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2023年12月30日

今年の「戦力外通告」で一番びっくりしたこと


2023年の「プロ野球戦力外通告」(TBS)。

薮田和樹、中山翔太(元ヤクルト)、高山優希(元日ハム)を支えるそれぞれのご家族が、まるで「プロ野球選手の妻たち」を見ているようでもあった。

なかでも、中山の妻、愛由美さんがすごかった。

2022年オフ、戦力外通告を受け、九州の独立リーグ・火の国サラマンダーズ(小窪コーチがカープを自由契約になった後、在籍していたチームですね)に入団した中山。

NPB復帰を目指す中山のため、野球に詳しくなかった愛由美さんだけど、毎試合観戦し、1打席ごとにメモをとる。動画を見て独学でノックの打ち方を学んで、懸命なスイングで中山の守備の練習相手になる。


一番びっくりしたのが、スマホで中山の打撃を撮影し、よかったときのフォームとそうでないときの違いを指摘していたこと。

さらにびっくりしたのが、愛由美さんのアドバイス通り中山がフォームを改善すると、いい結果が出たということ。

専門家でなくとも、自分なりにできることを探して探しての、観察眼。愛由美さんのその情熱というか、アクションがすごいと思った。

と同時に、中山、大丈夫か~とも思った。自分で考えてるか~って。そこがセットになって、一番のびっくりポイントだった。


藤井皓哉がカープを戦力外になって、独立リーグに進んだとき、練習環境(施設・用具)はプロ時代のように十分ではなかったけれど、あるもので工夫して、自分で考えて練習することができたと言っていた。

どこにいても、本人の目的意識次第で、過ごす時間の質は変わる。

年明け、羽月隆太郎はソフトバンクの周東佑京と自主トレ。今季、代走の切り札として、存在感を見せた羽月。代走のスペシャリストに学びたいというくっきりした目的意識を感じます。ここで生きていくという気概みたいなものを感じます。

大盛穂は、西川龍馬を通じて、ソフトバンクの近藤健介との合同自主トレに初参加とか。(「デイリースポーツ」)


大盛も目的あっての近藤との自主トレ挑戦と思うのだけど、自分の頭で考えることをしてるのか、ちょっと心もとなく感じます(勝手ながら)。2年連続でソフトバンクの甲斐拓也と自主トレした石原貴規もまたしかり。

得ること学べることはたくさんあると思うけど、トッププレーヤーと一緒にやることで自分が何者かになれるわけでなし。

素人なりに自分のできることを考え考え抜いて行動していた愛由美さんを見ていて、プロの世界で頭一つ抜けることができない選手らが遠くに透けて見えた。

護摩行に行くという中村奨成。何とかしたい気持ちは伝わらんでもないが、自分で考えること、止めないでね(というか始めてね)。


2023年も、このブログにお越しくださったみなさま、ありがとうございました。

ブログを始めて6年余り。まだ日は浅いですが、いまだ飽きずに続けることができています。好きなものがあるって嬉しいことだな~と思っています。

また遊びにいらしてください。どうぞよいお年をお迎えくださ~い。

2023年12月29日

「戦力外通告」見て、返り咲きどころか開花した藤井を思う


12月27日、年末の風物詩、「プロ野球戦力外通告」(TBS)に薮田和樹が登場。

中山翔太(元ヤクルト)と高山優希(元日ハム)の出演は聞いていたが、後に薮田もと知った。戦力外通告界では「大物来たー」という感じがした。

1年目はまずまずだったが、年々出場機会が減って4年で退団、今は独立リーグでプレーする中山。

大阪桐蔭出身で期待されたが、3年間、1軍出場がなかった(え~)高山。なんと高山は、今年の7月、関西の独立リーグに所属するまでは自主トレしていたという。宅浪みたいな、そんなことあるんだと、非常にキビシ~ものを感じた。


それを思えば、薮田は最高勝率のタイトルホルダー(2017年)ですから。

昨年の福井優也に続き、カープファンとしては姿が見られるのは嬉しい。出演を受けてくれて、ありがとう(薮田や福井の戦力外が嬉しいわけではない、けして)。

トライアウトに向け、森下暢仁と一緒に練習したり、會澤翼が球を受けたり、床田寛樹とケムナ誠、大道温貴らが開いてくれた壮行会などなど貴重なシーンが見られて、一人どよめいた(テレビの前で)。


トライアウトを受けて、薮田と中山は来季からNPBのイースタン・リーグに参入する新潟アルビレックスからオファーを受け、入団決定。

高山は、独立リーグの高知ファイティングドッグスからオファーがあるも、生まれたての赤ちゃんもいる身、引退を決意(広告会社への就職が決まったそうです)。

高山がオファーの電話を受けたとき、「藤井皓哉がトライアウト後に進んだチームやん! 」と、一時的に私の気持ちは盛り上がったが、さすがにそういう状況でなかった。

毎年、トライアウトに参加する選手は多く、12球団から声がかかるケースはものすごく少ない。それでもプロ野球を続けるための細い道筋の一つになってる。

プロ野球を続けるためというより、区切りをつけるためのものなんだな・・・と、とくに高山を見て、改めて思った。


皓哉がトライアウト後、高知ファイティングドッグスに入団することになったとき、「帰っておいで、応援する」と心に刻んだが、でも厳しい世界。ほんとうに帰ってきたときには、驚いた。

