の、6回裏、森下に代わって打席に立ったメヒアがヒットで出塁! メヒア、グッジョブ!

代走に曽根海成、田中広輔がバントで送って、一つひとつピースがはまっていく感じ。

ここで、菊池涼介。昨年、10月24日、森下が先発していたDeNA戦。菊池が打って、盗塁して、森下のタイムリーで勝ったあの試合が重なる。これは、何か、起きる。

菊池、タイムリーで、西からようやっとの貴重な1点。あとにも先にも、この日、得点はこの1点のみ。


この1点を、7回は森浦大輔、8回は塹江敦哉、9回は栗林良吏が守って、開幕3連勝の阪神止めた。

森下も、森浦も、栗林も、いずれ失点したり負けがついたりするだろうけれど、でもなんかこの3人が出てくると負ける気がしない。

森浦はこの日もツーアウトをとった後、フォアや暴投を繰り出したりして、あわわだったのだが、結果は無失点。

この、おじいちゃんのようでもあり、孫のようでもあるルックスと相まって、味わいがとまりません。

鈴木誠也がノーヒットながらも、守備では2度の好返球でアウトを2つとったのも大きかった。


ヒーローインタビューは、森下と菊池。この先輩と一緒ならやるだろうと思っていたシュウペイポーズが、森下からやっぱり出た。

菊池の「シュウペイ(森下)が最多勝とれるように打ちたいと思います」の締めの言葉が印象的。

昨年は、「森下に新人賞を」が、森下と、ファンと、カープの合言葉だった。今年は、「森下に最多勝を」で行こう。


森下には、二桁とか、防御率1点台と、具体的な個人の目標があることでしょう。

防御率は本人の力で何とかできる可能性が高いが、最多勝はねー。チームが勝たないと、打てないと、とれない。今年はぜひチーム一丸となって、森下に最多勝を。

その先にきっと優勝が・・・(モゴモゴ。歯切れ悪いな)。

森下にとらせたい。森下ならやってくれる。そんな確信のようなものが、チームメイトにもあるんだな。

森下が投げる日は負ける気がしない。実際、こうして勝ちを導く。こういうのをエースって言うんだろうな。


 来てくださってありがとうございます
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

スポンサーリンク
〔関連記事〕
森下暢仁がカープを変える

2021年3月29日

残塁、残塁、また残塁。報われない好投の山


3月28日、中日戦(マツダスタジアム)、0対0で、このカード引き分け。最低限の開幕スタート。

昨日、スタメンを離れた松山竜平と會澤翼の名前が並ぶ。昨日、よどみのない空気が流れていたのに、また引き戻すの・・・?

復活した先発の野村祐輔が、6回無失点と快投。しかし、打線の援護がトンとなし。

1回裏、2アウト1塁2塁で、松山がキャッチャーフライ。
3回裏、ノーアウト1塁2塁で、西川龍馬が併殺。
4回裏、2アウト1塁3塁で、野村祐輔が空振三振(ここはやむを得ず)。
6回裏も、2塁走者を残したまま。


ここまで援護がないと、いよいよ投手にとってはストレスが顔を出してきそうと心配していたところに、7回は森浦大輔がマウンドに。

昨日、大緊張のデビューを果たした新人をもう連投させるの?

森浦は、2アウト2塁の場面で、代打・福留孝介の大ベテランを前にして、暴投ありのフォア。昨日に続き、あわわわ。

しかし、またも切り抜ける森浦マジック。野村に勝ち投手の権利を渡せなかったのは悔しかったが、ならば、新人の森浦に初勝利をプレゼントしちゃえ。

7回裏、田中広輔がデッドボール、菊池涼介がヒットで出塁。開幕してまだ3日と言えど、菊池のバット快調です(また最多安打とってほしい)。

西川龍馬が進塁ゴロで、2アウト2塁3塁。鈴木誠也がフォアで満塁。ここで、代打に坂倉将吾。

バウンド高いセカンドゴロ。与田監督からリクエストで、鈴木が2塁ホースアウトの判定。しょぼん。


8回はケムナ誠が抑える。ビシエドへのリベンジも果たしました。えぇい、今度こそ、ケムナに勝利をプレゼントだ。

という8回裏、會澤ヒット。代打の長野久義、今日は打ちました。2アウト1塁2塁のチャンスで、田中は空振三振。じりじりじり。

9回は、栗林良吏を送り出すベンチ。早速連投。この引き分けの報われなさそうな場面で、森浦同様、ちょっともったいない気持ちに。

栗林、三者凡退と仕事しました。もう今度こそ栗林に勝ち星を。新人賞の強敵、阪神の佐藤輝明(ほんと、この人ほれぼれしますね)に少しでも差をつけておかないと。しかし、そんな気持ちも空を切りそうなゼロゼロ行進。

