2021年5月31日

ネバラスカスも佐々岡監督もプロのレベルじゃなかった


5月30日、ロッテ戦(ZOZOマリンスタジアム)、7対1。負け越し。完敗。

初先発・ネバラスカス、3回持たずに降板。2回2失点。3回1失点。どちらもフォアが引き金になった。

3回、ノーアウトで連続フォアを出したとき、「交代して、交代して」とやきもきしても、動かないベンチ。1失点して、2アウトとったところで、やっと高橋樹也に交代。

昨日の(いや、これまでの)試合から何も学んでない。交代のタイミングがいつも遅い。雰囲気悪くなる一方なのに。

いつも試合がこわれていくのを見守っているかのよう。未来永劫こうなんだろうか(そうなんだろうな)。

お客さんに見せるレベルでない状態で、どうして1軍で投げさせるのか、その起用にも疑問。あれ、こういう感じ、見たことあるぞ。モンティージャか、スコットか。


頼みの樹也も回またぎの4回、打率0.125の佐藤都志也にソロボームランを打たれ、1失点。

5回から2イニング投げた大道温貴も、6回に3失点。とどめをさされる。

7回は、6点ビハインドで、中﨑翔太。初戦で、5点リードの場面で突然出てきて、2点差に縮めた中崎。そうそう、まずはこういう場面で。本日は無失点で落ち着きのある投了。

8回は、中田廉。依然として6点ビハインド。そうそう、こういう場面でお願いします。中田、本日は三者凡退。


投手陣も引き締まらなかったが、打線も得点は6回松山竜平のソロホームランのみ。

打線は、昨日活躍した中村奨成が5番、林晃汰が6番と、やっとベンチが動いたことは喜んだが、今日は打線自体が機能しなかった。

宇草孔基は2安打1盗塁と気を吐いていた。

盗塁も5コ許した。


よかったのは、5回裏、エチェバリアの打球をサード・林がダイビングキャッチして、併殺をとったところ。

長年のカープのサード問題解決! 林で行こう。打撃にも覇気を感じるし。

投打ともに、あまりよいところがなかったが、3回の投手交代のタイミングといい、ベンチの判断の悪さにはもう言葉がない。これはプロの仕事なのか。

この目にあまる采配。相手チームやファン、解説者から笑われてないか、馬鹿にされていないか、心配になるほど。でも、佐々岡監督は自分のしていることがわかってないんだろうな。つける薬もない。

せめて選手が頑張らないと。いま、目立つチャンスですよー。こんなチャンスはないですよー。


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2021年5月30日

試合の流れが読めないリリーフ起用、これじゃいくら個ががんばっても・・・


5月29日、ロッテ戦(ZOZOマリンスタジアム)、7対3。

「あれは勝てた試合だった」とよく聞く台詞だが、実際負けてるわけで、勝ててない。どの口が言う、と、いつも思う。

でも、工夫すればもう少しなんとかなったんじゃないかと思った試合だった。

たとえば、1回、3塁に進んだ田中広輔の走塁死。このスタートがもっと緻密だったら・・・と。そういうことが出来ていないから、今こういう状況なのかなと。

昨日の、西武・阪神戦。9回の、佐藤輝明と平良海馬の力と力の対決、見ごたえあった。軍配は平良に。こういうシーンを見ていると、個の力の大きさをものすごく感じる。

でも、昨日のロッテ戦。リリーフ陣の起用の仕方等々見ていて、個の力の及ばないところで、負けを誘導しているように思えた。


1回裏、玉村昇悟、三者凡退で上々の滑り出し。

2回、8番・林晃汰がプロ初ホームラン。1点先制。よっしゃー。

美馬学が相手でも、なんとか戦えるかもと、諦めるのをやめた瞬間でした(美馬、打たれた瞬間、しゃがみこんでた。しゃがみこむな、エース級なのに)。

三者凡退でスタートした玉村、2回裏は2塁3塁を招くも、踏ん張る。

3回裏には、レアードのタイムリーで同点に。続いて満塁のピンチも踏みとどまり、傷口は広げない。

4回裏も、2塁3塁を招くも、切り抜ける。

5回、カープ打線は、林ヒット、中村奨成フォア、田中の進塁ゴロで2塁3塁とするも、エチェバリアの好守に阻まれ、無得点。踏ん張る若鯉をなかなか援護できません。


5回裏、ヒットとフォア2つ(審判の誤診のような判定もあり)を織り交ぜて、満塁。エチェバリアが2点タイムリー。ここは玉村、踏みとどまれなかった。

5回3失点で降板。でも、大崩れはしなかった。次も見たいと思った。

だが試合後、佐々岡監督は「楽しみな投手なのは間違いないけど、次回はちょっと考えようかな」。(「デイリースポーツ」

は? ここは経験積ませて、使い続けて育ててほしいところなのに。

昨年の遠藤淳志以上に期待を感じるのだけど。また目先の小銭を追うんだね。緑を育てて、森をつくる気ないんだね。 この展望のなさ、気持ちが荒涼砂漠になりました。


6回、長老・松山竜平がソロホームランで、3対2と迫る。ここで勝ち越して、玉村に勝ち投手の権利を。の願いかなわず、後続かず。

でも、1点差。まだ諦めへんでぇ。の、6回裏は、菊池保則。んー? 勝ちパの投手温存? それもときには大事なことだが、ここは攻めていくシーン。んんん。 荻野貴司にホームラン返しされて、2点差に。

これは、士気が、少し、下がります。

7回、中村奨成,がヒットで出塁、2盗も決めた。田中のタイムリーで、今日も奨成ホームベースを踏んで帰ってきた。4対3。また1点差に迫ります。

7回裏は、中田廉。うーん。挽回ムードに、また士気が下がりそうなチョイス。

フォア連発で、満塁こしらえる。「代えてー」と叫べど、代えないベンチ。Why? 中田は無失点と踏みとどまりましたが、よくやったなんて言えない。


8回裏、ここに来てコルニエル。なんか、ちぐはぐ。何がしたいのかよくわからない。

150km後半の速い球をどんどん投げるが、フォア2つ。エチェバリアに3ランを打たれ、7対3。とどめ、さされる。球、高かった。

一時は安定感を誇っていたコルニエル。ここのとこ、とみに外国人選手に打たれているような。外国人選手は速い球に慣れてるし。

配球の工夫等々、個の力で、もう少しカバーできるところはあるとしても、試合の流れが読めていない指揮官ではチームを導けないことをしみじみ(今更ながら)感じた試合だった。

打撃好調の奨成が9番というのも、小園海斗のとき同様、不可解。これだけ得点にからむ活躍をしているのに。試合をご覧になっていなかったとでも?(ボッ、小噴火)

 もっと打席に立ってチャンスを作る機会をみすみす見逃すなんて。勝つ気あるのか。何を大切にしているのか。ここは年功序列なのか、プロの世界なのに、ポイズン。ここでも気持ちが砂漠化。


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2021年5月29日

森浦大輔、うれしい初勝利。10セーブ目の栗林お兄さんはボールをグイッと手渡しました


5月28日、ロッテ戦(ZOZOマリンスタジアム)、8対10。

打ちました。点取りました。珍しいことに、3回から7回まで毎回得点。

本日はキャッチャーで出場の中村奨成は、2安打、1振り逃げ、1フォアで、全打席出塁(7回で交代したんだけど)。盗塁も決め、ホームベースを踏むこと3回。見たか、ベンチ!

