2024年2月17日

開幕投手は九里、新井さんのメッセージは変わらず


今年の開幕投手が九里亜蓮に決まった。新井さんはそっちに舵を切ったか、と思った。

九里が開幕投手で全然おかしくない。九里、床田寛樹、森下暢仁の中から選ばれるとは思っていた。

床田は開幕を狙うギラギラした発言はなかったが、森下と九里は、毎回「やりたい」と意志表示。

私の中では、2年目以降、開幕投手はずっと、森下。でも、なかなか選ばないですね、カープの監督は(まだ年功序列なの?)。

森下は3月、欧州代表との強化試合に出るので、イレギュラーな調整になるのを考慮して外したのかなという気もしますが。


「大地と同期入団でずっと争って、ここまで成長してきた。彼自身、開幕に行きたいという気持ちも感じる。“任せたぞ”と伝えました」と、新井さん。

そこ? そういうことなの? だとしたら、またかと小さな落胆。

開幕戦はDeNAと。昨年の対DeNA戦の防御率は、九里が3.86。床田が1.88。森下が2.77。九里、むしろ分が悪い。


昨年、新井さんが監督になって新しい風が吹くかと思いきや、開幕は大瀬良、過去の実績重視のスタメンと、佐々岡さん時代の延長のようだった。

今年はさすがに6年連続大瀬良とはならなかったが。昨年の成績でそれをされたら、もう気持ちは曇天模様まっしぐらだが。大瀬良は手術明け、それはないと思っていたが。

監督就任1年目の秋季キャンプ、「俺は好き嫌いで起用しない」宣言した新井さんだったが、フラットな選手起用がされたようには見えなかった。選手間の競争はなく、むしろ、新井さんの「思い入れ」を感じる選手起用だった。


だから、春季キャンプ前、「開幕してからもいろんな選手にチャンスをあげたい」と言っていた新井さんの言葉を鵜呑みにはしないぞと思っていた。

今回のキャンプでは若手間の競争があり、変化の兆しを感じたが、開幕投手が九里。新井さんがそう思いっきり変わることはないかもしれないと、心していく所存です。

対戦相手のDeNAにしたら、床田や森下の方が嫌な相手。そういうことより「気持ち」を大事にした新井さん。

気持ちは大事。でも、客観的に見るより、結局は「思い入れ」で決めるのかと、今年も昨年の地続きなのかなと、気持ちがすぼんだ。


九里はタフにローテを守っている。1年通してローテを守れていない大瀬良と比較して、もう少し九里は評価されていいと思う。ドライブラインに参加したり、九里には向上心も感じる。

九里は開幕戦で結果を出すかもしれないし、勝ったり負けたりを続けていく長いシーズン、開幕戦がもし黒星スタートしても、どうってことない。

ただ、誰を開幕投手に選ぶかは、選手全員へのメッセージでもある。あんまりいいメッセージとは思えなかった。