2月17日、ロッテとの対外試合は4対0と完封勝ち。2月18日、阪神との試合では0対4と完封負け。あれ、昨シーズンってまだ終わってなかったんだっけ?
開幕前の調整段階で一喜一憂するものでもないですが、ロッテ戦では名前を聞いてわかる投手が一人もいなかった。
今日の阪神戦では、村上頌樹 → 才木浩人 → 石井大智 → 及川雅貴 → 桐敷拓馬 → 湯浅京己と、ゴリゴリの主力リレー。お試しどころか、本番見すえた本気のラインナップ。
本番でなくとも、格というか質の違いを見せつけられるような。カープのことはそれほど(脅威やあらしまへんで~)。と、寄り道しないで我が道をいく大人の阪神。
また赤子の手をひねられました。遠い目で見る。
仕方ないです。大きな補強もしてこなかったわけですから。それはカープスタンダードなので、もうわかりきってる。だったらせめて、若手を育てる舵きりをしてほしかったけど、それすらも手つかずだったから。
今年、いよいよ田村俊介を本格的に起用しそうですが、昨年の段階でもっと早く抜擢することもできたはず。井端監督のようにパッと見抜いて、思い切って経験積ませてほしかった。
今年、いよいよ田村俊介を本格的に起用しそうですが、昨年の段階でもっと早く抜擢することもできたはず。井端監督のようにパッと見抜いて、思い切って経験積ませてほしかった。
その差を埋める作業を地道に続けていくしかないわけだけど、「開幕してからもいろんな選手にチャンスをあげたい」と新井さんは言っていたけれど、いくら練習試合でも「3番・田中広輔」なんてスタメンをしれっと見せられては、今年も大丈夫かしらという気持ちに。
開幕投手に九里亜蓮を指名した時点で、ほんとにいろんな選手にチャンス与えて、フラットな目で見てくれるの?と、ちょっと心配に。また情が発動するんじゃあるまいな。
今日の「石橋貴明のGATE7」(TBSラジオ)では、巨人の宮崎キャンプに訪れた貴さんが阿部監督にインタビュー。
「どんなジャイアンツにしたいか」と貴さんに問われた阿部監督。
監督に就任してすぐ、主要な人を集めミーティングをして、「いいものを持っている選手がたくさんいるので、とにかく選手とコーチ、僕も、フロントや裏方さんも含め、風通しのよい組織にしていきたい」と話したそうです。
新井さんが監督に就任して、秋季キャンプで「俺は好き嫌いで起用しない」と宣言したとき、あぁ。解説者として外からカープを見ていて、思うところがあったんだなと感じた(思っていたことを実行できるかどうかは別の問題だったけど)。
阿部さんも、原監督時代にコーチをつとめていて、風通しよくないと感じたことがあったんだろうな。と、逆に前のチーム状態が見えてくるようで、面白いなと思った。
たまに人が変わるというのは悪くないことと思う。日本ではなかなか起きないけれど、もっと気軽に(?)政権交代を繰り返せばいいと思う。