松山竜平は2安打4打点、田中広輔は2安打1打点、ベテランも今日は得点にからみました。宇草孔基も走って打って、1打点。

メヒアにいたっては4打数4安打。

カープは16安打で10得点。ロッテは6安打で8得点。長打のないカープの、ちょっと効率悪さ発揮とはいえ、相手エラー頻発にも助けられ、10得点。勝ててよかった。


カープの先発は、今シーズン初先発の矢崎拓也。待っとったでー。なのだったが、1回裏、出ましたフォア。そののち、レアードの2ランで2点先制される。

リーグトップ6勝の髙橋優貴のことを、巨人の投手コーチは「ボール球も持ち味」と話していた。

たとえフォアを出そうとも、点をとられなければ、すべてよし。でも、こういうとき、やっぱりファオはもったいない。

3回裏、4回裏は三者凡退の矢崎。

5点リードで迎えた、4年ぶりの勝ち投手の権利が目前の5回。3つのフォアを繰り出し、中村奨吾に2点タイムリー、レアードのセカンドフライをマーティンがタッチアップの好走塁でもう1点。5対7と迫られる。

矢崎はあと1アウトというところで、踏ん張れず、森浦大輔と交代。


森浦は回またぎで、6回も無失点に抑える。パフパフ~。

7回のコルニエルは三者凡退。最後は161kmを連発していた。ちょっとスタジアム、ざわめいた。

5対10、5点リードでマウンドに上がったのは、お久しぶりの中﨑翔太。なぜいま中﨑?の感はあったが、5点差はお試し向きのシチュエーション?

3連打で2失点、ゴロで1失点。あぁぁぁぁ。なんとか3アウトはとったものの、1軍に来るべきではなかったことが如実に。

8対10と2点差に。9回、セーブシチュエーションでの栗林良吏の登板をお膳立てした。劇場支配人は健在だった。


栗林、三者凡退で、やっとの嬉しい10セーブ目。まだ登板2回ですが、パ・リーグの上位打線相手にも、しっかりと戦えている。

チームを離脱中の森下暢仁とも連絡を取り合い、「暢仁が帰ってくるまで頑張るから、帰ってきたら頼むぜ」という話をしているらしい。(「デイリースポーツ」)

栗林の10セーブ目とともに、嬉しかったのが森浦の初勝利。栗林はベンチに向かいがら、森浦にボールをプレゼント。「いらない」と照れる森浦にグイッと手渡したそう。お兄ちゃん、わかってるね。(「スポーツ報知」)


森浦、照れ屋さんなんやね。でも、ハニカミながらのヒーローインタビュー、めっちゃ嬉しそうだった。可愛らしかった。孫を見るような、おじいちゃんを見守るような、なんだこのないまぜな面白さは。

「どんな投手になりたいですか」の質問には、「チームを勝ちに導けるような投手になりたいです」。作文みたいだけど、よう言った。頼むで。

また、「二人(同期の栗林と大道温貴)に負けないように頑張っていきます」の言葉を聞くと、切磋琢磨できる相手が身近にいる幸福をしみじみ。

投手間の競争はうまく働いているのに、野手間の段差をなんとかしてほしい。せめてこの、新型コロナによる離脱者を余儀なくされた状況をきっかけに。

昨日から、菊池に続いて、小園海斗も活動再開とのこと。待ってるよ~。

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2021年5月28日

後味の悪い試合、リリーフ陣はがんばった


5月27日、西武戦(マツダスタジアム)、4対4。

試合前、西武の源田壮亮が37.5℃の発熱とのニュース。なんかいやな感じがしました。

試合直前、PCR検査の結果が出て、陽性判定。7人の選手がベンチを外れることにも。先発予定だったニールも、ダーモディに急きょ変更。控え野手は2人だけ。

これは弱いカープへのハンデなのかと思えるほど、西武にとって不自由な状況。

こんな状況で試合するの? 観客がスタジアム入りしていて中止できる状況ではなかったから? この3連戦、もっと早く中止を決めるべきだったんじゃないかという思いがまたぶり返す。


昨年、NBPは医療関係者をアドバイザーに置いていたと聞いていたが、今年はどうなってるの?

背広を着た人たちが会議しても何も決められない。試合開催の決定権は誰にあるの?

いろんな規約があるのかもしれないけれど、こんなとき、まっとうな判断ができるトップがいれば、もっと早く行動できたと思えてなりません。

感染症を甘く見ているように見える。なんとかなるんじゃないかって、まるで今の政府みたい。今回の対応についてあまり取り上げられていなくて、そのことにも、ものすごく違和感。

後味が悪いまま、試合は始まる。


1回、先発・床田寛樹がいきなり3失点。40球も要する。2回にも1失点。3回4失点で降板。試合をつくれませんでした。なんじゃごぅりゃあ。

打線は、あくまでも1番・田中広輔。1番田中の幻影はそんなにも強いのか。

2番は中村奨成。奨成は1回、慣れないレフトの守備で落球、タイムリーエラーとなる。奨成にはキャッチャーが似合う。この配置、なんとかしていただけまいか。

初回の打席で、エラーを取り返すべく、ヒット。なんだけど、3番が堂林翔太で、併殺。いくら2番に置かれても、田中と堂林にはさまれては生殺し状態。

しかも4回には早々に宇草孔基と守備交代させられる。この奨成の使い方の雑さ。ベンチを信用できない。


2回裏、復活の西川龍馬ヒット、クロンもヒット、復活の坂倉将吾がタイムリーで1対4。この日の坂倉はよう打った。

だがしかし、チャンスは続くも、最後は安部友裕併殺。

3回裏と4回裏と5回裏も、得点圏のチャンスで堂林凡退、安部見逃し三振、堂林凡退。

6回、西川と坂倉ヒット、森友哉の悪送球で1点。安部のタイムリーで1点で、3対4。

連続フォアの後、満塁で、松山竜平。で、ショートゴロ。怒るどころか、あー、やっぱりいつもの。と、空笑いが我が家に響く。


7回裏、坂倉が犠牲フライで1点追加、4対4の同点に。しかし、1塁3塁で、安部凡退。

8回裏、代打の磯村嘉孝が2塁打を放つも、堂林が凡退。

田中はノーヒット。安部、堂林はチャンスの場面でわくわく感なし(松山もな)。なぜかベンチで重用されているトリオ。なぜ、なぜなんだ。

限られた選手で試合をやる状況とは言え、その中でも入替は必要。火を見るより明らかなのに。


試合をつくれなかった床田のあと、4回5回は菊池保則、6回は高橋樹也、7回は大道温貴、8回は復活の塹江敦哉、9回は栗林良吏と、オール無失点。リリーフ陣が試合を立て直した。

栗林はまたしても連続無失点記録を更新。もっと勝ちを、セーブをつけてあげたい。頼むよ、先輩がた。

しかし、何事もなかったかのように試合が続くのは、なんとも居心地悪かった。感染を見て見ぬふりしている政府みたいで。

そんな中、菊池涼介が活動再開とのニュース。チームにはまだ合流せず、自主練習をスタートするとのこと。急変とかなくて、ほんとうによかった。


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2021年5月27日

やっぱり楽しい交流戦、意外とセ界に活気が


交流戦、始まりましたね。隣の芝生は賑やかそうだ。楽しそうだ。

「カープと西武の2試合は新型コロナの影響で延期になりました」とサラッと触れる程度で、活気ある試合結果を伝えるスポーツニュース。

今回、カープと西武の試合を開催するかどうか、当日の午前中に決定するというあまりに後手にまわった判断はけっこうひどい対応だと思いましたが、表向き、さほど問題にもされず、違和感覚えました。

他チームのファンにとっては、カープと西武の試合がなかったところで、関心ある人は少ないのかもしれないけれど。お互いさまかもしれないけれど。

これまでカープは新型コロナの影響はなかったので、応援する側としても、今回のことは、なかなかの新しい体験となりました。


巨人は岸、則本を打ち崩して楽天に2連勝。中日はソフトバンクに2連勝(初戦は完封。柳、やるな)。ヤクルト、阪神、DeNAも1勝1敗と、セ・リーグが善戦。まだ始まったばかりだが。

