2024年3月31日

アドゥワ、今年ブレイクの予感


3月31日、DeNA戦(横浜スタジアム)、1対5。負け越したけど、勝って終われてよかった。

カープ内外でブレイクが期待されている田村俊介ですが、ひそやかにアドゥワ誠も今年ブレイクする予感がしています。

そんなアドゥワが先発。1回に1失点はしたけれど、デッドボール2コでザワッとはしたけれど、5回1失点。度会隆輝も封じた(度会、今日ノーヒット)。


アドゥワ、3月17日のDeNAとのオープン戦も5回1失点だった。DeNA打線に的を絞らせず、大崩れすることもなく、試合を作った。ローテ守ってほしいわぁ。

菊池涼介と小園海斗の対になるような、ジャンピングキャッチもすんばらしかった。

DeNAはアドゥワを攻めあぐねていたので、6回も続投かと思ったが(61球だったし)、疲れなどを考慮してか、5回で降板。

これがDeNA打線を喜ばせることになったら・・・と気をもんだが、益田武尚、矢崎拓也、島内颯太郎、栗林良吏が無失点リレー。


打線は2回、田村のファーストゴロで同点に。田村、いまだノーヒット。でも、初打点。いいよ、いいよ、ノーアウト3塁2塁でその方向に打つの。菊池先輩も見習おうね。

3回には田中広輔にの勝ち越しソロが出た。アドゥワに勝ち投手をプレゼントできる前提を作った。

DeNA打線に1点リード。心もとないまま、じりじりと8回に突入。


上茶谷大河から野間峻祥が先頭打者ヒット、盗塁決めて1アウト2塁。そこに小園来たー。というところで、申告敬遠。トホ。小園は今季、申告敬遠されることが増えそうですね。

目の前で申告敬遠された4番・堂林がレフト前ヒットで野間3塁。そこでいったんストップしたが、佐野恵太とオースティンのとんでもないダブル悪送球で、野間と小園が帰ってきた。いただきました。

秋山翔吾ヒット、坂倉将吾のゴロでもう1点。1対5に。

3点リードのセーブシチュエーションで栗林を送り出したかったが、贅沢言うまい。栗林もそろそろ投げておきたいところ。度会、オースティンを連続三振でガッツポーズで試合終了。


レイノルズとシャイナーが負傷のため、そろって登録抹。いろんな巡り合わせあっての勝ちだが、そのとたん勝つという展開には思うところが。

満を持して中村奨成と二俣翔一が緊急招集されたが、出番はなく肩透かし。2連敗してたし、今日は勝っておきたいと、手堅く? いつもの? メンバーで? 

いつまで代打・松山、代打・會澤ありきでゆくつもり?  今日も力のないスイング。9回、久保修が代打でコールされたとき、昨日に続き、ひときわ大きな歓声が起きた。

昨日、度会への危険球で、3球目で退場となった黒原拓未が登録抹消されていなかった。リリーフ要員でベンチ入り。よかった。横浜スタジアムからいったん切り替えて、マツダスタジアムで挽回しよう。

ハードなことが続いたけれど、なんとか越えてほしい。がんばれ(がんばっとるわ)。
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2024年3月30日

DeNAに2連敗、「野球は投手」というけれど投打とも散々


3月30日、DeNA戦(横浜スタジアム)、6対1で2連敗。

森下暢仁が右肘張りのため、登板回避。がっくり、土曜の午後の至福時間だったのに(そうは言っても、1年目の森下の幻影をいまだ引きずってる感があるのは否めない)。

代わって黒原拓未が登板。アドゥワ誠、玉村昇悟と残り1枠を争っていた黒原。結果、アドゥワに決まったが、思いがけず早く登板の機会がやってきた。がんばれ。

のはずだったが、先頭打者・度会隆輝への頭部危険球で即退場。3球で退場。がっかりした。


黒原は2年前の巨人戦で、吉川尚輝にデッドボール。吉川は担架で運ばれ、後味悪いムードになった。その後しばらく、黒原は行方知れずに(それが原因ではなくコンディション不良とのことだったが)。

度会は倒れこみ、一度ベンチに下がるも、累上へ。そのあと盗塁を決め、牧秀悟のタイムリーでホームベースを踏んで帰ってきた。

フェースガードの右耳あたりと右肩に当たったとのこと、頭部直撃でなくて本当によかった。


おそらくノー準備の河野佳がマウンドに。ロングリリーフ要員ではないかもしれないけれど、こういうとき、修羅場くぐった経験豊富な中﨑翔太だったらと思ってしまった。

緊急登板で無理もないとはいえ、河野にはここでアピールしてほしかったが、3回、宮﨑敏郎にデッドボール。桑原将志にも抜け球。DeNAベンチざわつく。

河野は3回3失点。この後もカープ投手陣のコントロールはばらつくことが多く、ピリッとしなかった。

4回は大道温貴。むちむちしたキレの悪そうな大道。ピッチャーの平良拳太郎にヒットを打たれ、度会の2ランで、6対0。

今日の度会、4安打。新人賞及び三冠王もとりそうな勢い(まだ開幕2日目ですけども)。


DeNAは随所に好守が出て、カープは阻まれっぱなし。そこを打破する人、出てこんのか〜。「野球は投手」と言うけれど、その投手陣がピリッとしない中、打者もピリッとしなかった。

