2021年3月22日

2021年オープン戦、投手陣は最後まで魅せてくれた


オープン戦、終了しました。3月21日、ソフトバンク戦(マツダスタジアム)、2対1で逃げ切る。

昨年10月に右鎖骨下静脈血栓症除去術を受け、キャンプを2軍スタートした野村祐輔が先発。

5回2安打無失点、しかも無四球。テンポのよい投球で、最後の最後に、開幕ローテをもぎとった。

昨シーズン、フルに投げられなかった借りを今年は返す。そんな意志を感じる投球でした。ちょっとしびれました。


7回・8回・9回は、ドライチニッサントリオ、森浦大輔、大道温貴、栗林良吏の無失点リレー。

大道の向かっていくピッチングも魅力的だが、森浦の、ひょうひょうとした独特な間合いはかなり魅力的。簡単にはつかまらない、そんな感覚を抱かせてくれます。

栗林が、9回、2アウト満塁の場面を作りながらも切り抜けたシーンは、緊迫感あって、しびれた。
 
新人にしてクローザーという重責を負う栗林。ものすごく現場で鍛えられそうですが、期待に応えてくれそうな器を感じます。

「立場が人を育てる」で、いきなり過酷な役割ですが、与えられた場所で自らさらに器を大きくしてもらえたらと、応援したいです。

 
最後、栗林と坂倉将吾が笑い合っているシーンも、よかった。坂倉はまたもパスボールを繰り出してはいたようですが、この覇気を感じる面構え、私は応援したいです。

森下暢仁に続き、いいドライチニッサンが入ってくれて、カープに活気が。

しかし、オープン戦、防御率がソフトバンクの2.09に次いで2.11だったのとは対照的に、打率は0.197で、12球団最下位。唯一の一割台。本塁打の数も3本と最低。

どちらも見た印象どおり、数字に表れておりました。

オープン戦の成績なんて当てにならない、とはよく言われること。でも、この決まり文句をカープ打線は払拭できるのか。モンモン。

覆してもらえたその日には、拍手喝采ですけれども。逆にまた、防御率も、あれはオープン戦だったからとなりませんよう、選手もベンチのみなさんも、引き続き、よろしゅうおたのもうします。


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