26日、ホームの神宮球場で初勝利のヤクルト・田口は、お立ち台で「必ずトップに立ちます」と元気だ。セに活気が。

昨日は、DeNA・オリックス戦を少し見ました。うわさのオリックス、宮城大弥。19歳と思えない落ち着き。テンポよく投げていて、頼もしかった。

ふだん立たない打席に立ったときも嬉しそうだった。で、ヒットを打ったりなんかして。気持ちのいいスイングしていた。

やっぱり交流戦、楽しい。

26日、PCR検査を受けたカープ関係者132人は全員陰性判定。27日の西武戦は開催されることに。これは喜ばしいことなのか。カープにも西武にも、感染が広がらないことを願うだけ。


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西武との交流戦、当日の午前中に決めるって、後手後手にもほどがある

2021年5月25日

今日と明日の西武戦は延期、やっぱり判断遅すぎる


本日の西武との交流戦は延期に。明日、26日の試合も延期が決定。

ところが、27日は開催を準備しているとのこと。いろいろ事情や思惑はあると思うが、なんだか中途半端だ。

保健所から、「陽性者との接触状況から今後も新型コロナウイルス感染の可能性を否定できない」との判断を受け、2試合の延期を決めたとのこと。

さすがに強行しなかったことにはホッとした。なのだが。


政府も、新型コロナ関連で、たとえば緊急事態宣言を出すかどうかというとき、「専門家の意見を聞いて」と、よく呪文のようにとなえている。

もちろん、こんな未曾有の感染症を前にして、専門家の意見を頼りにするのは当たり前のこと(専門家にだってまだ新型コロナについてわからないことはたくさんあるだろうけど)。

そう言いつつ、専門家の意見も聞かず(専門家も強くは言えず)、GoToトラベルキャンペーンなんか強行して、感染拡大させたりもした(普通に考えれば、感染拡大するのは予想できた)。

でも、わからないことが多いなりに、1年以上コロナとつきあってきた私たち。少しはこれまでの経験をもとに、自分の頭で判断できることもあるはずだ。人ごみに出かけるのは避けた方が今はいい、とかね。


球団も、NBPも、保健所の判断を待って、当日の午前中に試合開催の判断を先送りした。

12人もの感染者が続々と出ていたこと、西武の選手・スタッフが前日に遠方から移動してくることを考えただけでも、今日の延期だけでも早めに自分たちで判断できたはずだ。

西武の応援に東京からかけつけたファンの方もいたようです。「(中止か)はっきりしなかったので来るしかないかなと。昨日わかっていれば中止していたんですけど、(発表が)きょうの朝だったので」(「テレビ新広島」)

保健所や専門家の判断を盾にして、自分たちで考えるのをやめていたのは、運営する側として、あまりに心無いことだと思う。


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西武との交流戦、当日の午前中に決めるって、後手後手にもほどがある

2021年5月24日

西武との交流戦、当日の午前中に決めるって、後手後手にもほどがある


25日からの西武との交流戦はどうなる?

24日、12球団の代表者会議で決めるとのことでしたが、 保健所の判断が出ていないため、25日当日の午前中の会議で決定することに。(「日刊スポーツ」)

 てっきり中止かと思っていましたが、判断は先送りに。はぁ?

明日の午前中、保険所の判断が出るということなのか、それ抜きで話がまとまらなかったということなのか、詳しい会議の内容はわからないが。

不測の事態、決断するのはたやすいことではないけれど、それが出来ないのなら、そういう役職につかない方がいい。つくなら、何か起きたとき、決断する立場にあるという覚悟を持って、ついてほしい。


西武は試合があるかどうかわからない状態で、今日、広島へ移動予定とのこと。そんな。(「日刊スポーツ」)

大瀬良大地とダーモディ、予告先発もしれっと出ている。こんな状態で準備をしろと。

西武の選手をわざわざ移動させて、決断先送りだなんて。観戦を予定しているファンの方にとっても、後手後手すぎる。お役所仕事のようで、びっくりしました。

もう25日からの西武との3連戦はないものと思っていた(いる)ので、こんな物言いになってしまいましたが、まさか・・・。

やるならやるで、びっくりです。


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2021年5月23日

〔速報〕九里亜連があらたに新型コロナ陽性判定、激震がとまりません


先ほど、九里亜蓮が新型コロナ陽性とのニュースが。

昨日、森下暢仁と高橋昂也が濃厚接触者と判定されたニュースには、またも激震が走りましたが、ドン、ドン、ドーン。と来て、またドーンです。

25日からの西武との交流戦は一体どうなるのか。24日の12球団代表者会議で話し合われるとのこと。

だとしても、西武は広島への移動を控えている身。前日に決定って、遅すぎませんか。1チームに12人もの感染者が出ている状況というのに。


森下と昂也が戦力から外れると聞いた昨日は、これでもかこれでもかと、ドーンと来ました。森下の最多勝が、二桁勝利が。ただでさえ、打線の援護がとぼしく不利な状況なのに。

森下、あんなに投げたがってたのに。手術とリハビリを経て、やっと投げられる喜び感じている昂也だったのに。

もう戦力ダウンでもなんでも、2軍あわせて総力戦で火事場の馬鹿力を発揮するしかないと思っていたが、九里までも。

いえ、このまま試合ができる状況かどうかさえ不透明ですが。


東京オリンピックも、もはや開催することしか想定されていないおかしなことになっていますが、もし開催されるとしても、こんな状況でプロ野球から代表選手を出したいとは思えません。

ここまで新型コロナの状況が悪化する前の話だが、日本代表として出たいと語っていた鈴木誠也。

今年の4月、日本代表の先発候補として森下に期待しているという稲葉監督の談話を聞いたときには、「そっとしといて」という気持ちになった。

そら目を付けられますわ。あんないいピッチングしてたら。メンタル強いし。いえ、本人が出たいならば、そうですか、わかりましたと言うしかありませんが。

私としては、オリンピックに出て疲労を重ねて調子を崩すより、ペナントレースに力を注いでほしいと思っていた。メジャーリーガーみたいにさ。だって、プロ野球なんだもん。


そこは森下、「候補に選んでいただいているのは光栄です」と、稲葉監督の顔を立てつつも、「でもまずはシーズンに集中して頑張っていきたい」と話していた。(「スポーツ報知」)

森下も、オリンピックよりペナントレースと、はなからそう思っていたのではと踏んでいます。声かけられても断ってと思っていましたが、シーズンすらこのまま予定どおり進むのかどうかもわかりません。

いま、選手たちもいろんなこと、考えているんでしょうね。

昂也は投げたくても投げられない時間を長く過ごしてきた。いろんな経験をしてきた。今もなにか感じ考えているんだろうなぁ。

そして、また投げられる状況がやってきたとき、そういうことものみこんだあのポーカーフェイスでマウンドに立つ姿を見たいです(そう、お立ち台では笑顔を)。


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2021年5月22日

カープのコーチ、二流ばっかり問題について再び


阪神との3連戦が延期。投げたくて、打ちたくて、うずうずしている選手たちのことを思うと、ほんとうに無念。

先行きはまだはっきりと見通せませんが、全国的に新型コロナの感染者が増えている今、プロ野球やカープに影響が出てもおかしくない。来週はどんなふうになっているのか。

試合はないけれど、今日は5月19日の巨人戦を見ていて気づいたことを書きます。

巨人戦で初スタメンマスクをかぶった中村奨成。九里亜蓮とのバッテリーも、チャンスの場面で2打点をあげた打席も、感動的だった。

奨成も、小園海斗も、世間でいうところの顔立ちが整ってるタイプではないのだけど、二人とも野球選手として華がある。打席でも、守備でも。

活躍する選手はどのチームにも一定数いるが、この華は誰もが持ってるものじゃない。

そんなことを考えていて、思い立ったことがある。


5月11日のブログで、作家の森博嗣さんのこんな言葉を紹介した。

ときどき、「一流の選手はコーチには向かない。天才的な人には、ノウハウがない、初心者の気持ちがわからないからだ」といったもの言いが聞かれる。だから、二流や三流の才能に指導を受けたほうが良い、という理屈らしいけれど、これは正しいだろうか? (中略)
ケースバイケースであろう。ただ、僕は、学ぶならば一流から学ぶ方が効率が高い、と考えている。(勉強の価値』幻冬舎新書)