カープは6回までノーヒット。7回、野間峻祥がヒットを打ったとき、あっ。平良にノーノー達成されるところだったのかと気づく。それくらいナチュラルにノーヒット。

9回、途中出場の田中広輔、野間にヒット、小園海斗のタイムリーでやっとゼロが消えた。平良も疲れが出てきていたのか、完封を免れたのがせめてもの救い。

どんなゲームでも途中で見るのを止めることはないです(佐々岡さん時代、1度あったかも)。今日も最後まで見たが、この時間大事に過ごしたいわ〜と、途中から読みかけの本片手に観戦。読書がはかどる始末。こういうゲームにお金払いたくないなぁ、というゲームだった。


矢崎拓也や島内颯太郎も応援したくなる選手になるまでに時間を要したが、黒原も矢崎のようになれるだろうか。まだイメージできない。

それにしても打線。今日のスタメン見て、負ける気がしました。野間1番に逆戻り。昨日、スタメン外れたのは、いつもの単なる右左案件だったのか。

レイノルズとシャイナーもスタメン(二人とも途中交代)。スタメン5番の秋山翔吾や代打・松山竜平にも、力のなさを感じた。今日は結果が出なかっただけ? そんな日もある。でも、そういう選手を重用し続けた結果の今日に見えた。

そんな野間がノーノーを阻止し、9回の得点にもからんだわけだが、6回、久保修が代打で登場したときのスタンドの歓声はひときわ大きく感じた。

ファンが期待する選手とベンチが選ぶ選手との乖離が可視化された瞬間に思えた。
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2024年3月29日

5連打と犠牲フライで3点ぽっきり、長打をちょうだい


3月29日、DeNA戦(横浜スタジアム)、4対3。

開幕戦の勝敗でシーズンが決まるわけでなし、それはいいんです。ただ、昨年、対カープ戦の防御率1.87の東克樹から3点先制(しかも10安打)しながら勝てなかった。

1回、3塁1塁の残塁に終わったが、1番・菊池涼介から4番・堂林翔太までが初球を振っていった。追い込まれる前にどんどん仕掛けて、東のペースを崩した。

3回、菊池、上本崇司、小園海斗、堂林、坂倉将吾の連続ヒットと、6番・レイノルズの犠牲フライで3点目。

連打した。でも、5本のヒットで3点。コツンコツン打線は健在。ここで長打でごっそり持っていけないのはやっぱり弱い。末包昇大、早く帰ってきてー。


11年目にして初の開幕投手・九里亜蓮はテンポのよい投球。3点の援護も得て、このままいけば勝ち投手の可能性がキラ〜ン(気が早い、まだ3回)。

そのウラ、シャイナーのあれはいったい?という守備もあり、ドライチ・度会隆輝に同点3ラン。度会、デビュー戦で期待通りの活躍。

21歳、生命体として若くキラキラしている上に、明るい、人の目を惹きつけるものがある。大将・牧秀悟がおとなしく見えるほど。のびのびしてはるわ〜。


先日、TVerで見た「出川哲朗のプロ野球順位予想2024」(テレビ東京、3月20日放送)では、DeNAを最下位予想していた人が意外と多く、口をそろえて「今永昇太、バウアーがいなくなったから」。

私は、「え、度会いるのに?」。それくらいチームを勝ちに導く引きの強さを感じる。こわい素晴らしい。

同点のまま、8回、島内颯太郎。1アウト満塁で、代打・大和が絵に書いたようにカープキラーの仕事、勝ち越しの犠牲フライ。


スタメンに野間峻祥(=ゆるんだ空気)の名前がなかったことはよかったと思う。ただし、2番に上本。上本の文春砲に興味はないが、球団が上本をどう扱うかには興味があった。へー。

昨年、「交流戦、エスコンフィールドでのゲームもあるし、楽しみです。北海道は美味しいものがたくさんあるのでそれも楽しみ」と話していた上本。

上本流の場をなごませるためのものだったと思うけど、遠征にはそういう楽しみも実際あるのかもしれないけど、遊びに行くんじゃないんだから。

今回は遠征先の神奈川で、開幕戦前にデート。ご自由に。でも山下舜平大の話を聞くと、立ち位置の違いを感じる。ぬるいのよ〜。

この春、山下はキャンプにはジャージしか持参しなかったとか。外出する気なし。野球に集中するために来ていた。


3番・小園は4打数3安打。ひとり違う時空にいるよう。首位打者、狙ってほしい。度会は新人賞と打点王などいかが?

7番・田村俊介は4打席すべて三振だったけど、たくさん打席に立ってほしい。

久保修が見たかった。

ヒットは打っても点が足りない。球団が長打を重要視しないチームづくりをしてきたのだから、その通りになっただけのこと。開幕にわくわくしつつ、案の定変わらないカープを見せられた気分にもなった。
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九里を勝ち投手に! だがワクワクも中くらいなり開幕メンバー


心待ちにしていたDeNAとの開幕戦、いよいよです。3戦ともお天気が大丈夫そうで、なによりホッとしてます。

初の開幕投手、九里亜蓮。これほどや心身ともにやる気が立ち上っている選手、カープ投手陣では一番じゃないだろうか。というか、そういうキャラ。ハ・キ!