9回裏、西川ヒット、大盛穂がヒット。大盛、ようやった! 石原貴規がフォアを選ぶ、石原、グッジョブ! 満塁です。

ここで、堂林翔太。今日のお立ち台に立って。栗林と一緒でもいいよ。の、淡い期待も立ち消えの空振三振。


相手投手に封じ込められ、まったく打てなかったというなら、相手に賛辞を贈りもするが、この日は16残塁。球団ワースト17に迫る記録だそうだ。

「○○さんが頑張って投げていたので、なんとかしたいと思って打ちました」とは、よくヒーローインタビューで聞く言葉。

その言葉を聞くたび、ならば毎打席、その心意気で行ってくれと思う。

毎回そう臨んだとしても、毎回結果が出るものでもないが、その台詞はあんまり重く響かない。


 来てくださってありがとうございます
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

スポンサーリンク
〔関連記事〕

2021年3月28日

森浦大輔がカウントとるたび球場がウォォォォ! ますますツボにはまります


3月27日、中日戦(マツダスタジアム)、4対1で、カープ初白星。

1回、九里亜蓮が1失点するも、その裏、田中広輔の先頭打者ホームランですかさず同点。いい。なんか、いいスタート。

4回、ノーアウト1塁2塁のチャンスの場面で、鈴木誠也がタイムリー。昨日と違う。いいぞ。

5番の坂倉将吾にもタイムリーで、3対1とリード。昨日に続き、坂倉が出てくると点のにおいがする。いい。

6回にも、鈴木、坂倉の連打、クロンのフォア、1アウト満塁の場面で、堂林翔太がタイムリーで4対1。取ったら取りっぱなしの昨日と違って、小刻みに追加。いい。

このあと、大盛穂と代打の松山竜平が、満塁のチャンスをふいにしたのはもったいなかったけれど。


6回を1失点に抑えた九里に代わって、7回、森浦大輔が初マウンド。待ってました。

平田良介をフライに打ち取り、ワンアウト。京田陽太をピッチャーゴロにしとめ、ツーアウト。

アウトとるごとに、「おぉ」と野太い歓声が起こる。

スタンドが、新人・森浦の一挙手一投足を見守り、期待して応援している空気がダイレクトに出ていて、なんとも楽しかった。またそれに応えている森浦が、とってもよかった。

ところが、木下拓哉にフォア、根尾昂にデッドボール、代打の井領雅貴にまたフォアで、みるみる間に満塁に。あわ。あわわわわ。


オープン戦では無失点、ひょうひょうとしたマウンドさばきを見せていた森浦も、プロ初登板。そら、緊張して不思議はないです。

でも、森浦なら切り抜けてくれる。そんな期待感があった。もし、打たれて得点されたとしても、森浦だったらいいと思えた。それも経験にしてもらえたらと思った。

9回打ち切りだからって、失点を恐れて交代させないでほしい。と思っていたら、ベンチもそのまま森浦にまかせ、大島洋平をセカンドゴロで打ち取った。よっしゃー。

ここが、島内颯太郎と違う。


8回は、大道温貴の、新人同士モチベーションがあがる場面が見たかった気もしたが、ここは塹江敦哉がしっかり抑えてくれて、よかった。

9回は、栗林良吏が初マウンド。三者凡退で、よっしゃー。

好投した先発の九里に勝ちがつき、打線の適度な援護があり、新人にしてクローザーという大役を担った栗林に初セーブがつき、前日のいやなムードが払拭された。

ヒーローインタビューは、九里と栗林のくりくりコンビ。栗林の登場には、観客の拍手も大きかった。

栗林、なんか面白いことを言うタイプではなさそうだけど、社会人らしい落ち着きがありますね。社会人の落ち着きというと、下水流昂がなつかしい。

やっぱり、ファンも、これまでのカープに新しい風を吹き込んでくれる森浦や栗林に、ようこそ、ようきてくれた、なのだ。新人だからじゃなくて、逸材だから、期待しているのだ。

その逸材が、いきなり中継ぎという酷使されがちな状況に置かれるのは、かなり心配ではあります。将来、先発でも見たい二人です。


 来てくださってありがとうございます
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

スポンサーリンク
〔関連記事〕
森浦大輔、なんかツボにはまります

2021年3月27日

カープ開幕戦飾れず、ベンチの楽観主義つづく


3月26日、中日戦(マツダスタジアム)、6対7で開幕戦を飾れず。

先発の大瀬良大地が7回の時点で、無失点の67球。

かたや、昨シーズン、カープ打線を封じ込めていた中日の福谷浩司は4失点で5回にマウンドを降りる。ある意味、番狂わせ。

オープン戦では12球団最低の打率1割台だったカープ打線も、1回、西川龍馬の2ラン、2回、菊池涼介の2点タイムリーと、6安打で4得点。

やっぱりオープン戦の結果って当てにならない。お寒かったカープ打線に連打が。これもある意味、嬉しい番狂わせ。

ではあったが、この2回、なおも満塁のチャンスで、4番の鈴木誠也が見逃し三振で追加点を奪えず。

快調なスタートをきったかに見えたけど、昨シーズンのいやな余韻が蘇る。今年も鈴木はストッパーか?と。


このまま行けば、大瀬良は完投というペース。開幕勝利をプレゼントという展開だったけど、そう思った通りにトントン行かないのがゲーム。

しかも、カープは3回から7回まで、無安打。これはどこかで見た景色。不穏な空気が・・・。

8回、大瀬良は、木下拓哉に2塁打、代打の福留孝介にフォア、大島洋平ヒットで、1アウト満塁に。大瀬良の調子が落ちているのが目にも明らかに。

今シーズンから延長なしの9回打ち切り。エースに何とかしてもらいたい場面とはいえ、継投のタイミングが重要になる場面。それでも大瀬良続投。

阿部寿樹の打球をレフトの松山竜平が捕球ミスして、2失点。

だいたい、松山がレフトのスタメンというのにも、不穏な空気を感じた。松山の守備は織り込み済みでのスタメンなのだろうが、そこまで松山の打撃は期待できるものなのか。素朴に疑問に感じます。


2点差となったところで、塹江敦哉に交代。ゴロで1失点。塹江はワンポイントで、ケムナ誠に交代。ここでビシエドに2ランを打たれ、4対5と逆転される。

開幕戦という緊張の舞台、ここは新人ではなく、経験ある塹江とケムナに。というベンチの気持ちもわかるが、ここは塹江とケムナにときめかなかった。その予感が当たってしまった。

