2月14日、田村俊介が全国の(一部の)プロ野球ファンの目に触れた日。
「報道ステーション」(テレビ朝日)のスポーツコーナーにて、キャンプ期間中にやっている次世代のスターを紹介する企画、「怪物の卵」に登場。
田村が取り上げられないかな〜(いや、絶対取り上げられる!)と思っていたら、やっぱりきたー。
番組のキャスターをつとめる松坂大輔さんによるインタビュー。松坂さん注目の人物という触れ込みだったが、松坂さんのチョイスなのか制作スタッフのプッシュなのかわからないけど、田村、よかった。
全国のプロ野球ファンのみなさん、精悍な顔つきを、打席での雰囲気ある佇まいを、見てくださいました?
なにより、打撃についての語り口から聡明さを感じました。
「昨年、1軍でつかんだ手ごたえはありますか?」と問われ、「脱力を覚えることによって、スイングがきれいになった」と。
構えの段階から力を抜いて、ボールがバットに当たる瞬間に、100%、力がボールに伝えられるかを意図してスイングしているそうです。
その言葉を聞いた上で、打撃の映像を見ていると、なるほど~という感じなのです。素人の私にも、理論的にも感覚的にもスッと入ってくる説明。聡明な人だなと思った。
「(打席では)とことんリラックスしたいです」という言葉も、実感こもっていてよかった。
うー。きっとプロの選手はそれぞれの技術に対する考え(言葉)を持っているのかもしれないけれど、中村奨成は自分の打撃について、こんなふうに言葉にできるのか?
できる・・・よね? 聞く機会がないだけで。でも、考えて野球しているのか、ずっと気になっているところ。
意気込みはあるけれど、考えること、はしょってないよね? 丸坊主にするより、やることたくさんあるはず。いや、スッキリしたかっただろうから、いいんだけど。
田村に戻りまして、「空いたポジションを狙いにいくんじゃなくて、秋山さんや野間さんといったレギュラーの人たちがいるので、そこを奪えるくらい強気な気持ちで、今年1年はやりたいなと思っています」という言葉もよかった。
奪って、奪って。いや、その日はそう遠くないでしょう。
「テレ朝news」のページにて文字起こしされていましたので、ご覧になれなかった方はどうぞ。