ソフトバンクに見いだされ、2年前はリリーフの主軸に。凄いことと今さらながら思う。

カープ時代は自ら開花のタイミングではなかったのかもしれないが、皓哉を開花させられなかったカープ、早々に手放した見る目なさにはざまぁ、ですよ。

昨年、藤井は先発に転向して(後にリリーフに戻る)、交流戦でマツダスタジアムで勝利投手にもなった。思い知るがよい、カープ。

今年の「戦力外」では、もう一つびっくりしたことが。自主トレの話題にもつながる、思うことがあったので、それはまた明日にでも。

2023年12月23日

秋山、ラジオで新井さんを語る


秋山翔吾が、12月23日の「ナイツのちゃきちゃき大放送」(TBSラジオ)に出演。西武~レッズ時代から、オフの秋山の出演は番組の風物詩となっているようです。

昨年の放送では、「今日のゲストは広島東洋カープの秋山翔吾さんです」と紹介されても、まだしっくりきてなかった、まだ西武のイメージ強かった。シーズン途中の入団でもあったし、このときカープの話題も少なめだった。

今年は面白いカープ話が聞けたので、お届けします。聞いて聞いて。

シーズン序盤、打撃好調だった秋山。実は3月、調子はよくなく、このままでは・・・と思っていたところ、「新井さんの一言でよくなった」と。その一言とは?


「ピッチャーにず~っと合わされてる感じがしてたんだよね、守ってる側からすると」と、現役時代、対戦してたときの秋山のイメージを伝えてくれたそう。

それまで形(フォーム)についてばかり考えていたけれど、やっぱりタイミングをしっかり合わせることを思い出さなきゃな、と気づかされたそう。

そこからは練習期間何日かで、4月、ドバ~ッと行けた、新井マジックにかかってました、と。その調子を持続するのは難しかったですが、4月は夢見た秋山の首位打者。

「もっと早く言いたかったけど、我慢してくださってたんだと思います。ギリギリまで信用してくださって、あまりにも調子が上がらなかったんで、ちょっとひとこと言ってもらって、あっ」と腑に落ちたようです。

新井さん、指導者っぽいな~(指導者です)。打撃コーチやって・・・(もう兼任状態です)。


今年のドラフトでも、そこココで話題になった新井さん。常廣羽也斗を引き当てたときの「よっしゃ!」のガッツポーズも臨場感たっぷりでしたが、もうひとつ。

新井さんが常廣への指名挨拶のため青学を訪れたとき、ちょうど常廣のチームメイトの中島大輔が6位指名された場に居合わせた。すかさず中島に向かって、「中島くん、楽天入団おめでとう! がんばってね。またオープン戦とか交流戦でお会いしましょう」とエールを送った新井さんは、何度見てもいい。(こちらです)

ナイツの塙さんが「ああいう感じ、いいですね、新井さん」と言うと、「正直、演技なのかなって思うくらい」と返す秋山には笑った。

「自分がもし同じ立場になったとき、そんなにサービスできるかなって」と、舌を巻いていました。


「ゲームの中で、勝つ・負けるの要因になったのは、選手のこのプレーだなと思うところって絶対あると思うんですけど(選手も感じてるんですけど)、新井さんはそこは絶対言われないんで、監督のコメントに救われた選手はたくさんいて、もう思い切ってプレーできた」

それは遠くから見ていた私たちにも伝わっていましたが、やっぱり選手たちにとっても大きかったんですね。


「羽月(隆太郎)選手がよく代走で出てましたけど、新井さんから〈20回くらい失敗してもいいから〉って言われて、すごく気がラクになったって」と、塙さん。

「選手はシーズン中、どんどん追い込まれていくんで。そんなに失敗したら1軍にいられないって、選手自身もわかる。20回失敗してほんとに1軍にいるかっていうといないと思うんですけど、そういう意味では、極端に言ってくれる方が、でもそれじゃダメだなっていうのは彼にも届いたんじゃないですかね」と、秋山。

「失敗してもいいから」と言われるより、「20回くらい失敗してもいいから」と具体的に言われると、ほんとに思い切ってどんどん行こうと目の前が開けそう。ちょっとした違いだけど、新井さん、やるな。

新井さんの監督に向いてるところを、選手から聞くことができたのは貴重でした。

新井さん、あとは来年、選手起用を間違えないようしよう~。
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2023年12月19日

WBC番外編、案外脳に残る栗林に吉井さん


12月16日、「憧れを捨てた侍たち  世界一への記録」がテレビ朝日で放送されていましたね。

このWBC日本代表を密着したドキュメンタリー映画が6月2日、4週間限定で劇場公開されたときは、気になりつつ見に行かれなかった。そのうち見る機会があればいいなと思っていた。

ら、劇場公開が終わってからほどなくして、Prime Videoで独占配信。は、早! ズコ~ンとなったものでした。で、すぐにPrime Videoで見ました。


WBCは全試合、リアルタイムでほぼ中継を見ることができたので、それはもうずっぽり楽しみました。

この記画では、それ以外のチョコチョコッとしたことが印象に残ったので、備忘録として(シーズン中は日々書いておきたいことが起きるので書きそびれていたので、今ごろ)。

一番印象に残ったのは、実は吉井ピッチングコーチ(ロッテ監督)。


2月17日の宮崎でのキャンプイン、選手が乗るバスを出迎えた大勢のファン。「宮城、人気者やな~」と、サラッと茶目っ気出す吉井さん。「いや、僕じゃないです」と真顔で答えるオリックスの宮城大弥の可愛がられよう。

準決勝のメキシコ戦のベンチ裏、打球の当たった佐々木朗希のおなかが赤くなって心配されていた中、カメラの前で「ワシは(おなか)出さんでもいいの?」と、ユニフォームをたくしあげる素振りの吉井さん。

そこかしこに余裕とユーモアが感じられて、こういう人がいるベンチは風通しよさそうだな~、いいな~。


試合後のロッカールームで、おにぎりと唐揚げを食べていた宇田川優希の食べっぷり。大谷翔平だったら、身体への影響を考えてコントロールしていそうだが、思うまま食べている宇田川のすこやかさ~。