9回は島内颯太郎。フォアをきっかけに2失点。あぁ、島内はやっぱり島内だった。と、またカープファンに思わせてしまう結果に。

9回裏、2点とって巻き返す。堂林翔太、坂倉将吾、菊池涼介の覇気が光った。

が、2アウト2塁の場面で、代打に長野久義。

先ほどの塹江とケムナと同様で、このタイミングでの長野にはときめかなかった。その登場に湧き立つ予感がするときももちろんある。けれど、この日は、なんかちょっとズレてる感じがした。

予感はまた的中。ピッチャーゴロで試合は終了。


こうしてすべて終わって、見渡して、後出しジャンケンのように、ファンは全てを握ったように語ってしまう。

結末の見えていない試合のさなかでは、ベンチにとって判断が難しいことも当然ある。

それでも、カープベンチはどこか楽観していて、詰めの甘さ、緻密さのなさが、この結果に出ている気がする。次に活かしてほしい(と思い続けて何試合なんだー)。

大瀬良に勝ちがつかなかったのはとても残念だけれど、これで「開幕投手は大瀬良」という呪縛(ベンチのね)が解けたらいいと思う。遠慮なく森下暢仁で行っていいと思う。

中日は、根尾昂がスタメンに選ばれ、がんばっていました。小園海斗は2軍の開幕戦で、3安打1打点だったよう。

出て来ーい、小園!(て言うか、出してくださーい、小園を!)


 来てくださってありがとうございます
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

スポンサーリンク
〔関連記事〕
楽観的だったカープにポジティブな「悲観」を!

2021年3月26日

プロ野球開幕! 新ルールを活かせるか、カープ


3月26日、プロ野球、いよいよ開幕です。

今シーズンは、延長なしの9回でフィニッシュというルール。

短期決戦に弱そう。投手の継投のタイミングが一歩遅い。そんなイメージ満載の緒方-佐々岡ラインの昨今のカープ。

このルールを上手く使いこなせるかどうかも、勝敗の鍵を握りそう。


先日、 宝塚の望海風斗さんとフィギュアスケーターの浅田真央さんの対談、「SWITCHインタビュー」(Eテレ)が再放送していました(初回の放送は、2020年8月8日)。

2017年、競技生活を引退し、現在はプロスケーターとしてアイスショーを企画・出演する真央ちゃん。

やっぱり人をひきつける愛らしさがあるなぁと、リンク上で滑る真央ちゃんを見て思った。

対談の中で、真央ちゃんは「ルールはよくわかってなかった。今も。だから、解説の仕事ができないのかな」と笑って言っていた。

人間、得手不得手はある。苦手なものに無理につきあうより、得意なことを活かした方がいいという考え方もあります。

でも、ルールは知って活かした方がいいと思うよ。


現役中、ライバルだった韓国のキム・ヨナは、コーチのブライアン・オーサー(現在、羽生結弦のコーチ)がルールを熟知して加点できるプルグラムを構成して、結果を出していた。

技術的にはキム・ヨナ以上に難しいことに挑戦していた真央ちゃん。もっと加点を意識したプログラムを組んでいたら、さらに力に合った結果を出せていたかもしれない。

今シーズンの新ルールを活かせるか。頭切り替えて、先手先手の適材適所の継投、見せてくれるか。

と、真央ちゃんの屈託のない表情がカープベンチと重なったのでありました。


 来てくださってありがとうございます
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

スポンサーリンク
〔関連記事〕
大瀬良大地、開幕戦の宣戦布告メール受信したってよ

2021年3月22日

2021年オープン戦、投手陣は最後まで魅せてくれた


オープン戦、終了しました。3月21日、ソフトバンク戦(マツダスタジアム)、2対1で逃げ切る。

昨年10月に右鎖骨下静脈血栓症除去術を受け、キャンプを2軍スタートした野村祐輔が先発。

5回2安打無失点、しかも無四球。テンポのよい投球で、最後の最後に、開幕ローテをもぎとった。

昨シーズン、フルに投げられなかった借りを今年は返す。そんな意志を感じる投球でした。ちょっとしびれました。


7回・8回・9回は、ドライチニッサントリオ、森浦大輔、大道温貴、栗林良吏の無失点リレー。

大道の向かっていくピッチングも魅力的だが、森浦の、ひょうひょうとした独特な間合いはかなり魅力的。簡単にはつかまらない、そんな感覚を抱かせてくれます。

栗林が、9回、2アウト満塁の場面を作りながらも切り抜けたシーンは、緊迫感あって、しびれた。
 
新人にしてクローザーという重責を負う栗林。ものすごく現場で鍛えられそうですが、期待に応えてくれそうな器を感じます。

「立場が人を育てる」で、いきなり過酷な役割ですが、与えられた場所で自らさらに器を大きくしてもらえたらと、応援したいです。

 
最後、栗林と坂倉将吾が笑い合っているシーンも、よかった。坂倉はまたもパスボールを繰り出してはいたようですが、この覇気を感じる面構え、私は応援したいです。

森下暢仁に続き、いいドライチニッサンが入ってくれて、カープに活気が。

しかし、オープン戦、防御率がソフトバンクの2.09に次いで2.11だったのとは対照的に、打率は0.197で、12球団最下位。唯一の一割台。本塁打の数も3本と最低。

どちらも見た印象どおり、数字に表れておりました。

オープン戦の成績なんて当てにならない、とはよく言われること。でも、この決まり文句をカープ打線は払拭できるのか。モンモン。

覆してもらえたその日には、拍手喝采ですけれども。逆にまた、防御率も、あれはオープン戦だったからとなりませんよう、選手もベンチのみなさんも、引き続き、よろしゅうおたのもうします。


 来てくださってありがとうございます
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

スポンサーリンク
〔関連記事〕
森浦大輔、なんかツボにはまります

2021年3月21日

坂倉将吾復活、今年は森下暢仁と最優秀バッテリー賞を!


