2020年5月31日

どうでもいいハイタッチの話


カープ、5月30日の紅白戦。先発したドライチの森下暢仁、3回1安打1四球で無失点と好投。

新人というのに、この安定感。ローテーションの柱になってくれそうですね。なんだ、この久しぶりの落ち着いた気持ちは。

しかも、投げ終わったあとの笑顔がまた眩しい。

「いいコに育ててくださってありがとう」と、森下のことをよく知らないのに、なんだか親御さんに感謝したくなるような、愛されそうな予感のする選手。

床田寛樹も3回無失点と好投。森下には新人賞を、床田には最多勝を(援護点を!)と望む2020年。


この日も、抽選で選ばれしカープファンが練習(紅白戦)を見学できたようで、うらやましいかぎりです。

今の時点では当然のことながら、スタンドはかなりゆったり。あとは、ベンチ内でどれくらい選手間の距離を確保できるのか。

選手間のハイタッチ等もしばらくは封印。

ここぞというときの選手同士のハイタッチやハグはよいものです(これだけでご飯3杯はいけます)。

でも、ベンチに戻ってくるたび、軽くタッチしあっているいつもの光景は必須という感じがしないと勝手に思っていたので、当分こんな感じでいかがでしょう?


タッチしあうのが選手の間で習慣になっていて、リズムの一つになってるなら、もうどうぞどうぞ。まったくもって、どうでもいいこちらの勝手な感想です。

ただ、乾杯の席で、あの人にもグラスをコツン、この人にもコツン。と、もれてる人がないか気配りしているようなシーンを勝手に思い起こし、ちょっと面倒そうと思っていたので。

打ってベンチに戻っても、時にスルーされるキャラの選手もいて(上本崇司とか、日ハムの杉谷拳士とか)、それはそれで何もないのはやっぱり寂しいと思ったりもするのですが。

しかし、いったい、いつ頃からあんなふうにタッチしあうようになったのか(バレーボールとかが先駆け?)

川上哲治さんとかがしていたイメージはないのだが(例えばですよ、例えば)。ちょっと気になります。


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案外なくてもいいもの?

2020年5月29日

東大寺と善光寺にも負けません、マツダスタジアム。


プロ野球開幕が6月19日に決まって、紅白戦を始めるチームも出てきました。5月29日、カープも2カ月ぶりに紅白戦(「日刊スポーツ」)。

先発候補の大瀬良大地が好投。あぁ、ほんとに開幕に近づいてきている。

カープは5月21日、チーム練習(野手と投手の合同練習)を再開したときにも、地元のファン125組340人を招いて、12球団の中でもいち早く球場を開放していました。

広いスタジアムに、距離をとってポツンポツンと点在するファン。日常とはまだ遠いかもしれないけれど、選ばれしファンの方がうらやましい。


この新型コロナの時期、選手たちの練習風景が見られることもだけでもかなり特別なことなのだが、スタジアムの空気を感じることができるだけでも十分特別。

なんでしょうね、あの球場の空気の清々しさというか、特別感は。

奈良の東大寺や信濃の善光寺など、大きいお寺を訪れたときに感じる空気感と近いものを感じる。

お寺は小さなところでも、清々しい空気が流れているもの。しかし、大きいと(敷地広いと)そこに漂ってる空気が占める面積も大きいですしね、やっぱりスペシャル感が増しますな。

球場へ足を運べずとも、スタジアムに降り立ったときの高揚感を思い出しながら、試合を見たいです。

 
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行きずりの人は言った。「マツダスタジアムって雰囲気いいんですよ」
野外スタジアムの空気はやっぱりいい
客商売という姿勢

2020年5月28日

観客は10人目のプレーヤーだったのか?・・・無観客試合の新たな楽しみ方


新型コロナウィルスの感染拡大で中断していたドイツのサッカープロリーグ、ブンデスリーガが5月16日、約2カ月ぶりに再開。

「アウェイよりホームでの勝率が高い(ホームの方が有利)」が定説となっているサッカー。

ところが、リーグ再開後、ホームチームが勝利したのはドルトムント、ヘルタ・ベルリン、バイエルンのわずか3チームだけだったとか。

ホームでの勝率も、再開前の43.3パーセントから16.6パーセントにまで下がっているという(「サッカーキング」)。と言っても、まだ再開したばかりなんだけど。

どのスポーツでも、無観客を経験した選手は、ファンの存在、応援の大きさをみな口にする。

とは言え、サポーターやファンの熱気に包まれていようが、無観客であろうが、プレーするのは選手同士。

しかし、そう単純にはいかない「地の利」がやはりあるのかもしれません。


野球も、ビジターよりホームの方が勝率が高いという記事を読んだことがあります。

ところが、野球の場合、サッカー以上に、球場の個性の違いが大きそう。

マウンドの傾斜、土の硬さ、芝の質、屋外による日差しの入り方や風の影響・・・。地元ファンの熱い声援・応援以外に、そうした球場の個性や相性がどれくらい選手に影響を与えているのか、興味深いです。