長野久義が丸佳浩の人的補償としてカープにやってきたとき、緒方前監督はなかなか長野をスタメンとして起用しなかった。

経験ある長野にもっと仕事してもらえることはあったと思うのだが。

人気球団にいたスター選手をどう扱っていいかわからない、素直に起用できないこだわりみたいなものを勝手に感じた。

緒方前監督も、カープのスターとして活躍し、愛された人だったと思うのだけど。


4月22日、小園はやっとスタメンとして起用されたが、ファンから見ると「遅い!」の一言。その後、 打率を上げても、長く下位打線に置かれてもいた。

奨成も、出れば結果を出しながらも、スタメンとして続けて起用されることはなく、2軍に落とされたりもしていた。

カープのコーチ陣が、もし現役時代一流クラスの人たちだったら、華のある選手とも、もっとフラットに向きあえるんじゃないかと思ったのだ。

人間だもの、相性もあります。一流なら誰ともフラットに接することができるとも言い切れないが、自分より実力のある選手に引け目を感じることはないんじゃないだろうか。

なにより、一流ならば、相手をリスペクトする気持ちを大事にすると思う(佐々岡監督は選手時代一流だったと言っていいと思うが、監督に向いていると思えない上に、打撃や野手のことはわかってないと思うので、ここでは置いときます)。


そう言えば、現役続行を希望していた小窪哲也。今どうしてるのかなと時々思い出していたのだが、こんな記事が。(「デイリースポーツ」)

昨年、カープからの指導者への打診を断って、自由契約の道を選んだ小窪。いまだオファーはないが、今も諦めず、トレーニングしているそうです。

「まだ野球を続けたい」というのが一番の理由。「外に出てカープとは違う野球を見てみたい」と思ったことも、カープを出たもう一つの理由だったという。

黒田博樹氏や新井貴浩、長野らとプレーする中で、「他球団を経験した人の話を聞くと、球団によってやり方が全然違うし、僕の知らないこともたくさん知っていた。カープの野球しか知らない自分はこのままコーチになってもいい指導はできないと感じた。視野を広げるためにも他球団で、もっといろんなことを経験してから指導者になりたいと思うようになったんです」と。


私がカープの試合を見るようになったのは2015年から。小窪が一番輝いていたときは知らない。フォアでガッツポーズしてるんじゃないよと思ったこともある(いや、選球は大事なんですけど)。

でも、この言葉を聞いて、小窪、いいなと思った。

今のカープのコーチ陣は、カープしか知らない人がほとんど。もちろん、限られた世界で自分の器を広げることができる人もいると思う。

それでも、違う景色を見てきた人の存在は大きい気がする。コーチの多様性も必要と強く思ったのでした。


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2021年5月21日

〔速報〕5月21日からの阪神3連戦は延期


昨夜、寝る前、鈴木誠也、長野久義、羽月隆太郎、大盛穂、石原貴規らも新型コロナに感染とのニュースを知って、思わず声をあげた。

今日の阪神戦は延期。お昼を過ぎてやっと発表された。今の政府のような対応の遅さ。

今日は森下暢仁の日。しかも、5月19日、巨人戦で初スタメンマスクをかぶった中村奨成とのバッテリーを楽しみにしていたが、それどころではないですね。


チームは低迷しているけれど、小園海斗、羽月ら若い選手がチームに動きを与え始めていた。

その矢先、菊池涼介、小園、正随優弥が新型コロナ感染で離脱。ショックな出来事だったが、それを機に、林晃汰、奨成らがスタメンで起用された。

こんな状況にでもならないと思い切った起用(決断)ができなかったベンチ。

でも、これをきっかけに活躍して、ベンチに思い知らせてほしいと、これからを楽しみにしてただけに、無念です。

今回の感染拡大はカープの話だけにとどまらないということになるかも? 菊池ら選手・スタッフの容態ともども、気になります。  


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2021年5月20日

中村奨成の日、ベンチよ見るがよい


5月19日、巨人戦(東京ドーム)、2対10。たくさん点を取りました。

今日は中村奨成の日と呼びたい。

スタメンを見て、タイムスリップしたかのようなオーダーにまた諦観の笑いが。田中広輔が今日も1番。打率1割台の1番て。3番には打率2割の長野久義、6番は堂林翔太、7番は野間峻祥。昔の名前で出ています。

そして、今日は九里亜蓮の日。ところが、キャッチャーは中村奨成。

おぉ。思い切ったこと、ベンチもやってくれるじゃないか。いえ、このときまだ坂倉将吾が新型コロナのため大事をとってベンチ外だったことを知らなかったのです。

2回、1塁2塁の場面で、早速、奨成。ここは凡退に終わる。まだ序章です。


4回裏、岡本和真がソロで、巨人が1点先制。

5回、奨成がヒットで出塁。羽月隆太郎のタイムリーでホームベースを踏んで帰ってくる。

若鯉がビチビチはねて、1対1。いま、カープを動かしているのは若鯉なのだという象徴のようなイニング。

6回、クロンフォア、堂林ヒット、野間フォアで満塁。ここで奨成が、ここぞの場面で2点タイムリー。プロ初打点。よっしゃーーー。

九里がバントで送って2塁3塁。ここで、リーグトップ5勝無敗だった髙橋優貴がマウンドを降りる。よっしゃー。

田中が続いて2点タイムリー。鈴木がタイムリー。クロンが満塁ホームランで、一挙9得点のビッグイニングに。この間、巨人はピッチャーを3人交代させる事態に。

追加点はいくらあってもウェルカム。クロンの満塁打も気持ちいいが、ここぞの場面で最初に打った奨成が大きかった。


6回裏、丸佳浩のタイムリーで2対10。

9回裏も九里が続投。打撃好調のウィーラーに今日は仕事をさせませんでした。

最後は、重信慎之介のライトフライを、曽根海成が帽子をとばして回転レシーブみたいなスライディングキャッチで3アウト。終わり方も素晴らしかった。曽根、カッコイイぞー。

初マスクの奨成をリードしながら、九里完投、奨成も完走。この九里の姿にも感慨深いものが。立派になられて。

リーグトップタイの5勝目。ほんとなら7勝くらいしててもおかしくない投球を続けてきた九里(援護が、援護が)。よそさまのチームも、そんなにザクザク勝っているわけではないのですね。


ヒーローインタビューは奨成。すがすがしい。10代のころより、いい顔になった。声も落ち着いていて好感持てる(落ち着いていないのは羽月。が、羽月は羽月で好感持てる)

甲子園のスターで、ドライチに。でも、その後は怪我にも見舞われ、平坦ではなかった。まるで苦労人のような表現をされるが、まだ21歳。

奨成、坂倉、石原貴規と、捕手王国になるのでは、カープ。會澤先輩を昔の名前で出すのはもうやめよう。

今年は開幕から、打席に立つごとに(毎回とは言わずとも)、結果を出してきた奨成。だがしかし、出ししぶってきたベンチサイド。

なぜ出さぬ、もっともっと。と、ずっと思ってきた。

新型コロナでたくさんの選手が出場できなくなった状況で、やっとスタメンでキャッチャーとして起用。こうでもならないと起用できなかった。これまでのベンチの見る目のなさも際立つ試合となった。