東克樹との投げ合いが見応えあるものになりますように。九里を勝ち投手にしてほしい、打線頼むよ〜(蚊の鳴くような声)。


開幕一軍選手が発表された。田村俊介、久保修以外は大きな変わりはなく、ワクワク度は低め。末包昇大の合流が待たれます。

そんな開幕直前、上本崇司が文春砲に。

中村奨成といい、松本竜也、小窪コーチといい、なぜこれほどまでに小物がマークされるのか(全部が文春じゃないけど)。坂本勇人や菊池涼介ならまだしも。砲は砲でも、水鉄砲。プシュー。


不倫という言葉には以前から違和感。いろんなケースがあるとは思うが、人の恋愛に口出すなと毎度思う。不倫が発覚しても大統領が辞職に追い込まれないフランスみたいになればいいのに。

あるアナウンサーが局を退社して、芸能事務所に所属することになったとき、「不倫だけはしないでくださいね」と事務所に言われたそうだ。「社員たちがご飯食べられなくなりますから」と。

CM違約金とかとか、会社の経営に関わってくることもありますものね。そういうことを問題にする世の中なので、そこはプロとして心してねというのはあると思う。


大谷翔平の結婚発表はどこまで見事なんだこの人はという感じだった。あれほど注目される人物なのにメディアは知らなかった。

そんな大谷も、水原一平さんの件ではまだクリアになっていないこともある。9マス(マンダラチャート)で自分をコントロールしてきた大谷だけど、すべてをコントロールすることはできない。

で、上本のデートの話はどうでもいいけど、奨成の文春砲では、球団は奨成を2軍にとどまらせて、明らかに制裁を与えていたように思えた。今回、2軍で快調の奨成、開幕メンバーには選ばれず。

今回のことで開幕1軍メンバーに入っていた上本に球団はどんな扱いをするのか(相手との付き合い方の違いはあるけれど)。なんとなく球団のお気に入りの香りがする上本に、球団がフラットな処遇を与えるのかどうかには興味あります。
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2024年3月27日

こんなスタメンが見たい


開幕まであと2日。順位予想がとびかっていますが、常々、評論家(解説者)よりファンの方がよっぽどそのチームのことわかっているんじゃないかと思うことが多々ある(もちろんいろんなファンがいますが)。

評論家は出身チームについては多少なりとも事情通かもしれないけれど、全球団にまで目配りできていない。

だって、カープの試合見てないんだろうなっていうような、適当なコメントする人、ときに見かけますから(若手育てるのうまいとかさ? もっと若手出せー)。

なんたって、熱心なファンはそのチームのほぼ全試合、開始から終了までを見届けています。見てる量が違う上に、一極集中して見ていますから質も違ってくる。


出川哲朗のプロ野球順位予想2024」(テレビ東京、3月20日放送)。各球団の熱烈な芸能人ファンが「理想のスタメン」「理想のローテーション」を発表。最後に、順位予想をするというもの。

たまたま途中から見て、面白かった。秋定遼太郎さん(オリックス)、藤田憲右さん(ロッテ)、安定の伊集院光さん(日ハム)、野球ど素人オズワルトの伊藤俊介さん(DeNA)などなど、笑った。

見始めたときにはパ・リーグの順位予想が始まっていて、セ・リーグ見逃した~(見たかった~)と思っていたところ、TVerで配信中と知る。今日、全部見れました。


カープは鈴木福君が担当。カープファンとしてたびたびメディアに登場している福君ですが、広島出身じゃなさそうだけど(出身は東京)、なぜカープファン?くらいにしか思っていなかった。

野球を好きになって、始めて始球式をしたのがカープの試合で、その縁あってとのこと。当時の、小学6年生のときの映像が流れたのだけど、投げっぷりよかった。

そして、福君の選んだスタメンがまた素晴らしかった。

1番・秋山翔吾(センター)
2番・田村俊介(ライト)
3番・小園海斗(ショート)
4番・末包昇大(レフト)
5番・堂林翔太(ファースト)
6番・坂倉将吾(キャッチャー)
7番・林晃汰(サード)
8番・菊池涼介(セカンド)


「西川龍馬の抜けた穴は?」と問われ、「田村、中村貴浩、中村奨成、久保修で埋める」と。

スタメンともども、私が見たいと思う選手ばかりではないか~。福君を見る目が変わる(キラ~ン)。わかってはるわぁ。

スタメンに野間峻祥の名前はない。上本崇司、田中広輔、會澤翼ら、新井さんが隙あらばスタメンに組み入れてくるベテラン勢の名前もない。

こういうオーダーで見たい。切に見たい。よって、新井さんの組むオーダーを知るのがちょっとこわいです。カカカ(空笑い)。

「出川哲朗のプロ野球順位予想2024」は配信終了まで1週間以上あるとのこと。よろしかったらぜひ。
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2024年3月26日

カープだけほっこりしている


3月24日、オープン戦最終日、ソフトバンク戦で野間峻祥を外し、久保修をスタメン起用(で、久保が打撃と守備で活躍)。

打率1割切った不振の野間に「どうってことない」と表向きは言いながら、フラットに若手を起用。新井さん、やるじゃないか〜。と感動していたが、野間は体の張りがあったため、出場を見送ったそうですね。

そうですか、そうでしたか。上昇した気持ちが降下中。

 ニュー新井さんになったかと思ったが、違ってた。野間のコンディション不良がなかったら、いつも通りスタメン起用してたんかーい。


3月24日のサタデースポーツ(NHK)で、恒例のセ・リーグ監督座談会。

収録時間はもっと長かったでしょうけれど、放送時間10分程度のために各地から監督を呼びよせなくても、リモートでいいのに。

喉元過ぎれば(いや、過ぎてない!)すぐ対面方式に戻る。カープは一番移動距離が長くて時間かかるんだから!(ツーン)

監督会議となると、天然なのか、わざと道化役を買って出ているのか、新井さん、いつも浮いている。いいのよ、解説者時代みたいに聡明な感じで話してくれて。


いっせいに⭕️❌で答えるコーナーで、「采配に情ははいってしまう」という質問に⭕️をあげたのは、新井さんと立浪監督だけ。

ここで新井さんが❌をあげようものならば、「なにを言う〜」ですが、そこは偽りなかった。

しかし、立浪監督は意外だった。お二人の選手への接し方は逆方向にあるようにも感じていたので。

新井さんはミスした選手にも挽回のチャンスを与えることについて触れていた(遠目に見ている限り、立浪監督には選手へのそういうケアを感じない)。


立浪監督は若い選手を使っていることについて触れていたが、それは「情」というより、今後のためのチームの方針では?