3月20日、ソフトバンクとのオープン戦(PayPayドーム)。2日連続で、2対1の逆転負け。

数字だけ見ると、大差負けしてるわけでなし、表向きは接戦のようにも見えなくはない。

でも、この1点差の間には大きな大きな川が流れている。なかなか向こう岸に渡れない。「僅差」という名の「大差」がいつも目の前にある。

それでも先発の九里亜蓮は、6回2失点。昨シーズン、一つ上のステージに上がった感のある九里。安定感増してきました。

島内颯太郎と中田廉もよかった。今年こそ、島内、「いい球投げるのに競った場面では弱い」のイメージを払拭できるかどうか。


坂倉将吾の復活、フル出場も嬉しかった。

今年はいっそう好守ともに活躍してほしいと思っていたキャンプ中、故障で離脱したと聞いたときには、この大事なときにとヤキモキしたが、開幕に間に合った!

今年、中継ぎ陣が充実(当社比です)しているカープですが、捕手陣も、坂倉、會澤翼、磯村嘉孝、石原貴規・・・と、それぞれ持ち味のある選手が揃い、競争を増してきた。

その中でもたくさん試合に出てほしいのが坂倉。とりわけ森下暢仁が先発するときは、坂倉とのコンビでお願いしたい。

森下には、會澤翼のサインどおり投げるより、1歳年下の坂倉相手に、ときにはサインに堂々と首を振って、ゲームをつくってほしい。

その野球脳の高さで、捕手すらリードしてほしい。でもって、坂倉のステージをさらに上げてほしい。ガンガン二人でチームを引っ張っていってほしい。


 来てくださってありがとうございます
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

スポンサーリンク
〔関連記事〕
森下暢仁と坂倉将吾

2021年3月20日

大瀬良大地のかもしだす空気がなんかもう別次元


3月19日、いよいよ開幕まで1週間。本番に向けて仕上げにかかる最後のオープン戦3連戦。その対戦相手がソフトバンクというのは、いい。

力の差を見せつけられるとしても、レベルの高いチームと引き締まった試合ができる方が、いい。

今年の日本シリーズに備え、やっていこうじゃありませんか(大口たたけるのも開幕前だけの特権だぁ。あれ、空気がうすら寒い?)。

この日は、どのチームもほぼ開幕投手が勢ぞろい。カープは大瀬良大地、ソフトバンクは石川柊太。両投手とも素晴らしかった。


大瀬良には、一年一年重ねるごとに、エースの貫禄というか、余裕のようなもの、感じます。

「徳」を積んでいそうな空気をまとっているというか。これはちょっと、なかなか稀有なタイプでは。

たとえば、阪神の西勇輝がたとえ(カープにとって)打たれないピッチングを繰り出すエースだとしても、時おり見せるあのなんか人を小ばかにしたような表情を見ると、カープのエースが大瀬良でよかったと、つくづく思う。

開幕戦で対戦する中日の福谷浩司もいいピッチングを見せていたようなので、これはもうどんな展開になるか、投手戦に注目する分にはかなりと楽しみです。


ということは、一方、福谷を打てていないープ打線を視点に置くと(打ててないのは福谷だけじゃぁないが!)、どんな展開になるか容易に予想がつき、先が思いやられます。

野球は個人競技じゃないから。いくら投手がいい投球をしたとしても、それで点数つくわけじゃないから。点をとれないと勝てないから。

大瀬良や九里、森下ら先発陣が充実した投球を見せてくれるたび、手放しで喜べないところがなんとも。投手が試合を台無しにする試合もありますから、お互いさまとはいえ。

クロンが打点を1点あげてくれたのは、よかった。


 来てくださってありがとうございます
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

スポンサーリンク
〔関連記事〕
「完封負けだけはやめて」が今年の最低限のお願い

2021年3月18日

栗林良吏と森浦大輔、頼れる新人、酷使されそう


3月17日、ヤクルトとのオープン戦(神宮球場)。0対11で、カープ大差で完封勝ち。

大差負けした日は結果を知って、ズコーン。と、コントみたく、すっ転びそうになりますが、大差勝ちしたらしたで、ズッコーンです。

相手がよほどコンディション悪かったのではないかと、逆に、大量失点しているヤクルトが心配になりました。

それくらい カープの力が まだまだと 信用ならない 春の初めよ

一首、詠んでみました。

ヤクルトの先発・石川雅規が3回9失点と、絶不調。そういうことでしたか。と、膝をうちました。めでたさも中くらいなり、です。


なんてったって、カープはその前、2試合連続完封負けしてましたし。

しかも1点差、2点差と、僅差での負け。

この僅差を勝てないというのは、力のなさを物語る大きな証拠。「僅差」という名の「大きな差」

床田寛樹と中村祐太がそれぞれ4回を投げて無失点。開幕ローテの席が埋まりそうなのは、小さな安心材料。


ドライチの栗林良吏が9回を投げて、無失点。森浦大輔と並び、今のとこ、オープン戦で無失点。

本番が始まれば、また勝手が違ってくるかもしれませんが、新人、森浦と栗林。早くも酷使されそうで、こわいです。栗林はクローザーを任される可能性も。

酷な気もしますが、キャリアに関係なく、与えられたチャンス、結果を出して、肝のすわったところ見せていただけたら、こんな嬉しいことはないです。応援しますよー。

野村祐輔が1軍に合流。3月21日のソフトバンク戦で先発予定。ソフトバンク・・・。乱打されませんように・・・。

いや、されたらされたで、それが現実。もうどっちでもドンとこい!