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2021年5月19日

「緊急事態をチャンスに」・・・そう上手くはいかないが


5月18日、巨人戦(東京ドーム)、7対2。

菊池涼介、小園海斗、正随優弥の新型コロナ感染のニュースを知ったのは、昨日の朝。ネットのニュースを見ていた家族から「大変なことが・・・」と知らされ、衝撃を受けた。

チームでいま一番打っている菊池と小園が。これから1軍でブンブン振ってほしい正随が。よりによって、この3人が。

39.8℃の高熱を出しているのに自宅療養という菊池。病床の逼迫をこんな形で具体的に知らされたこともショックでした。菊池の身体が心配です。

感染は確認されなかったものの、大事をとって、ロッカーが近かったり、会話していた選手・・・松山竜平、大盛穂、西川龍馬も登録から外れる。

あっ、石原貴規も。ガーン。栗林良吏のフォーク、坂倉将吾だと安心して見ていられない。磯村嘉孝に頼もう、せめて。と思っていたら、磯村も。うぬー。


開幕後、ずっと思いきった選手の入れ替えをしてこなかったカープベンチ。こんな形ですが、入れ替えの機会が訪れた。とりわけ若手にとって、チャンス到来。

んだけど、1番はやっぱり田中広輔なのかぁ。3番は安部友裕。結局は固まった思考を変えるのは難しいのだなと、もう笑ってしまった。諦観で。

しかし、やっと林晃汰がスタメン8番に。このチャンスを活かさでか。

8番には久しぶりの宇草孔基。あー、昨年のつたない守備がまだ脳裏に。まだ手放しで喜びませんよ。


先発は大瀬良大地が帰ってきた。予想外の早さ。今年、投手キャプテンをまかされた大瀬良。そんな肩書きなくても、大瀬良はキャプテン的存在。

2軍で調整していた開幕前、ずっと2軍にいた小園のことを気にかけてくれていたり、先日も、2軍でバッテリーを組んだ中村奨成とはイニングを終えるごとに話し合っていたり。

投手だけでなく、若い野手たちにも、目を向けるそのふところ深さ。

もともと大瀬良が持っていたものもあるだろうけれど、黒田博樹と過ごした時間が大きかったのではと私は思っています。

九里亜蓮や森下暢仁もいるけれど、精神的な支えはやっぱり大瀬良なのかな、という存在に。

でもね、九里や森下のような身体の強さがないのが、支えきれないところ。毎シーズン、後半失速していくイメージが気にかかる。


打線は5回、鈴木誠也、坂倉将吾の連打でワンアウト1塁3塁。ここで林がプロ初打点。よっしゃー。続いて宇草もゴロで1打点。2点先制。

いる人でがんばろう。とくに若手にはチャンス! という気運の直後、5回裏、大瀬良が3失点。

この日、6回3失点。先発としての仕事は果たしたが、甘い球はやっぱりきっちり運ばれる。

ベンチは早く大瀬良に戻ってきてほしかったのだろうけど、もう1試合、2軍で調整してもよかったのかな? と、これは後だしジャンケン思考。


6回、満塁のチャンスにクロンがファウルフライ。7回裏、1塁2塁の得点圏で、奨成がショートゴロ。

7回裏、コルニエルがDeNA戦につづき、岡本和真に2ラン、スモークにソロを連打され、ととどめをさされた感が。

9回、クロンが2塁打、宇草がフォア、長野久義がフォアで、満塁。も、田中と堂林が凡退。この全然こわくなさ。ぬるま湯のごとく。今回の大きな入れ替えの前から、入れ替えの必要を感じさせていた二人が、それなりの結果を残すことに。

主力選手がいなくなったから入れ替え。ではなく、必要な手入れを。

でも、ベンチには期待できない。この機会に、チャンスをもらった選手は(若手は)どんどん目立とう。それしかない。


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2021年5月16日

小園ついに5番、打たれても打たれても無失点の床田、ただ働きの栗林


5月16日、DeNA戦(マツダスタジアム)、3対3。

天気予報見て、てっきり今日も雨で中止かと思いきや、いやいや、ゲームは完走しました。

床田寛樹は毎回ランナーを出すも、5回無失点。

4回は満塁の場面で併殺に。5回は、小園海斗の送球エラーと連打とソトへのフォア(ソト粘った)で、また満塁。ここも、宮﨑敏郎を打ちとって、後輩のエラーをカバー。

球数73球だったが、5回で降板。でも、1点も取られなかった。


1回裏、羽月隆太郎の3塁打の後、鈴木誠也が犠牲フライで久しぶりに打点をあげ、1点先制。

4回には、小園のデッドボール、堂林翔太の進塁ゴロ。今日7番に下がった西川龍馬、こちらも久しぶりの打点をあげ、2対0。

床田は勝ち投手の権利を得て、マウンドを降りたわけだ。

逆に、DeNAは5回まで、毎回得点圏にランナーを進めながら、1点も取れなかった。

この後、7回、栗林良吏についで安心感のあるリリーバー・コルニエルがソトに3ランを浴び、2対3と逆転されるのだが、DeNAは5回までだけじゃなく、9回まですべて得点圏にランナーを進めていた。

DeNAはこの日、16安打。先発全員安打。にもかかわらず、カープ以上に残塁の山。このつながらなさ、他人事とは思えません。


8回裏、またしても西川がタイムリーで2打点目をあげ、3対3と追いつく。もう1点とって、セーブシチュエーションで栗林を招きたかったが、ガルル。

9回、栗林は、1球投げたところで、雨で一時中断となるも、2アウト1塁2塁を招くも、最後は牧秀悟を空振り三振にしとめて、ガッツポーズ。捕手の石原貴規も、ガッツポーズ。

9回裏、逆転して、栗林に初勝利を。なんだけど、大盛穂と菊池涼介が空振り三振。ツーアウトで、代打に安部友裕。

安部か、フゥー。と思ったら、ヒット。次は鈴木か、フゥー。と思ったら連打。次は4番の松山竜平。

久しぶりに「鹿児島のじっちゃん、ばっちゃん、俺、やったよー」していいよー。と、力なく応援していたら、やっぱり。久しぶりに見た、得意の二ゴロ。シュウゥゥゥ。


栗林は新人の連続無失点記録を更新したが、今日も勝ちもセーブもつかず。こんなにフル回転しているのに。まるで休日出勤して報酬なし、みたいな。

打線がしっかりしたチームだったら、セーブ数も潤沢に増え、新人賞への強いインパクトを与えることができるのに。阪神の佐藤輝明はこのまま優勝したら、MVPをとるのでは。先輩、もっと盛り立てて!

低迷しているDeNAにもスカッと勝てないカープ。さすが低迷している合戦。

負けなくてよかったという試合。


でも今日は、小園が5番に初抜擢。これには湧き立った。

2安打し、4回裏にはデッドボールで出塁し、好走塁してホームベースも踏みました(送球エラーを記録されたり、石田健大に見事なけん制死もらったり、あれこれ経験もしました)。

西川が7番に下がって、カンフル剤が即効したのかどうなのか、2打点。

床田が打たれても打たれても点をとられなかった。

5月12日のヤクルト戦の引き分けよりは、見どころあったかな?(なんという当社比)

しかし、6番・堂林翔太というのは。昨年、ピープルズとの対戦成績がよかったとのことだが、今年の調子を御覧じろ。

ほんとに昔のデータが好きなのね。ツーン。


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2021年5月15日

高橋昂也2勝目、小園海斗3打点、若鯉跳ねた!