むしろ、新井さんのベテラン重用に「情」を感じて、つねづね気が晴れない。

「ベテランだろうが、勝つために言うことを聞いてもらう時は聞いてもらう。そこに情を入れていたら、やっぱり勝てない」

厳しい表情で、そう話していた阿部監督を見ていると、新井さんだけ、ほっこりして見えた。

このほっこりさを持ち合わせて優勝できたら、それはそれで面白いのだが。ここにフラットな選手起用が行われれば、カープ(新井さん?)は一皮むけると思うのだが。阿部監督の話、よく聴いてな。


昨年、評論家の順位予想が軒並み5位6位だったことを思えば、今年のカープは3位あたりに位置。(「スポニチ」)

昨年はシーズン前、新井さんが「カープは家族」などとプロの世界に違和感ありありの言葉を発したため、なめられたんだと思っている。

そんな最下位予想から2位になってしまったものだから、ちょっと上位には置いてもらえるように今なってますが。

ところで、高津監督のオーラがめっきり消えていた。「今季の注目ポイントは?」という質問に、ほとんどの監督が若い選手への期待をあげたのに、高津監督だけ「移籍組」と。え、そこ? ちょっと寂しく感じました、ヤクルトの選手層。
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2024年3月24日

野間外れ久保打った守った! スタメンは監督からのメッセージ


3月24日、オープン戦最終日、ソフトバンクに3対0で完封勝ち(マツダスタジアム)。

昨日、打率が1割切った野間峻祥について、新井さんは「どうってことない」と意に介さない様子だった。また今日も野間峻祥が1番なのか〜(だとしたら、カープも終わりだ)。

くらいの気持ちになっていたが、野間はスタメンを外れ、久保修がセンター(9番)に。


昨日のあれは、いつかのどこぞの監督のように選手をおとしめない、選手のモチベーションを下げないよう配慮した、新井さん流の表現だったのね。すまなかった、昨日は額面通りに受け取って。

だからと言って、開幕スタメンには「1番・野間」がピッカーンと表示されるかもしれないが。

ところが、その久保。2回に打点を上げ、3回には周東佑京のセンターフライをスライディングキャッーチ。守備でも魅せた。いいじゃないですか、久保。面構えも、とってもいい。


今日のソフトバンク投手陣は主力級の人たちではなかった。野間を外したからとは限らないが、そのとたんにスッと点が入るこの感じ。

スタメンは選手たちへのメッセージになり得るのだと思った。監督は心しないと。

思い切って、開幕スタメン、行ってみませんか、久保で!


そうなったら、パパパ〜と開幕が花開く感じで心躍るんですけれど。それで野間の席がなくなるわけでなし。シーズンは長い、調子を上げたときでも遅くない。

この日、シャイナーを1番に置くというテコ入れも、のれんに腕押し、ノーヒット。起用し続ければいつか・・・はやってくるかもしれないが、このムードで開幕突入はどうなんだろう(野間の件も)。

開幕戦は143分の3。ほんの一部分。でも、気持ちよくスタートできれば、ファンは嬉しいです。


DeNAとの開幕戦3戦目を任されるアドゥワ誠が先発。こちらもよかった。ソフトバンク打線を抑え、ますます期待が高まる。

アドゥワに続いてソフトバンク打線を抑えたのは、島内颯太郎→杉田健→岡田明丈→河野佳→森浦大輔→大道温貴。

岡田がオープン戦2度目の登板というのも、嬉しかった。

オープン戦、中日(とソフトバンク)が1位、阪神が最下位という結果からして、オープン戦はオープン戦という証のようにも思えるが。カープは10位、ふっ。こればっかりは始まってみないとわからないから毎年おもしろい。
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2024年3月23日

今日も1番野間、打率1割切ってますよ?


3月23日、ソフトバンクとのオープン戦(PayPayドーム)。5対1。交流戦が始まったのかな、と言いたくなる結果。

今日は、森下暢仁と床田寛樹の豪華リレー。森下が3回5失点なのに対し、床田は5回無失点と、小気味いい投球。

森下の場合、オープン戦でけっこう打たれていても、シーズンでは別もの(別者ではない)の結果を出した過去があるので、そんなに心配してないんだけど、でも始まってみないとわからない。

オープン戦ではずっと調子のよかった九里亜蓮の方がむしろ順調すぎて心配になるほど。誰にでもゆるやかな波があるから、そろそろ来るんじゃあるまいな、と。でも、これもよけいなお世話。始まってみないと、わからない。


昨日、野間峻祥に代わって途中出場の久保修が気持ちよいホームランでチームの負けを消した。んが、今日も野間が1番。とうとう打率が1割切りました。

ホームランを打った選手を翌日スタメン起用しないというのは、緒方〜佐々岡時代を踏襲しているのか。なんなの、この伝統芸。いや、芸でもエンタメでも、なんでもない!

試合後、新井さんは野間について、「1年目、2年目の選手じゃない。オープン戦とシーズンは別もの。どうってことないでしょう。調子の波というのはどの選手にもある」と、えらく寛容なお言葉。(「日刊スポーツ」)


波って・・・。いま、凪みたいな、風力ゼロみたいな状態ですけど?