腰の張りのため、チームを途中で離脱することになった栗林良吏。栗林を囲んでみんなで記念撮影した後、栗林の「ぴえ~ん」という哀しみの泣き声(鳴き声?)がグラウンドに残る。

かつて上原浩治さんのYouTubeで、鈴木誠也が栗林のことを「頭がスッ飛んでる。宇宙人みたいで怖い」と言っていたが、なんかちょっとベクトルの違いを感じる鳴き声であった。

で、中野拓夢に「お前ならできる、頼むぞ」とエールを残して去る栗林。社会人野球出身同士のシンパシーってあるんだな、と感じさせられた。


先に映画を見ていた人から、「ラストの大谷の一言がおかしかった」と聞いていたので、あ、これだったのねと確認できて、クスッとした(これから見るかもしれない方のため、ぼやかしときます)。

エンドロールに、打撃投手やブルペン捕手、医師やトレーナー、チームスタッフら、サポートメンバーの名前もちゃんと出ていたのも、よかった。

ここまで感動的な(上手くいった)WBCって、これから見られるんだろうかというくらいドラマチックな今年のWBCでしたが、坂倉将吾や小園海斗らが今後選ばれたらエキサイティングやな~。
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2023年12月10日

大谷の話聞いてると恥ずかしくなる、自民党安部派議員が


大谷翔平のドジャーズへの移籍が決定。

ドジャーズと言えば、日本人のメジャー挑戦の道を切り拓いた野茂英雄さんと黒田博樹が在籍したチーム。親しみと格別感がひとしお。

契約は10年で総額7億ドル(日本円で約1015億円)。これはMLBどころか、プロスポーツ史上最高額になるのだとか。ただし、総額での話。1年当たりの金額は、メッシの4年5億5500万ユーロ(約860億円)の方が多いことになる。

10年か~。ケガもあるかもわからないし、年齢に応じて力は落ちていくことも予想されるし、10年間、フルに今季のような活躍をするのは難しいと思ってしまう。

そこは10年でしっかり元をとろうという小さな世界じゃないわけで。年数がどうのでなく、いまどうしても確実におさえておきたい選手というわけで。


日本ではシーズン中もオフでも、ほぼ毎日のように大谷の話題がメディアで取り上げられているけれど、アメリカではまだまだ日本ほど野球ファン以外にも知られている存在ではないと聞いたことがある。

一部分を全体のことのように思わせる報道マジック。でも、今回の契約でまた一段、知名度は上がるかな。

MLBでMVPやホームラン王を獲ったこと自体がすごいことだったけれど、ここまで来たとは。


大谷の場合、やっていること、やってきたことにお金がついてきたわけで、そのことを目的にやってきたわけではないだろうけど、日本のプロ野球との規模が違いすぎて、もう。

アメリカではMLB人気も低迷気味。観客を取り戻すため、ピッチクロックを導入して試合時間短を試みたりしていると聞くけれど、それでもこの規模の違い。

日本のプロ野球の契約更改、1億円の大台とか、100万円アップとか。当事者にとって、それは小さな金額ではないだろうに、「やってられっか~」という気持ちになる選手がいてもおかしくないだろう。


連日、大谷以上に報道されている、自民党・安部派議員のパーティ券キックバック問題。

数千万円という金額は大きいですよ。でも、たかだかその程度の金額を報告書に記入しなかったばかりに(確信犯だが)、信用と職を失うなんて。そんな道を選ぶなんて。

職種は違えど、同じ仕事している人間として、小さい。小さいぞ。
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2023年12月8日

現役ドラフトにもドラマはあるが、遅咲きの矢崎もドラマチック


12月8日、ついに来た、現役ドラフトの日。誰が選ばれたのかを知るとき、緊張しました。中村祐太が西武へ。祐太だったか。

寂しいけれど、選んでくれたチームがある! 西武は好きなチーム、嬉しい。

今のままカープにいても、登板の機会も多くはなさそう。パワーピッチャーの多いパ・リーグの中で、逆に特徴出して、何とかならんか? 何とかなってほしい。あの涼しげな顔で人気者になってほしい。

カープが獲得したのは、楽天の内間拓馬。右投げの投手。何かと楽天とは縁があります。


今回、わたし的に驚いたのは、ロッテの佐々木千隼(DeNAが指名)と、中日の鈴木博志(オリックスが指名)。

佐々木はカープが1位指名したこともあって、その活躍を遠めにうらやましく見ていた時期があった。

鈴木は、あの重たいドスンとした球が大好きだった。あんな投手がカープにいてくれたらと思ったものだった。鈴木は、中村奨成の1位指名で競合した中日が次に選んだドライチだったのですね(今、知って、もう1度驚いた)。

今年、久しぶりに鈴木が投げているのを見て、ショックを受けた。あの強い球はどこへ。別人のようだった。ここ数年の間に何があったのー? でも、オリックスもいいチーム。楽しみに追いかけたいと思う。


第1回目は、阪神の大竹耕太郎(元ソフトバンク)と、中日の細川成也(元DeNA)の活躍が目覚しかったけれど、今回も1巡目の指名で終わり。正隨優弥のように戦力外になった選手もいたし、活性化とまではなかなかいかない。

権藤博さんが、『日本経済新聞』(2023年9月7日)のコラムで、こんなことを書いていた。

「監督、コーチとしてべったりと選手についていると、なかなか思うように伸びてくれないし、そのうちアラばかり目についてくる。やがて選手も自信をなくす、という悪循環。逆に、普段あまり接しない他球団の選手が、欠点を知らない分、よくみえてくる」