願っていいのは、選手が怪我をしないことだけ!


 来てくださってありがとうございます
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

スポンサーリンク
〔関連記事〕
森下暢仁を筆頭に無失点リレー。カープの投手陣、今年は豪華だ!

2021年3月16日

森浦大輔もりもりリレーで魅せるが、チームはまたしても完封負け


3月16日、西武とのオープン戦(メットライフ)。

今シーズン、火曜日の男としてスタートする森下暢仁が、さよう火曜日に先発。

2回、サード・クロンの悪送球で山川穂高が1塁へ。栗山巧ヒット、外崎修汰フォアで、満塁に。しかし、木村文紀を併殺に打ち取り、1失点で止める。

5回、連続ヒットで1塁3塁。森友哉にフォアを与え、また満塁に。山川穂高を三振にしとめ、ツーアウト。今日、2安打されている左打者の栗山巧を迎えたところで、左腕の森浦大輔に交代。


4回2/3を投げて、6安打1失点(自責点はゼロ)。フォアが3つ、5回未満で96球と、「今年は球数少なく」が目標の森下にしては、ちょっと球数多め。

少し手こずった感はあるけれど、2度の満塁の場面を1失点に抑える粘投。ひとつの試合の経験を確実に次に活かせる森下なので、本番を楽しみに待ちます。

森浦は栗山をゴロに打ち取り、初めての回跨ぎの6回も無失点。

森森(モリモリ)コンビに、うきうき。

7回はケムナ誠、8回は塹江敦哉が無失点と、今日も豪華リレー。


だがしかし。昨日、同じ負けるにしても、「完封負けだけはやめてね」と書いたばかりなのに、今日も今日とて、1対0の完封負け。

まったくチャンスがないわけではなかった。ここぞの1本が、出ない。出ないね。出ません。

試合後、佐々岡監督は「チャンスは作るけど、あと1本。そこの辺は心配していない」。(「サンスポ」)

あと1本が出ないから勝てないんですってば。ボッ(小噴火)。

ずっとそんな繰り返しの積み重ね。ここ、一番心配するとこなのでは?


 来てくださってありがとうございます
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

スポンサーリンク
〔関連記事〕
「完封負けだけはやめて」が今年の最低限のお願い

2021年3月15日

「完封負けだけはやめて」が今年の最低限のお願い


週末の日ハムとのオープン戦(マツダスタジアム)。

3月12日、大瀬良大地がキレッキレの投球で、5回1安打無失点。試合は3対1で勝ちはしたが、大瀬良が投げている間、得点はなし。

3月13日、九里亜蓮が5回1失点と好投するも、これまた九里が投げている間に得点なし。それどころか、2対0で完封負け。

今シーズンも、先発投手の好投、力投が実を結ばない試合結果を山ほど見せられそうな、嫌な予感?

大瀬良も、森下暢仁も、勝ちをつけるためには完封試合めざすのが最高かつ最低限の仕事になりそう。なんて、ごむたいな。

先発投手たるもの、完封(完投)を毎回めざしているかもしれません。大瀬良と森下にはとりわけそんな心意気を感じます(九里や他の投手にも感じないわけでは、ない)。

森下は、「今年は球数少なくしたい」と公言していますし。


しかし、同じ負けるにしても、完封負けだけはいただけない。やめて。

今年の目標は日本一ですけれども。ハイハイ、たわごとと言われてもいいですよ。まずはそこを目指さないと。

「まずはAクラス入りを」なんて目標にしていると、ますますレベルが落ちてしまう。鈴木誠也が契約更改のとき、そんなことを言っていて、ものすごくがっかりした覚えが。

森下も、球数を少なくするために、コントロールはもちろんのこと、配球についても工夫して、レベルアップをはかっているであろうことが目に見える今年のオープン戦。


先発投手が完封やノーヒット・ノーランを目指すように、野手も人によっては毎打席ホームランを狙ったりしていると思う。

投手が「球数を少なく」といった具体的な目標を立てるように、野手もまずは「毎回出塁(進塁)」を目標にしていただけまいか。

ホームランやヒットが出ればそりゃ最高。それより、まず具体的にコツコツと「毎回出塁(進塁)」するために、選球眼を鍛えるとか、相手投手の配球を研究するとか、とにかくバットに球を当ててころがすとか・・・。

