2020年6月22日
森下暢仁、プロ発登板で見せた予想以上の投球。しかしカープは予想どおりのサヨナラ負け
6月21日、DeNA戦(横浜スタジアム)。2対1で、カープ2勝1敗。
カープのドライチ、森下暢仁がプロ初先発。
自分の間合いを持って投げていた。ゆったりと、どこか優雅。スワン? それでいてガツンと球威がある。
會澤翼のサインにうなずく様がまた可愛いらしい。初回、ゼロ点に抑え、ホッと笑みを浮かびながら、ベンチへ。
昨年のドライチ、小園海斗を見たときも、いつも笑ってるように見えた。笑顔がデフォルトなのかな、この人たちは。
何やっても見守りたくなる可愛いらしさがある。剛の者でありながら。
4回、ようやくカープが1点を先制。しかし、1点では勝てない。1点を守って逃げ切れると到底思えない。もっと次なる追加点を。
だがしかし、好投する森下に初勝利をと願うファンの気持ちとは裏腹に、なかなか平良拳太郎を打てません。
森下、勝たせたいと思わせるピッチャーですね。というか、この日はそう思わせるピッチングでした。
新人で発登板。最初のうちは緊張感も伝わってきたが、6回、クリーンアップを三者凡退。疲れを感じさせない。むしろ状態がよくなってきているような。
この時点で93球。無理をさせずに交代かしら?
もっと見たいがと思っていたら、ベンチに下がったあと、森下がキャッチボールに出てきた。やった!
7回も三者凡退。104球で、佐々岡監督からお疲れ様のエア・グータッチ。もう少し見てみたかったが、ここで終えるのも妥当のように思えた。
DeNAは、7・8回が国吉佑樹 、9回がパットン。打ち崩せません。
カープは8回が菊池保則。代打の中井大介に安打を許すも、あとはフライ、併殺打で討ち取る。ホッ。
こうなると9回は誰だー。昨日スコットは投げているけれど・・・やっぱりスコットでした。昨日打たれたソトから始まり、今日も今日とて打たれた。佐野恵太、ロペスにも打たれ、あっさりノーアウト満塁に。
この回になると、見ていられなくなって、TBSで再放送している豊川悦司の名作ドラマ「愛していると言ってくれ」の最終回にチラチラ、リモコンを切り替えたり(おかげで名シーンも見ることができたり)。
そして、宮﨑敏郎の2点タイムリーで、サヨナラ負け。一つもアウトを取れなかったスコット。
つまらーん。好投していた森下の初白星が消えたこと、試合に負けたことがつまらないというより、1点しか取れず、追いつかれて予想通りに負けたこと、予想外のことが起こらなかったことがどうにもつまらなかった。
スコットのストッパー。今の状態では適役が見あたらないけど、見直してもいいと思うよ。伸びのある球は楽しみでもありますが、この人で負けたなら仕方ないと思えないもの。のれんに腕押しみたいだったもの。
DeNAの中継ぎ陣の手強さを思うと、カープの中継ぎ陣は迫力不足は否めない。この状況のままならば、もっと打線が打ち返さないと勝てない。
即戦力と呼び声高かった森下の初登板。期待以上の忘れがたいものに。床田寛樹の登板ともども、援護求む!です。
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