2020年9月11日
こうなったら森下暢仁に何としてでも新人賞を
9月10日、ヤクルト戦(マツダスタジアム)。2対1。まさか1点リードを守り勝てるとは。
しかも1回、3つのフォアとワイルドピッチで授かったワンアウト満塁のチャンスを松山竜平が併殺と生かせず、またか?という気持ちで始まったので。
しかし、森下暢仁が7回1失点で、6勝目。チームトップです。新人ながら勝ち頭です。素晴らしい反面、カープの投手陣の頼りなさがくっきりです。
4回に、長野久義のタイムリーで1点先制。
6回、阪口智隆にホームランを打たれ同点に。
7回、代打・大盛穂が2塁打を放ち、ピレラの進塁ゴロの後、菊池涼介の2塁打で2対1に。大盛、いい仕事しました。
しかし、前日、大盛はスタメン出場して3安打しているのに、翌日はベンチスタート。活躍した翌日はスタメン外しという「きまり」でもあるかのような、不可解な佐々岡采配がまた勃発。素直に行こう、素直に。
8回、松山がヒットで出塁、代走の曽根海成が盗塁を決めたのち、長野のゴロで3塁へ進塁。
さぁ、もう1点(でも2点でも)ここで入れておこう。という場面で、坂倉将吾に代打、會澤翼が登場。え、坂倉に打席に立たせて、次の田中広輔に代打でいいんじゃないの? ご両人とも空振り三振で終わり。
1点差を守りきれたことがあるのかという今シーズンのカープ。
しかし、8回のケナム誠、よかった。もうケナムは勝ちパターンでお願いします。
となると9回は誰?連投(しかも前日回またぎ)のフランスア。
ノーアウトの場面で、會澤のキャッチャーマスクにファウルボールが直撃し、心配な退場。白濱裕太がマスクをかぶることに。
スリリングではありましたが、無失点に抑え、エックス勝ち。
こんなことがあるから、サッカーのゴールキーパー同様、キャッチャーは3人以上置かないと、なのですね。8回、坂倉の交代は不要だったように思うのだけど。
ともあれ、森下に勝ちがついてよかった。野手たちに「勝たせたい」と思わせるピッチャーなのではと推測しています。
巨人打線が守る戸豪翔征相手に、新人王の条件は不利だが、森下がんばれ、カープがんばれ。
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