オープン戦とシーズンが別ものなのは、こちとらだってわかってらい。ただ、フラットな選手起用をしてほしいだけなんです。

周りはなんらかの試験(競争)を経て採用されたのに、まるで社長の親族だからと成績関係なく採用され優遇されている社員みたいな扱いに、今ちょっとなりかけてませんか?


野間ありき、みたいになってる違和感。打撃内容よくないのに。どんな選手にも指定席はないと思うのだが。

そういうの、チームの空気をよどませる。選手のモチベーションを下げる。

明日はマツダスタジアムでソフトバンク戦、最後のオープン戦。選手の入れ替えを小さな楽しみに・・・。
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2024年3月22日

残り1枠アドゥワに決定、納得の人選


3月22日、ソフトバンクとのオープン戦(PayPayドーム)。2対2。カープ、引き分け多いね。

九里亜蓮と有原航平の開幕投手対決。開幕まであと1週間、タフネス九里は温存か、今日は3回まで。ふふふ、無安打。有原は5回1安打。ともに無失点。

7回表まで続いた投手戦。7回裏、矢崎拓也が栗原隆矢とウォーカーに連続ソロ弾。あう。


かと思えば、8回、藤井皓哉から堂林翔太がソロ弾(涙)。あ、堂林が打ったのは嬉しかったのですが、藤井応援隊としての悲しみが・・・。

9回、途中出場の久保修が杉山一樹から同点のソロ弾。うぉー。素敵だ。

カープ3安打、ソフトバンク4安打、得点はすべてホームランという試合に。ソフトバンク相手にけちょんけちょんにされなかったのは予想外でした(どんな標準設定?)。


3月21日、先発ローテ残りの1枠がアドゥワ誠に決定。DeNAの3戦目に登板予定。

右バッターの多いDeNA相手ということも考慮してとのこと。オープン戦でもDeNA相手に5回1失点と結果を見せていましたし。

黒原拓未でも、玉村昇悟でも、誰がなってもおかしくなかったけれど、アドゥワに決まって、私は納得しました。


というのも、忘れられない昨年8月27日、マツダスタジアムでのヤクルト戦。投手も野手も全員使い切った12回延長、7対7の引き分けで終わった試合(また引き分け・・・)。

10回終わって、ブルペンに残ったのはアドゥワだけという状況に。このプレッシャーの中、11回に、村上宗隆を空振り三振、サンタナは見逃し三振。12回は三者凡退の大仕事。

このあとサヨナラ勝ちして、アドゥワにお立ち台に上がってほしかったが、かなわず引き分けに終わった。

このときのアドゥワは忘れがたかった。今季、5年ぶりの先発復帰で、大きな花開かせてほしい期待が。


今日もスタメン1番に野間峻祥。「野間は1番」と初期設定されているかのような、この状況は何? 打率がついに1割に。まだオープン戦ですけども、ここもフラットにお願いしたい。

今日、1軍合流したのは、羽月隆太郎。あれ、中村奨成は?

開幕まであと1週間、スタメン見るのがこわい、楽しみ、こわい〜。
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2024年3月21日

大瀬良と野間を競争枠に。岡田が4年ぶりのマウンドに


3月20日、西武とのオープン戦(ベルーナドーム)。6対5で、逆転負け。

7回、途中出場の田村俊介の逆転2ランで、よっしゃー。田村すごい!となったそのウラ、大道温貴が2失点で逆転負け。

それなりに点を取り、安打数も西武と大差なかったが、守備での乱れも散見。

今日も野間峻祥がスタメン1番。打率1割未満。これは様子見なのか? 2軍で結果出してる中村奨成との入れ替えはいつ?

先発ローテの残り1枠のごとく、競争の結果、ちゃんと選手起用してくれるのかという心配問題は続きます。


大瀬良大地は3回3失点。オープン戦ですけどね、微妙。

というか、大瀬良、去年も一昨年も、ずっと微妙。信頼はまだ得ていませんよ、私の中では。

新井さんは大瀬良の開幕ローテを明言。でも、大瀬良を黒原拓未、アドゥワ誠、玉村昇悟と同じ土俵で競わせるくらいの度量がほしい。また「ベテランに優先席」っていうのはやめてね。


それを言うと、今季の「クローザーは栗林良吏」と明言したことも心配。オープン戦を見るかぎり、調子よいと思えない栗林。

昨年も、「お前ならできる」と、9回栗林を引っ張り、栗林本人にとっても、チームにとってもダメージを与える結果になった。

選手への信頼は素晴らしい。でもコンディションは見抜いてほしい。結局は、現在の力量より、まずは過去の実績(名前)に頼って始めるというふうに見えて、まだまだ湿っぽいです。


そんな中、岡田明丈が4年ぶり(もうそんなに・・・)の1軍登板。5回に投げて、29球無死球3安打1失点。でも、自責はゼロ。坂倉が、坂倉将吾が十八番のパスボールを・・・(何してくれよう)。

開幕前に岡田を1軍に呼んだことについて、新井さんは「彼にとって育成選手となって初めてのシーズン。2軍から推薦もあったし、こちらも見てみたかった。見てるよという(メッセージ)もある」と話していた。

昨季のベテラン重用(温情)傾向が強い采配には受け入れ難いものがありましたが、この言葉にはしみじみ。

でも、ここで岡田が荒れ放題だったら、しみじみとはならなかった。球速151kmも出た。まずまずの内容に、希望を持ちました。


カープの中で応援している選手はたくさんいるけれど、たとえば球場にどの選手のユニフォームを着ていくかに、その度合いは表れると思う。

私にはユニコレクションの趣味はないのだけど、もし球場に着ていくのなら、黒田博樹、森下暢仁、赤松真人さん、岡田、って思っている。

バズーカ砲と呼ばれたときに戻ることはできないかもしれない。でも、元に戻らずとも、それとはまた別の岡田で、また1軍のマウンドに立ってほしい。目を釘付けにさせてほしいです。
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2024年3月19日

