3月17日、DeNAとのオープン戦(マツダスタジアム)。7回途中、降雨コールドで、2対2。
開幕の対戦相手、おのずと本番を意識してしまう。
九里亜蓮、森下暢仁、床田寛樹、大瀬良大地、ハッチ・・・先発ローテのあと1枠をかけて、アドゥワ誠が先発。1回、満塁を招くも切り抜け、5回1失点。渋いものを見せてくれた。
DeNAは新外国人、ケイが5回無失点。初めましてとは言え(いや、だからこそ?)、カープ、またしても得点力の低さを見せてくれた。
ファームながらも阪神戦で、黒原拓未が5回無失点(こちらも降雨コールド)。
開幕まであとわずか。6人目は誰になるのか、玉村昇悟も交え、悩ましいです。こんな悩みなら大歓迎だぁ。
長いシーズン、いろいろあるだろうから、もし開幕ローテを外れたとしても、外れた選手にはじりじりと出てきて、層を厚くしてほしいです。
今日のスタメン、この期に及んでショート・田中広輔、サード・小園海斗。不測の事態に備え、いろんなパターンを試すというのは昨年から新井さんが言っていることではあるけれど、そうですか、そうですか。
外野は、秋山翔吾(ライト)、野間峻祥(センター)、上本崇司(レフト)。田村俊介は私の中では外野スタメン確定なのだが、適度に休ませているものと思いたい。
なんか、まさか・・・始まるまでちょっとこわいわ〜。
先日も書いたけれど、これからのカープは小園と田村の「コゾ・タノ」を看板選手として売り出してほしいのね(坂倉将吾も入れましょうか)。売り出さずとも、この二人は出てきてくれると思うが。ニョキっとな。
とりわけ、小園と田村は、日本代表に選ばれ、見ている先がさらに遠く高くなった気がする。もちろんチームでのポジション確立あってのことだけど、そこに止まる選手ではないと思う。
井端監督からの評価も高く、とくに20歳の田村は日本代表に選ばれたことで知名度もあがったのでは。あのスイングを見てもらえれば、野球ファンはきっと魅了されるでしょう。
もし、井端監督という「カープの外からの眼・評価」がなかったら、田村の起用が控えめになっていたとか、ありそう。小園をサード起用したりとか(今日はしてたけど)。
よくありますよね。海外で評価されてから、日本でも評価されるようになる逆輸入みたいなパターン。カープの中で、まっとうな評価と選手起用が作動していればいいのだけど、カープ危うい。昨年のようなベテラン重用に偏向していかないか。
小園と田村が日本代表に選ばれたことが、多少なりともカープの選手起用のアンフェアさの歯止めになってくれているのではと、まっとうな評価をしてくれた井端監督にはほんとうに感謝です。
というか、精彩に欠くベテラン・中堅をいまだ重用しているから、昨年も(今年もか?)カープの順位予想が低かったんじゃないかと私は踏んでいる。
2年目の采配、どうなるのか、ハラハラしてます。