5月14日、DeNA戦(マツダスタジアム)、9対2。やっと点を取りました。

2回裏、西川龍馬がソトの悪送球で出塁。安部友裕も牧秀悟の悪送球で、2塁3塁。ここで、小園海斗が先制タイムリー。やっと、つまっていたものがスッキリ出たほっと感、爽快感。

つづく石原貴規もヒット、昂也がバントをしっかり決めて、菊池涼介フォアで満塁。ここで羽月隆太郎が2点タイムリー(おつぎの鈴木はゴロで終了)。

若い選手がつないでつないで3得点。胸がすく想い。


3回、ロメロの打球を昂也がバウンド送球してヒットに。桑原将志の打球を羽月が目測誤って2塁打に。大和のタイムリーとオースティンのゴロで2失点。

久しぶりの援護。しかも1イニングで3点。幸せに慣れていなかったから、何か作用しましたか。でも、ここは昂也、2失点にとどめる。

4回裏、昂也がヒット。昂也の構え、打つ気配が出てて、いつもいいなと思う。菊池と鈴木がフォアで満塁、4番の松山が2点タイムリー、5対2に。よしよし。絶不調の西川に代わって、お仕事しました。

昂也は5回6回も抑え、88球でマウンドを降りる。もう少し見たかったけれど、手術明け。大事に大事に。


6回裏、昂也の代打に田中広輔。このあとまさか小園と守備交代? 眉間にシワ。

リードして余裕のある場面で、ちょっと振ってこい、調子取り戻してこい、みたいな。守備に入る前、身体あたためておけ、みたいな感じなのだろうか。ベンチの田中に対する妙な思いやりみたいなものを感じて落ち着かない。

田中のライトフライを実況の石橋真アナウンサーが、「惜しかった、いい打撃だった」と気持ち強く込めているのも、ちょっと異様に響いた。

そのあと田中はショートの守備へ。小園はサードへ。代わった直後、田中が宮﨑敏郎の打球をダイビングキャッチ。それをまた、「素晴らしい」とかみしめる石橋アナ。いえ、素晴らしいけれど、田中とはそんなにまで愛されている存在なのかと、ギャップを感じる。

この日は、菊池(いつものごとく)と小園も好守備を見せ、投手をバックアップしていました。


7回、コルニエルがついに勝ちパターンに。実績がフラットに起用に表れるところは気持ちがいい。ただし投手限定。野手もこうした形にしてもらえまいか。

7回裏、走者がいないと打ちます、鈴木。松山フォアで、代打の坂倉将吾がタイムリー。小園が犠牲フライで、もう1点。田中が押し出しで、もう1点。8対2に。

8回裏も、鈴木がまたも走者がいないときヒット。大盛穂もヒット。代打のクロンがフォアで、満塁。小園が押し出しで1点。小園、今日、3打点。

9回、7点リードの場面ではありましたが、森浦大輔が三者凡退で、昂也に2勝目。


DeNAはこれで自力優勝消滅。他人事とは思えない。

状態のよくないチーム相手とはいえ、勝てるときに勝っておかないと。大量得点しても、すぐだんまりに入るカープ。まだ安心できないが、ひとまず重苦しいムードが払えてよかった。

お立ち台には、昂也と小園。マウンドでは表情を変えない昂也にも笑顔が。やんや、やんや。

「先制タイムリーを打った最初の打席、どんな気持ちで入りましたか」と問われ、「内野の守備位置も下がっていたので、ゴロを打つという気持ちで入って、抜けてくれたのでよかったなと思います」と、小園。「気持ちで打ちました」じゃないコメント、聞きたかったので、ここでもスッとする。

若い二人の、喜びながらも浮かれてない感じが、よかった。

三連覇とは無縁の若鯉たちの凛々しいこと。懐古趣味のベンチ及びOBもろもろの方々に思うことはまだまだ続いています。


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2021年5月13日

森下は「絶対点を取られない」覚悟で投げたが、カープ打線は死んでも点を取りませんでした


5月12日、ヤクルト戦(神宮球場)、0対0。2試合連続無得点。

先発の森下暢仁は、今日勝って、今のチームの空気を変える覚悟で臨んだはずだ。

1回、1塁2塁で、クロンが空振り三振。早々にチャンスで点をとれない、このお決まりの出だし。

それが森下に「今日は1点も取られまい」というピッチングをさせたように見えた。

この日の森下は四球多め、おのずと球数多めに。


2回にも、坂倉将吾と正隨優弥(プロ初スタメン!)の連打で、ノーアウト1塁2塁。ここでベンチは小園海斗にバントさせた。はぁ?

次はピッチャーの森下。森下は打撃もいい(でもピッチャー)。次の次は打撃好調の菊池涼介。しかし、なんであえてバットが振れてる小園にバント?

一点でも確実にと、目先の小銭を得ることに頭がいっぱいになって、結局は大金を得ることができないせせこましさがまた出た。

小園はきっちりバントを決めたが、森下も菊池も凡退。ここぞのところで攻撃的になれない采配、今日もまたダメなパターンかと予感。


だがしかし、森下のピッチングからは、「絶対点を取らせない」という意志が伝わってくる。

それは私の中で「点をとってくれ」という声にも響いた。今日こそ森下に勝ちを、だ。

7回、小園がヒットで出塁。ところが、森下が珍しくバント失敗で併殺に終わる。うぅぅ。

7回裏も森下続投。2塁3塁のピンチを招くも、ふみとどまる。127球を投げて、森下はマウンドを降りる。


ヤクルトの先発・田口麗斗も同じく7回無失点でマウンドを降りた。

ともに援護がなく好投が報われなかったのだが、森下の孤軍奮闘感、悲壮感が胸にささる。森下を援護できないチームの悲惨感がきわだつ。2試合続けて無得点なんだから。

8回、三者凡退に終わり、森下に勝ち投手の権利がつかないと決まったとき、全国のカープファンの、いや、森下ファンの怒りの声を共感したような気がした。

森下、塹江敦哉、栗林良吏ら投手陣は、「絶対点を取らせない」という投球を見せた。

栗林は、新人の連続無失点記録を16試合に更新したが、そんな記録を手放しで喜んではいないだろう。

これだけの投手陣の仕事ぶりを見て、野手陣は何を考えてるの。応えようという気持ちが伝わってこない。病気なの?


正隨をスタメンに置いて、ベンチは何か変えたつもりになっているのかもしれないが、鈴木誠也が3番、西川龍馬が4番に戻り、クロンが5番。打てばすごい面々の、当たらなさ感もまたひときわ。

いっそ小園を3番4番に置いてみては? そんな試み(実験)をしてくれた方がワクワクします。打ってる人を優先しない不思議。

試合後、佐々岡監督は「代えられない選手たちが結果を出してくれるのを我慢して待つしかない」。(「スポニチ」)

「代えられない」って、誰が決めたの? 代えられますよ、監督ならば。そのしばり、解き放っては?