「ちょっと水を替えれば、細川らのように生き生きとしてくることは十分ありうる」


ちょうどこの日、「ニュースウオッチ9」(NHK)で、現役ドラフトのニュースの後、今年飛躍した細川について取り上げていた。和田一浩打撃コーチの存在が大きかったようだ。

「プロたるもの、自分で育て」というのは豊田泰弘さんの名言ですが、コーチの存在って、やっぱり大きいのね。

うぅ。和田さんのようなコーチ、カープにも来て。カープの打撃コーチ陣を思い、諦めという名の乾いた笑いが出てきてしまうのであった。


しかし。ロッテを出ることになった佐々木を思うと、佐々木を外してカープが1位指名した7年目の矢崎拓也はやっぱり面白い。

移籍が転機になる選手もいれば、矢崎のように、同じチームにいて、遅咲きの花のように花開く選手もいるのだから。

プロ初登板で、あわやノーヒットノーランという華々しいデビュー。からの迷走。からの再浮上。今ではいてほしい存在に。なんてドラマチック。
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2023年12月7日

現役ドラフトに西川の人的補償、予想するのはちょっと待って


明日、12月8日、2回目の現役ドラフトの日。

いろんなところでリスト候補の予想がされているけれど、実際発表されてみないとわからないこと。外部の人間に決定権はないので、それをあれこれ言ってもなという気がして、見ていません。

毎年の順位予想も、そう。それも一興で、ひとつのサービスなのかもしれないけれど、試合(勝負)は何が起こるかわからない。

そこが醍醐味でもあるので、やる意味がわからない。勝負事を何だと思ってるのかと、毎回思う。たいてい当たらないし。


西川龍馬の人的補償が誰になるかも、現役ドラフトと同じ。決まったとき、「おっ!」となるか、「あ゛~」となるか、その後の選手の活躍を見届けるのみ。

それでも今朝、家族から「西川の人的補償、吉田輝星らしいよ」と聞かされて、「やめて~」と悲痛な叫び声を出してしまった(ふだん話し声は小さいのに、人間、咄嗟のときには大きな声って出るもんですね)。


そんな声も聞かれるという「デイリー新潮」の記事と聞いて、ホッとしたが、なんで、打線の主軸が抜けて、5年間で3勝の投手をとるの?って、瞬間、いきり立ってしまいました(斎藤佑樹の方がまだ成績を残しているようににさえ思えてくる)。

プロテクトされてなければありだとしても、オリックスに移籍が決まったばかりの選手が他球団にとは考えにくいし。

2019年、吉田のプロ初登板で、プロ初勝利を献上してしまったカープですけど。鈴木誠也らは、そのときの吉田の球を「見たことない」と評した屈辱的な試合でしたけど。

日ハムからオリックスへのトレードが決まってからの、日ハムへの未練を感じさせる言動とか(未練感じてかまわないが、プロとして、望まれて行く相手チームに失礼では?)。

リリーフ転向を打診されても、先発にこだわっていたこととか(先発で結果を出せていないのに)。


なんとなく、姿勢がアマチュアというか、自分に求められていることが客観的に見えていないというか。

本人の資質によるものなのか高校時代にスター選手としてもてはやされた影響なのかわからないけど、チャンスを与えられてるのに甘えてる感じがして。

先発からスタートしたドライチ・矢崎拓也はリリーフ転向してから存在感を発揮していて、感動しますもの。


決定した話でもないことに、熱くなってしまいました。フー。

甲子園での吉田にはワクワクしたし、高校時代投げすぎたことが今に影響していないかも気になります。

それを思えば、甲子園に出場できなかったけれど、佐々木朗希に投げさせ過ぎなかった当時の大船渡高校の國保監督の判断は素晴らしかったのかなと思う。

甲子園での活躍より、プロとして活躍できること、WBCで投げられる選手になれる方が大きいと思う。それでも甲子園での思い出が大切な人もいるかもしれないけれど、甲子園への思い入れが世の中強すぎる気がする。

ひとまず、明日の現役ドラフト、楽しみです。どのチームの、どの選手にも、活躍してほしいといつも思う。
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2023年12月3日

いい人がイイわけじゃないけど


マクブルーム、デビッドソンに続いて、ターリーとアンダーソンも再契約なし。

アンダーソンはほんとに来日初登板が鮮烈だった。この選手はカープの目玉になる! と息巻いたものでした。が、あの日を超える投球はその後、見られなかった。

今季は本人の希望でリリーフに転向。ロングリリーフも出来るし、心強いところもあったが、微妙な立ち位置ではあった。

てか、初登板の印象(とその後のギャップ)が強すぎるねん。なんだったんだ~、あの一日は。


ターリーはスリリング率も高かったが、ピシッと鋭く抑えてくれて、しびれさせてくれることも少なくなかった。ので、リリーフ層が寂しくなります。

新戦力とのかねあい、金銭面での問題など、いろいろあっての判断なんでしょうけど、ファンが口を挟む余地などないのは心得てますけど、別れを惜しみたくなる好人物な4人でした。

以前、知人が言ってました。その人の息子さんが彼女と別れたときのこと。知人はその彼女のことをすごくいい人で気に入っていたので、「もう私はあの子に会えないの~?」と落胆したという。ちょっとそんな感じです。


出場機会をもっと得たいと自由契約を選択した元巨人の中田翔が中日への移籍決定。よかったね。

て、素直に言えないものがある。日ハムで後輩に暴力ふるって、栗山・原ルートで巨人に移籍。中田本人のファンに向けての謝罪も会見もなく、日ハムも、巨人も、何事もなかったように済ませたあの一件は忘れまじ。