たとえばDeNAのクローザー、山崎康晃。横浜スタジアムではけっこう打たれることもあるみたいですが、2015年にプロ入りして以来、マツダスタジアムでは無失点。一概に、ホームであれば結果が出るという単純なことでもなさそうです。

これまでは、無観客試合というと、グラブに吸い込まれるボールの音、打撃音、選手の声。ふだん賑やかな応援にかき消されてじっくり聞く機会のない音が楽しめる機会と単純に思っていた。

プロ野球が開幕したなら、ふだん味わうことのないそんな空気を味わってみたいと思っていた。試合が見られるだけでも十分嬉しいことだし。

しかし、それ以上に、カープファンに真っ赤に埋め尽くされていないマツダスタジアムで、カープは、他球団は、どれくらい勝つのか(負けるのか)。逆に、純粋に興味深くなってきました。

もし、無観客試合でホームの勝率が下がるようなら、「観客は10人目のプレーヤーだった」と証明されそうです。


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プロ野球、新型コロナを機に、地上波中継をもっともっと!
無観客試合の難しさ、こんなところにも。
本番と空気
無観客試合を楽しむ方法

2020年5月26日

プロ野球、新型コロナを機に、地上波中継をもっともっと!


5月25日、新型コロナウイルスの緊急事態宣言が全面解除され、やっとプロ野球開幕に道筋が。

6月19日、無観客からのスタート。球団側にとっては興行上、厳しい選択とはいえ、ファンにとっては嬉しい知らせ。

野球は比較的、選手同士の接触が少ない競技ということも幸いでしたね。とくに外野は、めいっぱいソーシャルディスタンスとれてますもんね。

大相撲の三月場所も無観客で行われていましたが、いつも通り、毎日テレビ中継があったのは、大相撲びいきならずとも、いいな〜と思っていました。

ふだん大相撲の中継を見ることはほとんどないのですが、「無観客試合の雰囲気ってどんな感じなんだろう?」と、思いたってテレビを見たりしたこともありました。

響き渡る行司の呼出の声、力士同士のぶつかり合うブリンッという肉感的な音、横綱が負けても舞わない座布団。これはこれで貴重な体験だった。


プロ野球も、地上波でもっと中継やってくれるといいな〜。無観客試合がどんな感じか、見てみたいとこの機会に関心を持ってくれている人もいると思うので、ぜひ。

と思っていましたら、そういう方向へは進んでいるようです。(「サンスポ」)

しかし、増やす増やすと言いながら、未だに増えていない新型コロナのPCR検査数。世界的に見ても異常に少ない日本のPCR検検査数。

感染者は実際にもっと多いのではと思うのだが、今の時点では爆発的に増大することなく、1日の感染者数が少なくなってきた(揺り戻しの可能性はありますが)。

政府の科学的でなく雰囲気で進んでいったような対応でなぜ収束しつつあるのか。それは喜ばしいことなのですが、なんだろう、このモヤモヤ感は。不思議の国、ニッポン。


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本番と空気
CSもういいから、王道の日本シリーズが見たい!
オールスターがなくっても、ペナントレースだけでも御の字です。
野球選手の声、なんか嬉しい。そして交流戦は見送りに。

2020年5月24日

CSもういいから、王道の日本シリーズが見たい!


まだどうなるかわかりませんが、最短で6月19日開幕を目指す日本のプロ野球。

セ・リーグは、日本シリーズ出場を決めるためのクライマックスシリーズ(CS)の開催を断念する方向とのこと。

リーグ優勝した同士が対決する王道の日本シリーズが見たいと常々思っているので、これには大賛成です。

新型コロナの感染拡大による例外的なプランとはいえ、基本に立ち返ってもらえるのは嬉しいです。

興行収入のため、NBPにとって、CSをないことにする考えは毛頭なさそうですが、あのCSというシステム。お茶を濁されているみたいで、楽しめない割り切れない気持ちになることが多々あります。