素人が何当たり前のことを書いてんだ~と、書きながら恥ずかしくなってきました。

でも、当たり前の工夫を選手やコーチたちはしているのかしら? と思わされるシーンが多々あるからだ。ボッ(小噴火)。
       
まずは、1点を取ることから始めいただけますまいか。最低限の小さなお願い。


 来てくださってありがとうございます
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

スポンサーリンク
〔関連記事〕
森下暢仁「今年は球数少なく」、2021年も有限実行

2021年3月12日

大瀬良大地、開幕戦の宣戦布告メール受信したってよ


3月12日、日ハムとのオープン戦は雨のため中止。

開幕まであと2週間。開幕投手の大瀬良大地が、本番を意識した金曜日の登板だっただけに、残念。

大瀬良は、雨という予定外のことに動じないとは思いますが。狂言師の野村萬斎さんのように。

3月26日の開幕戦、中日の先発は、福谷浩司。カープ打線が打てていない、やっかいなイメージが強い。

大瀬良が開幕投手に指名されたのは、3年連続の3回目。過去2回とも素晴らしいピッチングだった。

大瀬良は開幕投手を務めたことで、一気に風格が増した感がある。今年も白星スタートできるかどうか、手に汗握ります。


一方、福谷にとっては、初の開幕投手抜擢。沢村賞をとった大野雄大ではなかった。

福谷は、開幕投手に指名され、対戦相手の大瀬良にメールを送ったという。「よろしくね」と。(「中日スポーツ」)

記事によると、福谷なりの「宣戦布告」とのことですが、なんか可愛らしいと思った。「よろしくね」という言葉がじゃなくて、最近の選手は対戦相手ともすぐ連絡とりあうんだなと驚いた。

プロに入る前、大学代表などでチームメイトだったり、プロになってからも侍ジャパンに選ばれることで他チームの選手と交流が深まる機会が増えている昨今。

加えて、手軽に連絡を取り合えるメールというツールも皆、当たり前のように使っているご時勢。

福谷と大瀬良は、2011年の日米大学野球選手権でチームメイトだった。こんなふうにやりとりするのはごく普通の感覚なのかもしれない。

でも、違和感を覚えた。


知り合いといえど、勝負する相手。お互い無言のまま準備して、マウンドに現れて、凌ぎを削るピッチングを見せる、そんな決闘のイメージがあったから。

プロ野球選手が対戦相手と一緒に食事に行くのも珍しくはないこの頃。合同自主トレもまたしかり。

それでも、黒田博樹が日本に復帰したとき、「対戦相手とは食事には行かないようにしている」と話していたその言葉に強いプロ意識を感じたことがあったので。

メールしようがしまいが、いいピッチングをすることが一番の仕事。マウンドでの決闘の結果が楽しみだ。


 来てくださってありがとうございます
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

スポンサーリンク
〔関連記事〕
大瀬良大地、2021年の開幕投手に決定

2021年3月11日

森浦大輔、なんかツボにはまります


3月10日、阪神とのオープン戦(甲子園)。結果を見て、ドッシェ~。コントみたく、すっ転びそうになりました。9対3と、大差負け。

ふっ。オープン戦といえど、またも打たれ打たずのカープ節。

先発の中村祐太が4回3失点。

前日の矢崎拓也に続き、「まかせた!」と言えない結果に。大瀬良大地、森下暢仁、九里亜蓮のローテ3本柱の後がなんとも心もとない。

二人目のスコットは、1回6安打5失点。

昨年、なんでまた契約結ぶの?と驚いたものだったが、佐々岡監督が見初めた投手。よほど魅力があってのことと、心を広く構えてみるが、そのよさはいまだ見えない。全然見えない。


一方で、新人の森浦大輔と栗林良吏が、依然として好リリーフ。

そこに飛び込んできた、フランスアが右膝内側半月板部分切除の手術を受けたというニュース。う。

ますます新人にかけられる期待が大きくなりそう。

なかでも、森浦、気になります。

ひょうひょうとした佇まい。そこはかとなく、漫才で言えば、立ってるだけで雰囲気のあるボケタイプと申しますか、なんか関西出身者のツボに勝手にはまってます。

何かに似ている。誰かに似ている気がする。のどまで出かかっているが、出てこない。ノーヒットノーランを3回逃した西口文也さんの、ちょっとアンラッキーな風情をぬいた感じというか(西口さん、尊敬していました)。

あの可愛らしい爽やかキャラ(でも並外れた負けず嫌い)の森下暢仁と並び、ずっと見ていたくなる別の味わいが。

森森コンビ(コンビじゃあ、ない)。今シーズンの楽しみが増えました。


 来てくださってありがとうございます
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

スポンサーリンク
〔関連記事〕

2021年3月9日

投げてない日も際立ってる森下暢仁の存在


3月9日、阪神とのオープン戦(甲子園)。

ドライチニッサントリオと並んで、今年(こそ)、活躍してほしい一人、矢崎拓也が先発。

3回、クロンが満塁ホームラン。3月7日のヤクルト戦に続いて、ドーン。きたぞ、きましたよ。

「得点力不足」は、以前(いや、今もか?)、長くサッカー日本代表の代名詞みたいになっていましたが、今やカープの異名に。

投手陣の人材が揃ってきた今、カープに必要とされているのは打点。だからこそ、歓迎したいクロンの長打。


しかーし、この日の打点は、これっきり。6対4と逆転され、負け。

矢崎は、4回8安打5失点。高めの球をしっかり仕留められていました。

開幕ローテーション候補として期待のかかる矢崎でしたが、今日は諸手を挙げられない結果に。

オープン戦も残すところ9試合。誰にチャンスが与えられるのか、6人の先発枠をもぎとるのは誰か、興味津々。


それにしても、オープン戦半ばだが、森下の安定感はとびぬけている。

大瀬良大地も、手術明けを感じさせない順調な仕上がり。でも、その順調さが逆にこわくなるくらい。

ところが、森下も順調に調整を重ねているのだけれど、不思議とそのことを不安に感じさせない。

タフな心身と卓抜したテクニック。カープで一番の心技体の持ち主。その上に、自分の頭で考える力、適応力がとびぬけている感じがある。「野球脳」という言葉があるようだけれど、高そう、森下の野球脳。

スポーツの世界で成功した人は、その身体能力を持ってして、仮に別の競技を選んでいたとしても、それなりの成果を出したかもしれない(出さなかったかもしれない)が、森下はきっと野球に合っているんだね。

森下が野球に近づくというより、野球が森下に近づいてきたとさえ思わせるような、不思議なお人です。


 来てくださってありがとうございます
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

スポンサーリンク
〔関連記事〕
森下暢仁、丈夫な身体とかしこい頭を持つ男。

2021年3月7日

森下暢仁を筆頭に無失点リレー。カープの投手陣、今年は豪華だ!