玉村、残り1枠かけた土俵際でふんばった


3月19日、西武とのオープン戦(ベルーナドーム)。3対1で、カープ負け。

1回、小園海斗が開幕投手の平良海馬から先制ホームラン! よっしゃ〜。

そのウラ、玉村昇悟がいきなり連打ありフォアありで満塁、中村剛也の犠牲フライで同点に。

またしても立ち上がりの課題は出てはしまったけれど、その後の玉村、ゲームを作った。3月17日のDeNA戦でのアドゥワ誠に続き、5回1失点。よしよしよし。


玉村が先発ローテの残り1枠かけての土俵際で、この結果が出せたのは嬉しい。

「アドゥワにしても、黒原にしても、玉村にしてもすごくいいものを見せてくれている。もう開幕が近くなって、調整もあるから、今日しっかり考えたいなと、悩みたいなと思います」と、新井さん。(「日刊スポーツ」)

かねてから玉村応援隊の私をもってしても、悩ましいです。

8回、杉田健が中村に2ラン打たれ、勝ち越されて終わる。カープ打線は4安打。この課題も変わらず。しかし、「おかわり君に打たれたならいっか」という気になるから、中村すごい。


山川穂高の人的補償でソフトバンクから移籍の甲斐野央に勝ちがついた。こちらも、なんかよかったなという気持ちに。

3月16日、ペイペイドームでのオープン戦。山川の打席で、西武ファンからブーイングが起きたとか。

山川、何もなくても、FA移籍の可能性はあった。不起訴でしたが、あの問題がなかったら、移籍した山川にブーイングは起きたんだろうか。

丸佳浩も移籍当初、マツダスタジアムでの反応は冷たかった。なんのスキャンダルも起こしてないのに。


ところで、山川の人的補償が、土壇場でリストに載っていなかった甲斐野に決まったという話も出ているあの件、もやもやします。

もうすぐ開幕、シーズン期間はあの問題が表立って取り沙汰されることはないだろうけれど、まるで何事もなかったようにされているのが、気持ち悪いです。

人的補償のリストに入っていた和田毅が西武への移籍を拒否したのかどうか。秘密裏に事が進められたグレー感。第三者による調査とか、ないの? 自民党の裏金問題も。


明日もベルーナドーム。カープが近く(関東エリア)に来てくれていると思うと、わくわくします。

仕事がたてこんでいたのと、まだ肌寒い時期で体にこたえるので行けなかったけれど、見たかった、玉村、小園。

でも、小園の1点だけ。もし出かけていたら、ほんとに冷えるとこだった。
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2024年3月17日

小園と田村がもし日本代表に選ばれていなかったら・・・


3月17日、DeNAとのオープン戦(マツダスタジアム)。7回途中、降雨コールドで、2対2。

開幕の対戦相手、おのずと本番を意識してしまう。

九里亜蓮、森下暢仁、床田寛樹、大瀬良大地、ハッチ・・・先発ローテのあと1枠をかけて、アドゥワ誠が先発。1回、満塁を招くも切り抜け、5回1失点。渋いものを見せてくれた。

DeNAは新外国人、ケイが5回無失点。初めましてとは言え(いや、だからこそ?)、カープ、またしても得点力の低さを見せてくれた。


ファームながらも阪神戦で、黒原拓未が5回無失点(こちらも降雨コールド)。

開幕まであとわずか。6人目は誰になるのか、玉村昇悟も交え、悩ましいです。こんな悩みなら大歓迎だぁ。

長いシーズン、いろいろあるだろうから、もし開幕ローテを外れたとしても、外れた選手にはじりじりと出てきて、層を厚くしてほしいです。


今日のスタメン、この期に及んでショート・田中広輔、サード・小園海斗。不測の事態に備え、いろんなパターンを試すというのは昨年から新井さんが言っていることではあるけれど、そうですか、そうですか。

外野は、秋山翔吾(ライト)、野間峻祥(センター)、上本崇司(レフト)。田村俊介は私の中では外野スタメン確定なのだが、適度に休ませているものと思いたい。

なんか、まさか・・・始まるまでちょっとこわいわ〜。


先日も書いたけれど、これからのカープは小園と田村の「コゾ・タノ」を看板選手として売り出してほしいのね(坂倉将吾も入れましょうか)。売り出さずとも、この二人は出てきてくれると思うが。ニョキっとな。

とりわけ、小園と田村は、日本代表に選ばれ、見ている先がさらに遠く高くなった気がする。もちろんチームでのポジション確立あってのことだけど、そこに止まる選手ではないと思う。

井端監督からの評価も高く、とくに20歳の田村は日本代表に選ばれたことで知名度もあがったのでは。あのスイングを見てもらえれば、野球ファンはきっと魅了されるでしょう。


もし、井端監督という「カープの外からの眼・評価」がなかったら、田村の起用が控えめになっていたとか、ありそう。小園をサード起用したりとか(今日はしてたけど)。

よくありますよね。海外で評価されてから、日本でも評価されるようになる逆輸入みたいなパターン。カープの中で、まっとうな評価と選手起用が作動していればいいのだけど、カープ危うい。昨年のようなベテラン重用に偏向していかないか。

小園と田村が日本代表に選ばれたことが、多少なりともカープの選手起用のアンフェアさの歯止めになってくれているのではと、まっとうな評価をしてくれた井端監督にはほんとうに感謝です。

というか、精彩に欠くベテラン・中堅をいまだ重用しているから、昨年も(今年もか?)カープの順位予想が低かったんじゃないかと私は踏んでいる。

2年目の采配、どうなるのか、ハラハラしてます。
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2024年3月15日

ベテラン選手をふるいにかけろ!