楽天の安楽のパワハラ問題にはかなりどんよりした気持ちになったが、いまだ中田問題もどんよりします。


秋山翔吾がカープに移籍したとき、当時ームメイトだった長野久義のことを「野球選手にもこんないい人いるんだと思った」と、ラジオで話していたことがあった。

長野の好人物ぶりはよく耳にしますが。それはそれとして、「野球選手って、そんなにいい人いない世界なの?」と、逆にびっくりした。勝負の世界、いい人がいいと限らんとしても。


中田は立浪監督からも期待されているようで、選手としては何よりなこと。でも、中日って、なんとなく見境がなくなっているような。

白米禁止とかベンチでの私語禁止とか、実態はわからないが重たい空気のイメージの磁場に引き寄せられるように、重厚感のある中田が中日へ。

中田は「チャンスの場面で打つ」イメージ。相手にするには嫌な打者。守備も上手い。まだまだ嫌がられてほしいです。

でも、ファンへの挨拶ひとつもなかったのはいまだ腑に落ちない。WBCで尊敬を集めた栗山監督だったが、うやむやにしたそのマイルドさにもモヤモヤ。
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2023年12月1日

上本査定だと? フォア査定はどうなんだー


ゲームは終わっても、契約更改とか、あれこれ何かと話題はつきないオフ。

大道温貴は1700万円増の3000万円。ビハインドの場面で結果を出して、後半は勝ちパターンに匹敵する立ち位置に。「困ったときの大道」になっていた。頼もしかった。

今季は、大道と島内爽太郎の、一段上がった場面を見せてもらって、感動した。


床田寛樹は倍増の1億円、大台に。手術や骨折を経て、今年はほぼ完走。よかった、よかった。

ただ、タイトルを獲ってくれるのではと期待した前半だったので、終盤までの持続は難しかった。来年はさらに。

小園海斗は1400万円増の5400万円。少なっ。序盤の打撃不振で2軍降格、2ヵ月あまりをファームで過ごしたとはいえ、後半、ひとりチームで別次元にいるような打撃。来年は倍増で1億超えしてほしいくらいの勢いで応援しています。


今季、1塁以外の内外野の守備についた上本崇司。「6ポジションも守るとなると、ケガのリスクも増える。そういうところを考慮して評価してもらえないか」と、契約更改の場で球団に提言。(「東スポWEB」)

確かに、確かに。あとに続く選手のためにも、そういう視点を球団に与えることができたのは素晴らしいと思った。球団も、今後、査定のプラスポイントにする方向だとか。

しかし。「上本査定」と名づけてポイント化される見込みだとか。えー。ここで、ウィーンと上がった気持ちが、急滑降。


例えば、「ツカハラ」(えぇ、古いですよ)「コバチ」「シライ」とか、体操競技の技に開発者の名前が残るのはわかるが、こういうところに個人の名前残すのって、ある?(あるのかもしれないけども)

他球団だったらどうしただろう。源田査定とか、坂本査定とか、チームを代表するような選手の提言だったとしても、名前つけるかな。

いや、カープの中でも、上本以外の選手がこうした提言をしたとき、その名前ついたのかな。どうなの、木村昇吾だったら。

上本が球団に(やけに)気に入られていることがこんなところにも体現されているようで、ちょっと背筋がうすら寒くなりました。上本、調子に、乗る、おそらく。


ユーティリティプレーヤー査定ともども、来季、フォア査定を導入してほしい。

開幕前、阪神の岡田監督がフォアを査定に入れるよう球団に提案し、了承されたことで、今年の阪神のフォアゲット(=出塁率)が格段にアップ。しっかり得点につなげた。ホームランは少なかったというのに。優勝!

カープもこういう良いことは学んでほしい。こういう模倣は恥ずかしいことではない。「阪神の活躍が素晴らしかったので、うちでも採り入れることにした」と、相手へのリスペクトをしっかり表して導入してほしいくらいだ。

どうなの? やる気あるのー?
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2023年11月25日

選手とコーチは他球団からも求められるひと希望


11月24日に発表された来季のコーチングスタッフ

三好匠の新加入はすでに聞いていたが、それ以外、見事に(「みっごとに」と強調したい)変わりなし。得意の入れ替え作戦のみ。やっぱりかー。

プロ野球ではコーチ人事を「組閣」と呼んだりしますが、ほんとに今の政府のよう。「適材適所」というより、仲間うちで回している感じがそっくり。


今のカープのコーチ陣の中で、他球団からも求められそうな人材はいったい何人いるのか。オリックスの水本ヘッドコーチや、先日のアジアプロ野球チャンピオンシップで日本代表のコーチに声のかかった梵さんのように。

FA宣言しないで残留を決めた上本崇司や磯村嘉孝が「取りに来る球団もないので」「行くとこないので」と自虐的に(素直に)話していたが、コーチ陣もそういう人、多そう。

カープだから務まっているって、お友達内閣か。それ、プロなのか。


とりわけ打撃コーチはテコ入れしてほしかったが、朝山コーチはそのまんま。三軍配属になった迎コーチと入れ替えで、小窪コーチを配置。小窪か~い。

カープ歴が浅い私には、小窪に名幹事(選手会長)のイメージはあれど、プレーヤーとしての記憶は、代打の打席でフォアをとってガッツポーズをする人。

いえ、いいんですよ、フォアで出塁することも大事ですよ(今季の阪神を見よ)。でも、フォア狙いで、はなから逃げてる感じがしてしまっていた。


そんな小窪も、カープ在籍時、コーチを打診されたとき、「カープの野球しか知らない自分はこのままコーチになってもいい指導はできない」と、カープを出て、独立リーグを経てNPBに返り咲き、ロッテでユニフォームを脱いだ。