全国の天気予報を見ていて、遠く離れた広島のお天気を気にかける季節となってまいりました。今頃だと、気温が低くないといいな、選手の身体にこたえませんように、と。

3月7日、ヤクルトとのオープン戦(マツダスタジアム)、2対0で、2連勝。

先発の森下暢仁。本番に向けて、昨日の大瀬良大地、九里亜蓮に続き、4イニングを無失点で投了。

しかも、無安打。ストライク先行で、球数51球。今年の目標のひとつ、「今年は球数少なく」を有限実行中。

3回、田中広輔のエラーで走者を出すも、その後、かろやかなフィールディングで併殺打に打ち取り、終わる。ほれてまうやろー。


昨年はプロ1年目にして大車輪の活躍。ハードな1年だったはず。森下のことだから、上手に疲れをとってくれたことと思う(願う)。なるたけ疲れないよう、球数少なく、その調子で。

ところで今日、YouTubeを見ていて、おすすめに「広島東洋カープ 2016 レギュラーシーズンPV」が出てきた。

2016年のカープを凝縮したこのPV、久しぶりに見た。見るたび泣けてくる。年かさの黒田博樹がウェイトトレーニングしている苦しそうな顔に胸がキュン。

最後に、グラウンド整備をしている方、ユニフォームを洗って、たたんで整える方、用具をトラックに積んで運ぶ方、そんな裏方さんたちのシーンがちゃんと入っているところが、またすごくいい。

森下も、トレーナーさんの力を借りて、身体を整えたことと思うのでした。


しかし、昨日に続き今日も、投手戦というか、貧打戦というのか。両チームとも6安打。

朗報は、クロンに待望のホームラン(しかも2ラン)。

この時期は、打者より投手の仕上がり(調整)が早いとはよく言われていることのようですが、昨シーズン通してのカープの貧打ぶりを思うすと、季節的なものなの? そうなの?と、ひやひやもんです。

それにしても、今日は、森下のあと、森浦大輔 → 島内颯太郎 → 大道温貴 → 栗林良吏 → ケムナ 誠と、私の中では豪華リレー。しかも、無失点リレー。ほれてまうやろー(本日2度目)。

カープは投高打低なんて言われないよう、野手陣の身体も気候とともに温まっていきますように。


 来てくださってありがとうございます
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

スポンサーリンク
〔関連記事〕
森下暢仁「今年は球数少なく」、2021年も有限実行

2021年3月6日

オープン戦は最下位決戦でスタート


今日からカープのオープン戦。3月2日から始まっていたチームもあるから、やっとです。

この週末はマツダスタジアムでヤクルトとの2連戦。いきなり、昨年の最下位決戦。

来週は甲子園で、阪神との2連戦。ここ数年、阪神との試合は、お互い点がとれないもどかしい試合が多い印象。

よく言えば、力が拮抗したチームとのゲームが続くとでも言うのか。どちらも、なんとなく、刺激の弱い組み合わせ。

いや。どんなゲームでも、目的意識があれば、課題や得るものあり。刺激的な試合、見せてほしいです。


3月26日の中日との開幕戦。5位だったのに、ホームゲームからスタートとは。なんかごめんなさいね、中日と中日ファンのみなさん。

2001年までは、セパともに開幕戦は前年の上位3チームが主催していた。その後、変更されたにもかかわらず、どうも昔のイメージが残っていまして。

でも、前年の成績がスピード反映される方が、勝負の世界が感じられていいなと思う(きっぱり)。

ホームで始まるのは、カープファンにとっては嬉しい。しかし、中日の開幕投手は、福谷浩司。

カープ打線が打ててないイメージ強し。手ごわい始まり。いえ、勝負に容易いものなどないのですが。

3年連続で、大瀬良大地のエースの貫禄、見たいです。あ、いくら大瀬良が無失点で抑えたとしても、打たないと勝てない。打ってー(非力な願い)。

 来てくださってありがとうございます
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

スポンサーリンク
〔関連記事〕
大瀬良大地、2021年の開幕投手に決定

2021年3月4日

審判と、AIと、診断と


プロ野球開幕に向けて調整にいそしむ選手たちですが、ところで、審判の人たちって、オフシーズンはどんなふうに過ごしているんでしょう?

プロ野球審判FAQ~審判のお仕事編」によると、春には、キャンプ合流の前に合同トレーニングもあるようです。

選手たちはもちろんのこと、審判も体力のいる仕事だと常々試合を見ていて思う。

なかでも球審。1試合で200球以上のジャッジをするのは大変なこと。AIを導入して、審判の負担をなくし、すなわち誤審のモヤモヤをなくしてみては?