3月14日、日ハムとのオープン戦(エスコンフィールド)。4対4で引き分け。

試合前にスタメン見て、これはいったいなぁに? 

1番 秋山翔吾(DH)
2番 田中広輔(サード)
3番 シャイナー(ファースト)
4番 松山竜平(レフト)
5番 菊池涼介(セカンド)
6番 野間峻祥(センター)
7番 田村俊介(ライト)
8番 小園海斗(ショート)
9番 持丸泰輝(キャッチャー)


この日、田村は4打数3安打3打点と、すごかった。そのうちソロホームランが2本。見とれるようなきれいなスイング。9回には同点打を打ち、負けを消した。

3月12日の1戦目では、小園が4打数4安打1打点と目を引く打撃。

小園と田村はカープの看板選手になりますね。いえ、もう看板選手と言いたい。語呂がいいわけじゃないけど、「コゾ・タノ」でどうだ!

そんなチームをリードしている二人が下位打線。え〜。やっぱりベテラン切れないで、昨年の地続きが再現されるんじゃあるまいな。

いや、小園と田村はもう当確。そこで先輩陣の見極め、ふるいにかけるためのスタメンなのでは。というか、そうでも思わないとヤサグレそうなラインアップ。そうでもなければ、若い選手のモチベーションが下がり眉。


もうひとつ、持丸のスタメンマスク。出身地の北海道の球場で、がんばっているところを親御さんたちに見せてあげたいという新井さんの親心から、滝田一希、斉藤優汰ともども、日ハム戦に帯同したわけだけど。

1戦目、途中出場であたふた。これでお役御免かとちょっと思ったのだけど、2戦目でも8回9回にマスクを被る。一度の結果だけで切り捨てず、挽回のチャンスを与えるのはいいと思う。が、そこでも悪送球。

3戦目はスタメン。今日は塹江敦哉とのバッテリーミスでパスボール、1点与えてしまった。


もし北海道でなかったら、この3連戦、新井さんは持丸を起用したのか。

たとえば遠藤淳志が地元近くの遠征先で先発する、というのとちょっと違うと思うのだ。

遠藤のヒーローインタビューで終われたかもしれない試合を、佐々岡さんが愚策でひっくり返した、忘れもしない2022年5月17日の巨人戦(宇都宮清原球場)。


話戻りまして。経験を積ませることはいいこと。まだオープン戦ですし。そうは言っても、もう3月中旬、開幕間近。

選手の活躍を地元で見せてあげたいというはからいは、いい。ただ、持丸は今その段階にある選手なのか?

親心の裏側で、チャンスを奪われた選手がいることを忘れちゃいけないと思う。
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2024年3月14日

大丈夫だ滝田、黒田だって家族の前では・・・


3月13日、日ハムとのオープン戦。1対6で快勝?

大瀬良大地がオープン戦初登板で、3回無失点。今年も會澤翼とのコンビで行くのかしら?

昨年、森下暢仁が5月スタートだったことを思うと、オフの右肘手術後も順調なようで、なによりです。そうは言っても、無理せず3回まで。

前日登板の九里亜蓮は7回と少しを投げた。今の時点で、ここまで長いイニング投げている先発投手、もしかして12球団中、九里しかいないのでは? 開幕投手まっしぐら! タ・フ! ハ・キ!


4回、斉藤優汰が三者凡退。2月のDeNA戦では消えていたオーラが、復活。5回も無失点。

ご家族や高校時代の先生も見にいらしていたそうで、北海道で投げた甲斐あった。プロならどこで投げようと関係ないけれど。その日を待っているぜ。

6回7回も、中﨑翔太、矢崎拓也が無失点リレー。

打線は2回、堂林翔太が先制ホームラン。そして3回、ついに出た、レイノルズが2ラン。ともに注目集める根本悠楓から。

やっぱりホームランて、気持ちいい。長打の少ないカープにはことさら沁みる。昨年は、「デビッドソーン。デビッドダーン(弾)」と叫んでいたことをなつかしく思い出す・・・。


8回と9回、滝田一希がマウンドに。持丸泰輝との北海道バッテリー。持丸は昨日、散々でしたが、挽回のチャンス与えるタイプの新井さん。

滝田、8回を無失点で切り抜けるも、9回、いきなりフォア。持丸の悪送球をはさんで、連続フォア。からの暴投で、1失点。さらにデッドボールも。

2アウト2塁3塁で益田武尚に交代。ここまでオープン戦無失点投球を続けてきた滝田、今日は大乱調(前日の森浦大輔しかり)。

どんな投手でも、そんな日もないことは、ない。今日がたまたまそんな日だっただけかもしれない。


けれど、地元でいいとこをの以前に、大きく乱れてしまった。昨日の持丸も、今日の滝田も。

2016年、黒田博樹が現役最後の登板となった日ハムとの日本シリーズ第3戦。ご家族が見にきていた試合で、黒田はリードしていながら、足にアクシデントが起き、途中降板。その後、黒田の好投も報われず、チームは逆転された。

メジャー移籍する前の楽天時代の田中将大は、兵庫のご両親が宮城の球場にいらしたときに、なかなか勝ちがつかなかったという話を以前聞いたことがある。

たまたまの巡り合わせとしても、エース格の選手ですら、そうそう上手くいかないことも、家族の前でいいシーンを見せられないこともある。

滝田はこの9回を「一生忘れられないイニングになる」と言った。しみます、わさびのように。
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2024年3月13日

