2026年7月30日

ゆるゆるオールスターで、岡本輝く


7月28日(東京ドーム)、29日(富山市民球場アルペンスタジアム)でのオールスター、1勝1敗で終わりました。

なんといってもお楽しみは2戦目、オールスター初登場の遠藤淳志と岡本駿。

3回、遠藤の出番がやってきた。3対0でセ・リーグがリード。糸を引くストレート、見せたれ。

あれ、いきなり村林一輝にヒット打たれてる。清宮幸太郎にも。西川龍馬にはタイムリー柳田悠岐にはガツンと3ラン。2戦通じて、最高の4失点(いや、最低か)。気にすんなー(ちょっとは気にしてー)。

しかし、その後、取ったり取られたりで遠藤の負けは消えてしまう(記憶には残りますが)。打ち勝つって、素敵だ。カープでは得難い経験をしました。


8回、岡本。8対7で、セ・リーグが1点差でリード。田宮裕涼を空振り三振。水野達稀には打たれたが、小川龍成を併殺。いいぞ、いいぞー。

あれ、9回も岡本。2イニングも? 先発投手なのでそんな驚くことではないかもしれないが、クローザーまでつとめるとは。知名度的にも岡本でいいの?

万波中正をファーストゴロ。西川史礁には打たれたが、栗原隆矢には全球ストレートで空振り三振。代打近藤健介にはヒットを打たれたが(さすが近藤)、ネビンをファウルフライで打ち取って、2イニング無失点


リーグ戦でのここ2戦、大量失点が続いてうなだれていた岡本だったが、力のある球、戻っていた。2イニング限定でしたが、今季一番に感じたほど。

藤川監督も「素晴らしい締め方をしてくれた」と誉めてくれていた。

初セーブもつき、敢闘賞もいただきました。こちらも得難い経験をしました。リーグ後半戦を期待したくなるピッチングでした。

パ・リーグのみなさん、野球ファンのみなさん、岡本のこと知らなかった方はこれを機にお見知りおきを!


連日とも、5本のホームランが飛び出し、そこはセ・リーグが負けていなかった。

佐藤輝明(2日で2本)、細川成也(2日で3本)、柳田悠岐、レイエス、村林一輝、大山悠輔、西川史礁。ホームランて、なんであんなにワクワクするんでしょう。華がある! レイエスのパワーにもほれぼれです。

57本しかホームランを打っていないカープのワクワク感のなさが身に沁みる(現在、ヤクルトはさらに1本少ない56本)。カープのワクワク感のなさはそれだけではないけれど。

1戦目、代打で出てきて、パッカーンと打った西川。佐々木泰との持ってるものが違う感を随所に見せつけられている気がする。


年々、ゆるゆる感が増しているオールスター。東京ドームはそれぞれのファンの統一感ない声援がいつになくワンワン響いていて、おかしかった。まるで中近東でのサッカーのスタジアムみたい。

富山では心なしかカープのユニを着たファンが少なかったような……。

昨年、初の試みだった「選手マイク」。バッテリー間の会話を聞くのは興味深いが、ベンチとマウンド上の投手の会話は冗長に感じた。

「選手マイク」を試みている間は、ピンマイクをつけている選手たちを画面分割して映すので、プレーしている選手がクローズアップされない。やっぱりプレーをど真ん中で見たい。

スターがMLBへと移って、迫力を欠いてしまっている現実があるとしても、選手たちの魅力あるプレーが見たい。


2戦目の3回、高橋光成がマウンドに上がると、サードの栗原が捕手に。捕手の若月健矢はファーストに。光成と栗原は2014年のU-18日本代表で同級生バッテリーを組んでいたらしい。

栗原の捕手姿を見られるのは興味深かったけど、栗原はサードでファン投票と選手間投票で選ばれ、若月は捕手として選手間投票で選ばれた(ファン投票でも2位)。

このポジションコロコロ、若月とファンに失礼なんじゃないかと思ってしまった。オールスターも底が抜けたな、と。

ゆるゆるながらも、選手たちが楽しそうなのは何より。いつもオールスターで楽しみなのはベンチの様子。普段見られない、他チームの選手たちが会話している様子を見るの好きなんですけど、今回はそのカメラワークも少なかったような。

よくあることだけど、佐藤輝明とか、人気者に視線しぼりがちで、ありきたり感がいっぱいだった。放送局は全選手へのリスペクト持って、ちゃんと仕事してー。
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