あのときの小窪にはガッツを感じた。ロッテで初めて1軍起用された日、ホームランを打ったことにも感動した。

なんですけど、2022年から、カープのベースコーチとして立っているときの雰囲気のなさに目が泳ぎそうです。

小窪に打撃教わりたいですか? とくに若手へのアドバイス、がんばらなくていいから。そっとしておいて。そんな気持ち。もしかしたらすごいコーチング能力の持ち主だったとしたら、喜びますとも。


今季2位だから、コーチもこのままで。って、普通そうなりますわな。ただ、阪神と11.5ゲームですよ。ヤクルトと中日の不振に助けられての2位だったことを忘れるでないぞと球団に言いたい。

あ、球団は優勝する気ないから言っても無駄か(でも言おう、何度でも言おう)。どこまで新井さんの考えが反映されているんだろう。新井さんもこれでいいと思っているんだろうか。

とにかく選手には、自分の頭で考えて、自力でがんばってと言いたい。プロならば。

2023年11月23日

大人の階段のぼる西川、オリックスに移籍


11月22日、西川龍馬のオリックス移籍が決まる。23日のファン感謝デーでも、ご挨拶。(「デイリースポーツ」)

「このファン感に出ようか迷っていたところ、鈴木常務から “胸を張って出なさい” と言ってもらいました。そして今ここに立っています」

「来シーズンはオリックスバファローズに行って、オープン戦・交流戦で戦えるのを楽しみに、その時は全然やじってもらってもかまいません。それをパワーに変え、僕はこれからやっていきたいと思います」

「8年間本当にお世話になりました。カープに来てよかったです。ありがとうございました」


FA宣言したときの会見もだったけど、言葉がひとつひとつ素直で、スッと入ってきて、ここに来て西川の好感度が急速にUP。

時にふてくされたような打席、集中力欠けたような守備が見られた西川が。次のステップに進むと決めた人の、よけいなものが取れた感じが、なんか好ましいです。

引っ越すことは決まっていたけど、まだ引越し先が決まってなかったときと違って、行く場所が決まって、わかってはいたことなのに、ほんとに行っちゃうんだなって気持ちになった。


「カープ愛」という言葉でチーム残留を決める選手が少なくなかっただけに(そんな言葉はメディアが便利に使っているだけかもしれないが)、「野球人生は短いので、パ・リーグでやってみたい。ボクの野球が通用するのか興味があった」と、新しい環境に身を置くことを決めた西川に覇気を感じて、それこそ好ましい気持ちでいっぱいだった。

望まれて行く。プロの選手として誇らしいこと。5年15億円以上。これはこれで、大きなプレッシャーになるのか。

それとも安心を得るのか。巨人にFA移籍した梶谷隆幸みたいに、あれ、今、どこにいるのー? なんてことになるかならないか、ここからがまた腕の見せ所。

オリックスの中嶋監督は選手の状況を絶えず見て、入れ替えをする人なので、安心なんてないと思うけど、どんな感じになるのか、オリックスファンとしても楽しみです。


今季は打率.305で、リーグ2位。そら求められて当然の成績。ただ、終盤、コンディション不良で登録抹消されたり、大瀬良大地ともども、1年通しての活躍の印象が薄い。打率3割超えのイメージも薄れていた。

11月18日、アジアプロ野球チャンピオンシップのオーストラリア戦。

その日、スタメンに選ばれていた藤原恭大について、Prime Videoのゲスト解説・ロッテの吉井監督は、前半の活躍は目覚しいものがあったけれど、1年通して出る体力がなかったと言っていた(食も細いそうです)。

一方、今季の小園海斗は対照的。シーズン序盤、打撃不振で2軍に降格。後半はチームで唯一コンスタントに打ち、ひとり違うステージにいる感じだった。


「シーズン前半に活躍した(後半失速した)選手と、序盤つまづいたけれど後半活躍した選手とでは、どちらがいいですか?」と近藤祐司に問われた吉井監督は、「後半活躍した選手」と答えていた。

やっぱりそうか~。1年通して活躍してもらえたら最高だけど、たしかに後半の活躍は脳に残る。秋山翔吾も前半はタイトル獲ってくれるかと期待したこともあった。今では遠い思い出。

大きな契約を結んで新しいチームに移籍。西川のプロ意識が育っていくのかな。身体に気をつけてね。人気者になってね。

ファン感謝デーで披露(疲労するわ)された来季のカープのキャッチフレーズについてはもう何も言うまい。
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2023年11月20日