気になる新井さんの優しい言葉


3月12日、日ハムとのオープン戦。9回ウラに追いつかれ、4対4で引き分け。

のあ?  7回まで、開幕投手・九里亜蓮が1失点。またしても「開幕にとっておいて〜」と心が叫ぶ順調な調整ぶり。

小園海斗が4打数4安打1打点で、1対4とリード。小園の、この電磁誘導のスイッチが入った感じ、連続して電流が流れている感じ、とてもいいです。

このまま行ってくれー。と、ならないのが野球。さよう、またしても最後にバタバタバタ。ドリフですか。いえ、違います、まったく笑えない結末。


まだシーズン前、7回で投了かと思われた九里は88球。余力もあったからなのか、8回も続投。1アウトとったところで、水野達稀にデッドボール。ここから小さな不穏が積もり積もっていきました。

塹江敦哉に交代。ヒットに、サード・林晃汰の悪送球(出てもうた〜)に、江越大貴へのデッドボールで1失点。

9回森浦大輔がいきなりフォアあり、暴騰に次ぐ暴騰ありで、1失点。セカンド・矢野雅哉の補給ミスも出た後、水野が同点タイムリー。森浦、波が激しい。森浦の暴投を持丸が見失う案件も。


この3連戦にあたって、新井さんは北海道出身の若手3選手の起用を明言していた。ルーキー22歳の滝田一希、2年目19歳の斉藤優汰、5年目22歳の持丸。

オープン戦も、シーズンが始まってからも、選手は入れ替えて試していきたいと言っていた新井さんが有言実行しているだけと言えなくもない。

滝田はオープン戦無失点を続け、開幕1軍生き残りをかけて結果を見せているところ。エスコンフィールドでの試合でなくとも、遠征に参加していただろう。

斉藤は、2月24日の巨人戦で6失点し、これはじっくり2軍で調整と思われた。ただ、また1軍でのチャンスが与えられてもおかしくはない。

持丸も目立った活躍はないが、チャンスが与えられてもおかしくない。


新井さんは3人の起用について、「遠い北海道の地で親も心配していると思う。息子さんは頑張っていますよ、というのを直に見せてあげたい気持ちがある」というメッセージを加えていたのね。(「デイリースポーツ」)

その配慮は一見素晴らしくも思えるが、選手にとっては嬉しいはからいかもしれないが、部活動じゃないんだから。ここは教育機関じゃないんだから、と思う。

「出身地だから」という甘やかな響きに、プロとしての生ぬるさに違和感。


それでも、開幕前のテスト期間。これをチャンスに、斉藤や持丸がいいプレーを見せてくれたらと希望を持たないわけではない。

この日は、持丸は、リードや守備面、打撃でも代打で併殺と、親心は裏目に。いいところを見せられなかった。持丸にとってはこれも経験の一つだけど、出直しじゃ〜。

2戦目の今日は、どうなるでしょうか。
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2024年3月10日

カープの居心地


3月10日、中日とのオープン戦は、0対3。またも完封負け。中日との3連戦、1勝も出来ず。

阪神は今のところ、オープン戦は9戦9敗。かと言って、たじろぐことなかれ。だって、オープン戦は、オープン戦。シーズンとは別物。

始まってみないとわからないけど、阪神は大丈夫な気にさせてくれる。でもカープの場合、点がとれへ〜ん。のは、昨年からの地続き。小園海斗、田村俊介、正捕手2年目の坂倉将吾には期待したいが、チームの課題は解決されないまま。

今日はシャイナーが19打席目にして初安打。お、おめでとう。


『プレジデント』(2024年3/15号
)に、ユニクロの柳井正さんと、ラクビー日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズさんの対談が。スポーツジャーナリストの生島淳さんが司会をし、原稿をまとめたとラジオで話してました。(「まとめて!土曜日」TBSラジオ、3月2日)

 

対談の最後、生島さんは柳井さんに「リーダーでい続けることって、どういう感じなんですか?」と聞いたそうだ。

すると、「リーダーは居心地悪いですよ。居心地いいことなんてないでしょう」という言葉が返ってきたという。

そして、エディさんは「居心地をよくしたらダメだ、選手がそこに安住してしまう」と。


この言葉を聞いたとき、一部の選手たちにとって、居心地よさそうに見える=生ぬるい状況だった昨年のカープがすぐ浮かんだ。

野間峻祥や上本崇司、田中広輔、會澤翼らは、他球団にいたら、ここまで重用されるのかなと思わされた。


先日の欧州代表戦。金丸夢斗(関西大学)と中村優斗(愛知工業大)の無失点リレーで始まった3月7日の第2戦。西川史礁(青山学院大学)も守備で完全試合をサポートするファイプレーを見せた。

井端監督の「これから」を見据えた大学生の起用は、プロの選手にも刺激を与えた。

あの代表戦で感じた心地よいヒリヒリ感、野間や上本からは感じられない(田中にはまだヒリヒリしたものを感じるが。もうスタメンを飾る選手ではないと思うけど)。


昨年の話ではないけれど、2022年に現役を引退した白濱裕太がほぼ2軍専門のポジションで長くチームに在籍していたこと、チームや一部のファンから暖かく見守られていたことは、まだカープファンとして年数の浅い私には驚きだった。これって、プロの世界なの?って。

「開幕してからもいろんな選手にチャンスをあげたい」と新井さんは言っているけれど、また昨年みたいに「優先席」を用意される選手がいないか、引き続き警戒中です。

競争のないチームは、優遇されない(=結果を出してもチャンスを与えられない)選手にとっては、別の意味で居心地悪い。
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