2020年9月12日

工夫の足りないお店ですか、カープは。


9月11日、阪神戦(阪神甲子園球場)。0対4。西勇輝に完封負け。

あれ? なんか見たことあるような・・・。また完封。何度目の光景。見飽きた光景。

野村克也さんは「野球は頭のスポーツだ」と、常々おっしゃっていた。言い換えれば、「頭を使うともっと面白くなるスポーツだ」ということだと思います。

これは、どんなスポーツにも仕事にも言えること。

頭を使わなくても、ゲームをすることはできる。さよう、まるで今のカープがまさにそう。

今シーズン、何度、完封負け(完投勝ち)を相手チームに与えたことか。

覇気がない試合をお金を払って球場に来ている(映像を見ている)お客さんに見せることに慣れすぎていないか、カープ。

覇気というと、メラメラ意気込む「気持ち」の問題と思われそうだが、相手の観察をし、戦略を練って工夫して、日々準備をするという「頭(脳)」にかかわることだと思う。

いつも打てない西相手に、毎度のごとく打てないまま負けている。もう見飽きた!


新井貴浩さんがこんな助言をしてくれてます。

今後、どう攻略していけばいいのか。一つの手としては、打者は詰まらせるくらいのつもりで打席に入ってみてはどうか。打者心理としては詰まるのを嫌がる習性があるが、あえて勇気を持って、詰まってもいいぐらいの感覚で臨んだ方が自分のスイングができるのではないだろうか。始動やタイミングを遅らせるのではなく、そこは同じままで意識だけを変えてみてもおもしろい。まともにいっても攻略できない時は、あえて発想の転換をすることで突破口が開けることもある。(「デイリースポーツ」)

工夫のない繰り返しを見ていると、お客さんの減っていくお店を見ているよう。行きたくなるお店って、経営者やそこで働くスタッフに工夫が見られますもの。美は細部にやどるですよ。

新井さん、打撃コーチになって。

41日ぶりに復帰登板したという床田。いつのまにそんなに月日が。

5回2失点と、まずまずの仕事をしてくれました。なんで5回で降板なのか。人手不足な現状なのに、人の使い方がよくわからない佐々岡監督。


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