小園と坂倉、ステージ上げた、日本代表若手の部


11月19日、アジアプロ野球チャンピオンシップ2023・決勝(東京ドーム)、日本が韓国に延長10回、4対3でサヨナラ勝ち。

2対2、同点で迎えた9回ウラ、2アウトで小園海斗。ここで決めてヒーローになってほしかったが、走者もいない上に、ショートゴロ。延長が決定。

10回は森下翔太からの打席。また森下に持っていかれるのか~。と思っていたら、今大会はタイブレーク制だったことをそのとき知る。


ノーアウト1塁2塁で始まる10回、こんなプレッシャーの中、投げるヤクルトの吉村貢司郎。

2021年、東京オリンピック・準々決勝のアメリカ戦、タイブレークで三者凡退した栗林良吏はえらかった。

2回バント失敗したキム・ドヨンはヒッティングに切り替え、ショートゴロで併殺。よしよし。

が、ユン・ドンヒのセンター前ヒットで、1点入ってしまった。でも、3アウトをとった吉村のストレートは素ん晴らしかった。


10回ウラ、森下に代打・古賀悠斗。えっ、チャンスに強い森下にパッカ~ンと行かせないの? そう思ってしまう素人がここに。

タイブレークでバントは定石? それはさておき、これまたプレッシャーのかかる場面で、古賀が初球で絶妙なバントを決めた。

ここでも、東京オリンピックで、同じ状況で代打でバントを決めた栗原隆矢を思い出す。みな、素晴らしい。

1アウト3塁2塁で、牧秀悟は申告敬遠(5回、守備のエラーを取り返すホームランを打った牧もえらかった)。

満塁になったところで、本日5番の坂倉将吾に打席が回ってきた。ヒ~。ここで決めてヒーローになってー、ほしかったー。が、同点の犠牲フライ、グッジョブ。


万波中世も申告敬遠で、また満塁。ここで門脇誠。

森下同様、なんか相手にしたとき嫌な感じのある門脇誠がサヨナラ打。嬉しいとちょっと悔しいとが正直交じり合った。門脇、また自信をつけそうだ。

サヨナラ打は門脇に譲ったが、タイブレークで1塁の走者だった小園が勝利のホームを踏んで帰ってきた! 小園はそういう星のもとに生まれた選手(きっと)。

5回、牧がホームランを打ったとき、小園はベンチを飛び出して、両手をあげて体いっぱいに喜びを表していた。ベンチが、明るい!

こういうのは坂倉もよくカープで見せてくれるが、オーバーエイジ枠の坂倉。今回はお兄さん的存在なので(ゆうほど年齢は変わらないが)、ベンチでは凛々しく見えました。


今回の日本代表(若手の部)、小園と坂倉が存在感を見せてくれて、嬉しかった。WBCを経て、中野拓夢が存在感を増したように、来季、小園や坂倉がカープを引っ張っていってくれるのが楽しみ。

坂倉は捕手に専念して、今季完走するのは、体力的にも頭脳労働的にもパンパンだったと思うけど、ひとつ上のステージに上ったかな。

小園はすでに、シーズン後半、秋山翔吾や西川龍馬らが不調だったとき、ひとり別のステージにいた感じだった(ひとりコンスタントに打ち、ほかにつなぐ人がいない状態だった)。それが地続きになっているのを、今回の代表チームでも感じた。


井端監督は「23歳ですけど、何年もレギュラーを張っている選手よりうまいんじゃないかと思っている」と、ちゃんと見てくれていて、嬉しかった。(「東スポWEB」)

森下も万波も、ここぞの取り返しにかかった牧も、最後に決めた門脇もさすがなところを見せたけれど、全体的にチャンス残塁の山も少なくなかった。わたし的には、小園にもうひとチャンスで打って、MVPに選ばれてほしかった。

初戦のチャイニーズ・タイペイ戦ともども、決勝の2番手で投げて流れを変えた日ハムの根本悠楓も記憶に残る選手になった。
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2023年11月14日

西川のFA宣言にスカッとした


西川龍馬がFA宣言。やった!

カープのFA関連では久しぶりに覇気のある話。外野の枠も1つ空く。田村俊介や中村貴浩の時代、来い来ーい!

「セ・リーグの(球団)なら行く意味はないと思っているので。行くならパ・リーグでやってみたい。やっぱりセとパで野球が違う。野球人生は短いので、そっちの方でもプレーしたい」

「(パ・リーグは)メジャーっぽいというか、真っすぐでどんどん勝負してくるイメージ。ボクの野球が通用するのか興味があった」
(ともに「中日スポーツ」)


見ているファンですらそう感じていたのだから、プレーヤーとして、セとパのレベルというか、質の違いについて、やっぱり思うところあったんだな、と。

2018年オフ、丸佳浩は「もっと上のレベルへ行きたい」とFA宣言。ということは、パ・リーグかな・・・? いんや、巨人だった。

どのチームでもいいんです。好きなとこ、プレーしたいチームへ行ってもらえたら。

でも、今の巨人ってレベル高いか? 肩がガクッと落ちたものだった(巨人にFA移籍して結果を出した選手は少ない。今季はさておき、丸は主軸を担っていたから、そこは立派と思う)。


ここ数年、残留した田中広輔、會澤翼、野村祐輔、大瀬良大地ら、精彩を欠いている選手を見ていてモヤモヤするものがあったので(チームへの愛着あってのこととは思いますが)、慣れた環境を離れる決断と挑戦には、スカッとした。

今回、FA宣言しなかった磯村嘉孝が「そこまで他の球団から求められていないのかな」と話していたのには腰が砕けた。(「東スポWEB」)

「取りに来る球団もないと思うので。行く球団ないので、ここにいます」という上本崇司の自虐ギャグにのっかったのかもしれないけど(上本、ヘンな前例作るな)。


たとえ思っていたとしても、プロならば、そんなこと言ってくれるなと思う。てか、球団にも失礼だっつーの。もう、そんなこと言う選手、ほかの球団にいます?(いたらびっくり) 

カープが必要と思って契約してくれているんだから。磯村の場合、出番は少なくとも、3番目の捕手の存在は大事なはずだから。

そんなことポロッと言うなんて。一流の選手はそういうこと言わないだろう、と。


それだけに、西川が、プロとして、売れる自信があるというのはいいことだ。

西川はケガも多かったし、気分にムラがあって、それが守備などプレーに出ていたように見えたこともあった。そういうのは一流選手とは言えないと思ったこともある(鈴木誠也もそういう大人げないところがあった)。

生ぬるいカープから出て、新しい世界を、自分を知るのはいいと思う。
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2023年11月11日

新しさを拒むカープにエディー・ジョーンズの名言を


今朝、ラジオで面白い話を聞いた。

先日、ラグビーオーストラリア代表ヘッドコーチを辞任したばかりのエディー・ジョーンズさんと対話した、スポーツジャーナリスト・生島淳さんの話。(「まとめて!土曜日」TBSラジオ、11月11日)