仮に応援しているチーム、すなわちカープが2位か3位で日本シリーズの出場権を勝ち取ったとしても、素直に喜べないと思う。

どのチームであれ、リーグ優勝したチームへのリスペクトの気持ちを持ったまま、日本シリーズを観戦したい。


一方、パ・リーグは、試合数を少なくしてでもCSは従来通り開催する考えとのこと。

セは、パより、ドーム球場が本拠地の球団が少ないため、天候の影響を受け、試合日程の余裕が見込めないため、それぞれの判断になるようです。

そうか、そうですか・・・。それぞれ独立した考えで進むよさを感じつつも、「これを機に」と単純に足並みを揃えるわけではないんですね。

あー。一度決めてしまった現行のCSという体制はもうなかなか変えられることはなさそう。

例外的に今年、リーグ王者同士の対決、王道の日本シリーズが見られるチャンスだったかもしれないので、少し少し残念です。


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サヨウナラ〜。
バレンタイン監督は言っていた

2020年5月16日

佐々岡監督へ。選手起用は吉村知事のようにスッキリと。


5月14日のブログで、 大阪府の吉村知事について書きました。

新型コロナの緊急事態宣言について、解除の具体的な基準をなかなか示してくれなかった政府に先駆けて、独自の3つの基準(大阪モデル)を作った吉村知事。

誰も基準を示してくれない中、発表するのは勇気のいること。

でも、それも一つの実験と考えて、そのつど修正していけばいいことだと思うんです。失敗を恐れて、完璧なものを目指して、えんえんと出来ないままより。

緊急事態宣言が出されたときから、おそらく多くの人が、どういう状態(数字)になったら解除すると政府は考えているのか、知りたかったはず。

吉村知事が大阪モデルを作ったのは、「府民のみなさんにわかりやすいように」が起点になっていたと思うんです。

吉村知事の今回の仕事が評価されているのは、吉村知事が奇抜なことをやったからではなく、当たり前のことをしてくれたからだと思うのです。


選手の活躍もあってリーグ3連覇していたときは目につかなかったけれど、監督やコーチの状況判断のちぐはぐさがあらわになった2019年のカープ。

景気や世の中が安定していたときは問題にならなかったけれど、新型コロナの感染拡大をきっかけに、政府や省庁の状況判断の遅さ・ちぐはぐさが一気に露呈した。

たとえばPCR検査を1日2万件に増やすと声にしながら、数ヵ月たっても状況は変わらなかった。新型コロナに関する政策を見ていると、これまでと違ったこと・新しいことを取り入れるのがものすごく苦手に見えた。

2019年の前半、緒方監督がコンディションの悪かった田中広輔や松山竜平、中﨑翔太を使い続けたモヤモヤと重なる。

2軍で結果(数字)を出した選手が、なかなか1軍へ声がかからないことも多々あった。数字が大きなものを言うプロの世界なのに。

これでは2軍にいる選手のモチベーションも下がる。1軍にいる選手にとっても風通しの悪さが伝わる。


結果(数字)を出した選手を1軍にあげる(スタメンで使う)という具体的な基準がはっきりしていないと、選手も、ファンも、ものすごくモヤモヤする。もちろん数字だけではかれないものもあるけれど。

新型コロナを乗り切るために、「みんなで一つになって」と感情に訴える言葉を今の政府は何度も口にするけれど、PCR検査や感染者、病床の数(具体的なデータ)はどうなってるの? とモヤモヤした人も少なくなかったと思います。

データを基準にして判断するという当たり前のことが出来ていなかったからモヤモヤした。今の政府にも2019年のカープにも。

今シーズンから指揮をとるカープの佐々岡監督は、どんな采配を見せてくれるでしょう。

昨年の投手コーチぶりを見ていると、期待する気持ちは若干控えめですが、決めつけるのはまだ早い。

佐々岡監督。昨年の監督の手法に引っ張られることない選手起用をしてくだされ〜。


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リーダーはどこにいる、 ここにいる?
迷走する指揮官、あれ? どこかで見たことあるぞ。
思いきった行動

2020年5月14日

リーダーはどこにいる、 ここにいる?