そんなの野球じゃない。人間くささが、ドラマがなくなる。という声がすぐにあがりそう。

でも一度、実験してほしい。やっぱり人間が判定する方がしっくりくるわぁ。ということになったら、もとの通りでいいから。

AIがジャッジしたからと言って、選手のプレーから生まれるドラマや人間くささまでなくなるとは思えない。

そんな審判をないがしろにするようなことを考えると批判されそうだ。

ただ、選手やファンをないがしろにしたジャッジを見せられた日には、そんなことを夢想する自由があると言いたくなる。


しかし、それ以上に、AIが本格的に活用されるようになったらいいと心底思うのが、病気の診断。

病院通いも久しくなって、主治医の先生方にはいろいろお世話になっているけれど、まだまだ医学の世界ではわからないことがたくさん。

稀少な症例の場合はなおのこと。世界中の医療のあらゆるデータをもとに診断をしてほしいと思うことがあります。

プロ野球も、審判がいなくなって、すべて自動審判になったらいい、なんて思っていません。選手がいて、審判がいて、観客がいて。それをひっくるめた舞台が野球。

審判の方が味わいを増幅させてくれるゲームも少なくないです。判断の難しい仕事だということも、理解していますです。

ただ、明らかに偏ったジャッジを繰り返す審判がずっと仕事を続けているのを見ていると、審判をジャッジする動きが起こってほしいと、切に思う。

選手(とファン)が思う存分安心してプレーできる(見る)場をつくるのが、審判のお仕事だと思うから。


 来てくださってありがとうございます
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

スポンサーリンク 〔関連記事〕
審判もジャッジして

2021年3月2日

今年もDAZNでカープはダメなの?


春季キャンプも終わり、開幕投手も大瀬良大地に決まり、あとは開幕に向けてオープン戦という段取り。

で、今日から始まったオープン戦ですが、カープだけ、3月6日の土曜日までゲームがなーい(なんで?)。

DAZNのプロ野球公式戦の配信予定を見ていると、今のところ、マツダスタジアム主催のゲームだけは配信されないような。

今年はDAZNでカープが見られるようになったらいいなと淡い期待を抱いていましたが、やはりなのか?

DAZNがサービスが始めた年にはたしか、カープの主催試合も配信していた。だが、そのとき巨人は加入していなかった。

その後、巨人もDAZNに加わったかと思いきや、今度はカープが参加しなくなった。まったく足並みの揃わないセ・リーグです。


宮藤官九郎脚本、長瀬智也主演のドラマ「俺に家の話」(TBS)。今まで興味のなかった能に親しみを持つようになったから、クドカンて、やっぱりすごい。

2月26日放送の第6話がまたおかしかった。

介護している人間国宝の父(西田敏行)を連れてスパリゾートハワイアンズへ家族旅行に出かけた観山家。

そこで、純烈が行っていないスーパー銭湯を回っている、おばちゃんたちのアイドルグループ「潤 沢」のステージに魅せられる、能の宗家に育った息子や娘たち。

「うちら伝統にあぐらかいて芸能の本質を忘れちゃってるのかもしれない。あんなふうに人を笑顔にできるってすごいじゃん」という台詞が、おかしみの中にスパイシー。


地元密着の人気球団ならではのもろもろの事情があるのは承知の助ですが、カープファンは広島以外にもいます。

カープファンが真っ赤にスタンド埋め尽くしているビジターゲームもあります。

この人気にあぐらをかいてないで、全国にいるカープファンのためにも、ネット配信の充実にもっと目を向けてほしい。

目先の利益だけでなく、プロ野球全体を盛り上げようという視点、のぞむ方が無理すか? そういうところから変えていってもらえまいか。もっと愛される球団になると思うんだけど。


 来てくださってありがとうございます
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

スポンサーリンク
〔関連記事〕
パとセの違い・・・ここまでやります、ソフトバンク。

2021年3月1日

大瀬良大地、2021年の開幕投手に決定


3月1日、春のキャンプ打ち上げの日、今年の開幕投手が大瀬良大地に決定。

大瀬良は、2月28日、日ハムとの練習試合で3回無失点と好投。手術開けなので、ゆっくり調整かと決め込んでいたが、なんという順調ぶり。こわいくらい。

今年の開幕投手は森下暢仁に1票、の私でしたが(昨シーズンから決めてました)、これは今年も大瀬良かなぁ・・・と、よぎった。

「今年も大瀬良大地でいきたいと思います。昨日の投球を見て確信した。本人にも言いました」と、佐々岡監督。(「日刊スポーツ」)

2019年、2020年と、開幕投手として先発し、勝ちをつけた大瀬良。しかも、2試合とも内容もよかったうえに、エースの風格を感じさせられたゲームだった。

承知しました。今年もよろしくお願いします。


でも、開幕から徐々にピークが下がっていく印象も否めない大瀬良。

その点、森下はコンスタントに結果を出せる心技体の持ち主。とくに昨シーズンの後半の充実ぶりはすごかった。

開幕投手はゆずりましたが、森下への期待値は変わらず大きい。来年こそ、ぜひ。

ところで3月1日、巨人の田口麗斗とヤクルトの廣岡大志のトレードが発表された。

そうですか、田口ですか。昨年の沢村拓一のトレードも、えっ。という感じでしたが、ここのところ思い切りよく選手を放出してます、巨人。

田口は広島出身。ならばカープにと一瞬思ったけれど、カープファンだったわけではなさそうですね。ツーン。


昨年はどうしちゃったの? という結果になってしまったけれど、あれほどの実績を残したジョンソン。

その後の話を聞かないのだが、どうしているの?

投手陣は先発・リリーフとも、競争が期待できる選手が揃っている一方で、左投手の人手が少ないカープ。

床田寛樹、高橋昂也、その穴を埋めるどころか、どうぞ盛り上げて。


 来てくださってありがとうございます
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

スポンサーリンク
〔関連記事〕