2012年から2015年まで、日本代表ヘッドコーチをつとめていたエディー。再び、日本代表のオファーがあったのではと噂されているけれど、今のところオファーはないそう。

ただし、「私の情熱は日本代表にある」と。


そこで、「もし、ヘッドコーチになったら、どんなプランを考えているんですか?」と問うた生島さんに返ってきたのがこの言葉。

「まず、メディアも、ファンも、新しい状況に慣れることだ」

そのココロは・・・

「たとえば、リーチマイケル、稲垣啓太、堀江翔太ら、2015年のワールドカップから出ているベテラン選手というのは、ポップミュージックと同じだ。耳慣れているので、彼らが出てくるだけで、みんな安心する。ただし、そればっかりやると、成長がなくなる。新しい環境、新しい選手が出てくることに、メディアとファンは準備しなければならない」


これを聞いて、はい。思い出しましたとも、今のカープを。

菊池涼介は今でもスタメン張れる選手ですが、田中広輔、會澤翼、松山竜平ら、三連覇に主力だった選手が当たり前のように重用された今季のカープ。

野間峻祥や上本崇司らも、多くのカープファンにとっては見慣れた選手たち。カープ在籍期間は短いが、秋山翔吾は野球界でポップミュージック的存在。

いや、ファンだけじゃなく、球団や、新井さんや、地元メディアにとっても。


エディー・ジョーンズは昔から、「わたしの仕事は、選手の居心地を悪くさせることだ」と言っているそうです。

居心地がいいと、そこで満足してしまって成長のスピードが緩んでしまう。常にプレッシャーをかけ続ける(それは選手にとっても、スタッフにとっても、大変なことだけど)。

そして、選手だけでなく、ファンにもそれを受け入れる準備が必要だ、と。

もし、ヘッドコーチになれるのであれば、新しい選手が活躍できる仕組みを作っていって、やりたい、と。


今年のラグビーW杯フランス大会で主力だったのは、前回、前々回のW杯を経験したメンバーだったと聞いて、驚いたことがある。それって、まんま今のカープ。

「カープは家族」と掲げる新井さん。私はその言葉にずっと違和感がある。

でも、地元メディアは何の疑いもなくそのフレーズを使っているように見える。その言葉を受け入れているカープファンの方がもしかして多数派なのかもしれないけれど。


「20~25歳の核となる選手を育てないといけないというのはあるけれど、それありきではスタートしない。結果を出しているのに無理に世代交代を進めるということはやらない」と語っていた新井さん。(「デイリースポーツ」)

今年はシーズン前にWBCのあった変則的な年。WBCの影響が少なかった(栗林良吏以外は)ことはカープに少なからず幸いしたと思うのです。

2位になれたことは嬉しかった。昨年までの3年間がとてつもなく楽しくなかっただけに。

でも、球団も、地元メディアも、今のままでいいと思っているような、新しい状況を拒んでいるような感じがして、おなかの底からはワクワクできなかった。

私は、新しい環境、新しい選手が出てくる準備は出来ています。出てこーい。出してこーい。
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2023年11月3日

電撃地味発表、戦力外の三好がカープのコーチに


10月5日、戦力外通告を受けて、現役を引退した三好匠が、来季からコーチに就任することに。けっこう電撃発表です、わたし的には。

「シーズン途中から、今年くらいかなと家族で話していた。カープで首になったらもうやめようと。球団に残りたいと思っています」と話していた三好。

球団職員の道なのかなと思っていたら、突然のコーチ話。「球団に残りたい」っていうのは、三好の単なる希望だったのか、それとも戦力外のとき打診があったのか。


戦力外は、選手として評価されていないということ。コーチ就任はチームに必要とされていること。立場は違えど、相反することが連続して起きて、ちょっとよくわからない。

コーチとしてオファーしたいなら、それを前提として引退をすすめるとかないの?

それとも、まず戦力外を決めて、その後、コーチはどう? という話になったのか。

三好のコーチ就任が、積極的なものなのか、消極的(消去法みたい)なものなのか、前後関係がよくわからなくてモヤモヤ。身内で人柄のいい人に声かけとこ、みたいな、いかにもカープ的なやつなのどうなの?


三好と言えば、何と言っても、安定感大のサードの守備(美間優槻のことも忘れていませんよ~)。

球団によると、三好の役職は未定。契約もこれからで、「研修のような形で、秋季キャンプに行ってもらう」とのこと。(「中国新聞」)

守備力アップの力になってもらえたら嬉しいです。


もうひとつ、忘れられないのが、2019年7月25日、中日戦で楽天から移籍後、初ホームランを打ったこと(選球眼のよさも)。

ホームランを打った三好を翌日、緒方監督が使わなかったことも忘れまじ。

佐々岡さんも、新井さんも、活躍した選手を翌日起用しないという、おかしな人のつかい方を何気に引き継いでいる。

それが選手の飛躍を阻んでいるんじゃないか、と。解せぬ(末包、末包昇大を出せ~)。


コーチ陣も含めて発、秋季キャンプの参加メンバーが表された(「デイリースポーツ」)。

藤井ヘッドコーチ、赤松外野守備走塁コーチ、小窪内野守備走塁コーチ、朝山打撃コーチ、迎打撃コーチ、菊地原投手コーチ、横山投手コーチ、石原バッテリーコーチ、永川2軍投手コーチ、福地打撃兼走塁コーチ、そして、三好匠。

あー。うー。打撃コーチ陣は続投なのかぁぁぁ。小窪コーチの1塁ベースぎわに立っているときのあの雰囲気のなさも、はっきり言って落胆しています。うぅぅ。コーチとしての力量は知らないけれど。ごめんなさい。

コーチ陣のテコ入れはあるのでしょうか???