それが今(ここ数年の)カープの一番の問題なのでは。


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2021年5月11日

現役時代も指導者としても二流ばっかり、広島はコーチ不毛地帯


試合がないと寂しいが、歯がゆい気持ちにならずにすむ今のカープ。でも、明日は週一番のお楽しみ、森下暢仁デーだ。

森下や栗林良吏のように、自分で考え、プレーできる、技術とタフさを持った選手は、見ていてプロの世界を感じさせてくれる。

で、プロたるもの、コーチの能力に左右されず、力を発揮するもの。というイメージが基本的に私にはあります。

一方で、上司に恵まれた会社時代を送ってきたので、そういう人の存在の大きさも実感してます。


最近読んだ、作家の森博嗣さんの『勉強の価値』で、こんな文章に出会った。

ときどき、「一流の選手はコーチには向かない。天才的な人には、ノウハウがない、初心者の気持ちがわからないからだ」といったもの言いが聞かれる。だから、二流や三流の才能に指導を受けたほうが良い、という理屈らしいけれど、これは正しいだろうか? (中略)

ケースバイケースであろう。ただ、僕は、学ぶならば一流から学ぶ方が効率が高い、と考えている。


「名選手、名監督(名コーチ)にあらず」とはよく言われること。

以前、「ジャンクSPORTS」(フジテレビ)で、オリックス・ブルーウェーブ(現オリックス・バッファローズ)にテスト生として入団し、選手として活躍することはなかったが、イチローに信頼され、専属打撃投手をつとめていた奥村幸治さんの話は印象的だった。

奥村さんは、少年野球チームで田中将大も指導したことがある。田中は「野球の大事なことはすべて奥村さんから教わった」みたいなことを話していた。

プロ野球と少年野球を並べることはできないかもしれないけれど、名選手でなくとも名コーチは存在するのかもしれません。

長嶋茂雄さんがわかりやすい技術の話をして指導しているのは想像できないけれど、実際のところは知らない。でも、一流から学ぶこと、肌で感じることはあるかもしれない。


で、カープです。

現在の首脳陣を見ていて、現役時代、一流だったと言えるのは、佐々岡監督だけ?

佐々岡さんが監督に向いてるとは到底思えないが、投球に関しては何かあるかもしれない(でも、継投策はメチャクチャ。もう止めてと叫びたい)。

緒方監督時代の畝コーチに至っては、1軍での登板が7イニングちょっとと聞いて、驚愕したことが。卓抜した指導力があれば問題ないことかもしれないけれど、完投している投手への指導に説得力はあるのか。ぽかーん、です。

よそのチームも隣の芝生で、錚々たる人ばかり揃っているとは言えないかもしれない。それでも、カープの指導陣の迫力に欠けること。

あるとき、かつて一塁ベースにいた山田コーチを見て、野球に詳しくなかった私はごめんなさい、えーと・・・どちらさま? と思ったことも。


選手がリスペクトできるコーチであってくれますように。的確なアドバイスを与えることができる人がいれば、それは幸いなこと。

逆に、首脳陣が選手をリスペクト(フラットな起用)していないさまを見ると、暗澹たる気持ちに。それ、指導者じゃない。

えぇ、中村奨成を十分に起用せぬまま二軍に戻したこと、忘れませんよ。

どんな選手を起用するか、選べるのはベンチ。ベンチに展望や見る目がなければ、お話にならない。

でも、話戻るけれど、やっぱりプロならば、自分の頭で考え、自ら器を広げていってほしい。


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2021年5月9日

奨成消えた、安部3番、こんなシナリオのドラマ見たい?


5月9日、中日戦(バンテリンドーム)、2対0で完封負け。

本日のカープの安打数は4(そのうち1つはピッチャーの玉村昇悟)。柳裕也の奪三振ショーを見せられる。その数、11コ。

それより、柳が投げた8回のうち、7回が三者凡退。ゾッとするお寒い話です。

唯一、三者凡退に終わらなかったのは、3回。ツーアウトから玉村がプロ初ヒット! 菊池涼介がヒットで続き、羽月隆太郎がフォア。そして満塁の場面で安部友裕。

安部は空振三振。期待してはいなかったが、その期待のなさにきっちり応える。


絶好のチャンスの場面で点がとれなかったとき、たいてい負けますという「カープの法則」からいくと、今日も負け。

なんだけど、玉村に初勝利を贈りたい。今日は諦めずに応援するぞ(弱弱しい)。新人をバックアップしようという、先輩方の心意気が見たかった。

玉村はストライク先行のピッチング。解説の平松政次さんも、中日の栗原打撃コーチ(なんかよそよそしい響き)も、「ボールの出どころがわかりづらい。タイミングがとりづらそう」。

4回、福田永将へのフォアはもったいなかったが(その後、ビシエドの2ランが決勝点となってしまったが)、5回2失点。よかった。

次回もまた見たい。昨年の遠藤淳志のようにローテの一角をになってほしい(遠藤は今年さまよっているけれども)。


それより今日のスタメンです。

試合直前に見た2軍戦のスタメンに、中村奨成の名前が。ハッ、まさか。確認すると、磯村嘉孝が1軍登録されていた。

失望した。中村奨成をスタメンで続けて起用するという思い切ったことはやっぱり出来なかったのか。

ここまで打線が停滞しているのに、変えようという舵取りはされなかった。チャンスに強い打席があっただけに、悔しい。

會澤翼がいない今、磯村の経験を買ったのか。磯村いると、ちょっと安心感あるけど。

會澤の抜けた穴は大きいと書く記事も見たが、違和感。打撃にも精彩を欠いていたし、リードも窮屈そうで重苦しく感じた。

肩も強いし、リードもいい石原貴規と、打撃のいい(キャッチングはもっと練習しようの)坂倉将吾の若い2枚看板で、奨成をサブに置いて、どんどん行ってほしい。


3番・安部て。こわくない、こわくない。相手チームを喜ばせてどうする。

4番は鈴木誠也、5番は西川龍馬。4番と5番の入れ替えは、もうどっちでもいい感じになってきた(どっちもチャンスで打たない)。

鈴木も、西川も、コンディションよくなさそう。実践の場で徐々に調子を取り戻すというやり方もあるのかもしれないが、まるで登場人物が数人しかいないみたいな設定のドラマを見せられているみたいだ(世の中にはもっといろんな人がいるというのに)。

小園海斗は6番に。よく打っているので、自動的に上がったてきたが、鈴木、西川とクロンの間にはさまれ、つながる気がしない。

8番小園、ひとつ飛んで1番菊池、2番羽月というラインの方が得点を見込めそうで面白かったというのも、皮肉なことだ。

奨成、2軍でバンバン打って、すぐ帰っておいで。


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2021年5月8日

連敗ストップ。でも栗林は神様じゃない。神頼み、やめて。


5月8日、中日戦(バンテリンドーム)、3対4。

引き分けはさんで6連敗。しかし、選手の入れ替えなし。あくまでも今いる選手の調子が上がってくるのを待つ戦法(それ戦法?)で行くわけですね。

ベンチの他力本願に(他力じゃないんだけど、自分のチームの選手なんだけど)、スタメン見て、失望して始まった試合だった。

が、ついに連敗は止まった。いろいろ波立つ試合でした。

1回、菊池涼介がヒット、羽月隆太郎が進塁ゴロで、鈴木誠也と西川龍馬があっさり凡退。ア・ワン、ア・ツー、スリー、フォーってダンスのステップか。絵に描いたようなカープのパターンで始まる。

九里亜蓮はテンポのいい投球が帰ってきた。だけに、脳裏に「見殺し」の二文字がちらつく。


3回裏、根尾昂が打って、大島洋平のタイムリーで1点先制される。

が、4回、すかさず羽月がプロ初本塁打で同点に。ヨッシャー。

5回、根尾が打てば、小園海斗も打つ。またしても羽月のタイムリーで小園、ホームイン。1対2と、1点リード。

なのだが、5回裏、ピッチャー・福谷浩司のタイムリーで2対2。また同点に。

6回裏、2塁3塁のピンチを切り抜けて、九里、ガッツポーズ。6回2失点でマウンドを降りる。今日も仕事しました。九里に勝ちをつけられるか、7回が勝負だ。


7回、小園が打って、代打の堂林翔太がバントで送り、菊池のタイムリーで1点追加。福谷の暴投で、もう1点追加。2対4。

7回は中田廉。いつのまに中田、勝ちパターンに? なんか胸騒ぎ。

小園が打ったら根尾も打つ。根尾が2塁打、暴投とフォアで、ノーアウト、1塁3塁。ピッチャー代えて・・・。

大島のタイムリーで3対4と迫られ、やっと塹江敦哉に交代で、乗り切る。

8回裏、塹江が回またぎ。ここでも胸騒ぎ。フォア三連発で、栗林良吏に交代。9回まで待てなかった。守備固めで、坂倉将吾も石原貴規に交代。


栗林、併殺に打ち取って、9回裏に回またぎ。酷。この新人に頼りきるベンチ。

いきなり大島にヒット、京田にフォア、ノーアウト1塁2塁で、ヒリヒリ。

でも、4月24日の巨人戦、高橋昂也の3年ぶりの勝ち星を死守すべく、プレッシャーのかかる場面で、連続フォアを出しながらも、その後、怒涛のアウト3つをとった栗林。鮮烈。

その後は3人打ち取って、九里4勝目、栗林9セーブ目。


栗林は神様じゃない。だけど、野球の神様がついているかのよう。だって、行い、いいですもの。

行いが悪いのは、後手後手采配のベンチ。試合後、「栗林がいてくれてよかった」って、監督がいう言葉だろうか。これ幸いとまた同じことを繰り返しそうで、こわい。

5月5日の巨人戦でのミスを取り返そうと、2打点あげて、結果で返した羽月。

小園も猛打賞。鈴木と違って、点にからんでの安打。根尾との若鯉若竜対決も予想以上に楽しませてくれた。

打線は、1番2番8番(だけ)が目立った試合。


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2021年5月7日

九里、森下、床田、昂也らの覇気を吸い込め、打撃陣


引き分けはさんで6連敗。試合のない2日間、負けのない2日間、穏やかです。この静かな時間、戦士の休息・・・ちがーう。仕事してなかった人、仕事して。

元気のない打線とは裏腹に、投手陣は、やる気だ。

8日、中日戦に先発予定の九里亜蓮。「前回はリズムの悪いふがいない投球をしてしまったので、攻撃面にリズムが生まれるようなテンポで投げていきたい」と、自分の仕事を見すえてる。

9日、先発予定の玉村昇悟は「ドンドン押していくのが自分のスタイル。しっかりと打者と勝負していきたい」と、勝つ気満々。(「デイリースポーツ」)


巨人との3連戦、先発としての仕事を果たしながらも打線の援護のなかった3人も、凛々しい。

中8日で、12日のヤクルト戦に先発予定の森下暢仁は、「早く投げたい」。(「日刊スポーツ」)

「早く投げたい」って、すごくいい。「PK蹴りたくない」って空気の出てる選手は、PK失敗します。この勝負していく感じ、打撃陣にもほしい。ものすごくほしい。

チャンスに打席が回ってきたとき、「やったるぜー」という空気出てる選手、今どれだけいます?

5月4日、7回1失点と粘った床田寛樹は「連続でいい投球をしないといけない。次の登板がすごく大事になる。何とか粘り強く投げたい」。(「デイリースポーツ」)

5月5日、6回1失点の高橋昂也は「貢献していきたい。変わらずにやっていきたい」。(「デイリースポーツ」)

報われなさが死屍累々のカープ先発陣(リリーフ陣も)のこの姿勢、連敗続きのカープにあって、救いの一つ。


今年の阪神、新人・佐藤輝明の加入でガラッと雰囲気明るくなって、いけいけモード。

かつて、田中将大が楽天を日本一に導いたように、一人の選手の存在が大きくチームを勝ちに導くことって、まれにあります(もちろん、他の選手の好調もあってこそ)。

チームリーダー不在のカープにあって、投手陣が引っ張ってくれている。かろうじてチームの状態を保ってくれている。

打撃陣、何とかそれにそろそろ応えてくれまいか。


しかし、5月5日、巨人に完封負けした試合後に、河田ヘッドコーチがこんな言葉。

「やるべきことはやっているし、練習をしていないわけではないけど。みんなの奮起というか、結果が出てくるのを待つしかない」(「サンスポ」)

田中広輔の復調を待つ河田ヘッド。ほんとうに見守るのがお好きなのね。

練習はほかのチームもやってます。やるべきこと、ほんとにやりきっていると言えるのか。変えていく、仕掛けていく気はないの? ベンチから諦めの空気、プシュゥゥッと出したらあきませんて。



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2021年5月6日

ひと、入れ替えて(投手除く、ベンチは含む)



5月5日、巨人戦(マツダスタジアム)、0対4。さっぱり1点も取れず。

1回裏、菊池涼介が出塁するも、羽月隆太郎がバントで送れず、鈴木誠也の併殺打であっさり終了。

この間、早くも巨人ベンチでは宮本投手コーチがブルペンに電話していた。のに、攻め入ることができず、サンチェスは7回まで長持ち。

高橋昂也は4回、坂本勇人、ウィーラーの連打、中島宏之の犠牲フライで1点先制されるが、岡本和真と丸佳浩は打ち取り、1点にとどめた。

岡本との「小さい目」対決はビジュアル的にも見ごたえあり。空振三振いただきました。

昂也、今日も凛々しかった。またしても打線の援護がなく、6回でマウンドを降りる。もう、こういうの、ほんとに嫌。


7回は中田廉。打ち取ったかに見えた炭谷銀仁朗のセンターフライを、一瞬の間が訪れ、羽月が見失い、1点追加される。

数日前も、長野久義がレフトフライを落球していた。日射しが邪魔をする外野手にとってやっかいな時間帯。

なんだけど、7回裏、丸のところに飛んできたセンターフライ、丸は死んでもボールを放しませんでした。しかも、2回も。

経験と技術の差を見せつけられてしまった。丸、あっぱれ。


8回裏、正隨優弥が快音ならすも、増田大輝の好守に阻まれる。代打のクロンが粘るも、実らず。

それより、空振三振した鈴木誠也がヘラヘラ笑っていたように見えた。諦めムードもれてますよ。ソフトバンクの長谷川勇也みたいに、もっと悔しそうな顔してほしい。一打席にかける気迫が希薄。

これだけ点が取れないと、見ている側はデッドポイントを超えて、淡々としてまいりました。小園海斗の3塁打など、覇気ある場面を胸に刻もう。

會澤翼のコンディション不良のため、マスクをかぶった石原貴規。會澤の窮屈そうなリードが重苦しく感じてしかたなかったので、しなやかそうな石原、なんかいい。打席でも覇気を感じた。盗塁も1つ阻止。この当たり前の喜び・・・。


たまたま読んでいた本に、投資家のウォーレン・バフェットのこんな言葉を見つけた。

「我々はどんなに優れた企業であったとしても、過去の業績からは1円も儲けることはできない」

いまだにベンチやカープOBから「タナキクよもう一度」という声を聞くたび、目を覚ませ、と思う。

過去の実績にとらわれるのはもうやめて。これだけ点がとれないのが続いているんだから、人を変えるしかない。小園をスタメンに置いたのはその変化の一つ。もっと、もっと。

覇気のない西川龍馬も、才能があるからと言って無条件に使い続けるのはどうか。

仲間の投手が1球1球投げ込む姿を見て、打者は何思う? もう負けムードは置いといて、工夫して1球1球向き合って。


この日の実況解説は、両チームのOBではない、和田一浩さんと藤川球児さん。

打者と投手のエキスパートの解説はわかりやすく臨場感あって、聞き逃したくない気持ちになった。お金のとれる解説ですね。

また、アナウンサーの浅井僚馬さんが、好感のもてる方でよかった。両チームへの選手と、和田さんと藤川さんに対するリスペクトを感じる言葉、聞いていて嫌な(失礼な)ところがなくて気持ちよかった。

カープは負けたが、この実況が聞けてよかった。試合より実況が面白いって、それどうなの?


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