新型コロナウイルスの緊急事態宣言が出されてから、どういう状況になったら宣言を解除するか、具体的な話をずっとしてくれなかった政府。

だったら、自分たちで考えて作ってしまおうと、独自の3つの基準(大阪モデル)を発表した、大阪の吉村府知事。

「府民のみなさんにわかりやすいように」と具体的な道筋を示した吉村府知事。スッキリ〜。

今日1日、3つの基準はクリアされたかどうかを通天閣と太陽の塔のライトアップの色で表すという「見える化」も面白い。

感染者が減少したときの「出口戦略」だけでなく、再び感染者が増えたとき、どういう状態になったら改めて宣言を出すかという「入口戦略」も同時に示されているところがまたわかりやすい。

決めるのは勇気のいることだったと思います。吉村さんのやっている(言っている)こと全てに賛成しているわけではないですが、こうした思い切った行動をとってくれる人が一人いると、世の中に変化をもたらしてくれることってあると思う。


府民の寄付をもとに基金をつくり、新型コロナの医療従事者に支援金を送るというアイデアも素晴らしい。感謝の気持ちを「気持ちだけ」でなく、「具体的に役立つお礼」という形にしたところがいいです。

市民の寄付。カープの樽募金をちょこっと思い出してしまいました。

「吉村さんが頑張ってるから、私たちもがんばりたい」
「よく頑張ってくれている」

そんな大阪の方たちの声を聞くと、工夫して身体はって仕事してくれてることを地元の人たちが受け止めているのが伝わってくるよう(報道ですからこれが全部の声ではないでしょうが)。

ときに野球などで聞く「監督を胴上げしたい」という選手の言葉(学生からプロまで)をふと思い出してしまった。

誰かのために野球をしているわけではないけれど、そういう思いにさせられるリーダーの存在って、あるところにはあるのでしょうね。


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応援したくなる人
思いきった行動

2020年5月12日

プロ野球、3地区制、よいではないか〜。


最短で6月半ばの開幕を目指しているという、日本のプロ野球。

移動のリスクを抑えるために、セ・リーグの6球団、パ・リーグの6球団がそれぞれ1地域に集まって連戦するという「集中開催案」が浮上中。(「スポニチ」)

たとえば、セは首都圏、パは関西圏を拠点とし、各チームは宿舎から球場へバスで移動するだけにとどめるという案。

もしこれが実現したら、カープや阪神、中日はアウェイに出づっぱり。ちょっと寂しいですが、ゲームが開催されることが最優先となれば、はい、そうも言っていられないのですが。


そんな中、「メジャーリーグの3地区制を日本に当てはめてみたら?」という、こんな楽しい妄想記事を見つけました。(「BASEBALL KING」)

セとパをミックスして「東地区」「中地区」「西地区」の3つに分け、4チームずつで戦うという構想。

東地区は、日本ハム・楽天・ロッテ・巨人。

中地区は、西武・ヤクルト・DeNA・中日。

西地区は、オリックス・阪神・広島・ソフトバンク。

カープは、ソフトバンクとオリックスと一緒という時点で、かなり不利感満載ですね。

しかし、カープが昨年の交流戦で1勝もできなかったオリックスですが、なぜかパ・リーグでは最下位。カープ相手に快勝したとしても、ソフトバンクと阪神との相性によっては、オリックスが上位にくるとはかぎりません。

カープと阪神は似たもの同士。お互い決め手に欠け、五分五分のような試合が多い印象。


この3地区制、カープに勝機はあるか。んんん。厳しい。でも、がんばろう。がんばってみようじゃないか。

東地区は、巨人がパのチームの中でどれくらい奮闘できるのか。

中地区は、打高のイメージの強いチームが多く、これも面白そうだ。

ちなみに、東地区、中地区、西地区ともにドーム球場が2つずつというのも、ちょっといい(西武ドームはドーム球場と言い切れませんが・・・)

と、かなり妄想、楽しめました。ありがとう、BASEBALL KINGさん!


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〔関連記事〕
オールスターがなくっても、ペナントレースだけでも御の字です。
〔速報〕メジャーリーグ開幕って本当?
やったぜ台湾、有観客試合!
おとなしいよ、カープ君
4つしか勝ってない交流戦、逆にすごい。
ずっとこのまま交流戦だといいのに。

2020年5月11日

やったぜ台湾、有観客試合!


4月12日、世界に先がけて開幕した台湾のプロ野球。5月8日にはついに、スタジアムに観客が。

5月11日、「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ)のスポーツニュースによると、観客数はまずは1000人限定からスタート。

観客と観客の間はもちろんしっかりソーシャルディスタンス。ヨコは2席、タテは前後に1列あけることに。

そんなわけで、スタジアムの風景写真を見ると、ポツンポツンとお客さんが座っていて、いつもとはちょっと違った風景。

しかし、声を出したり、歌をうたうのもOKのようです。

このこと以上に「さすが台湾」と感じたのは、どの座席(指定席)に誰が座ったかを完璧に把握できるようにしているとのこと。

入場するときに本人確認が証明できるものを見せて、もし感染者が出たとき、あとで検査が受けられるようになっているようです。

きっとITを上手に使って管理しているのではと思われます。


日本で、新型コロナのPCR検査数がきちんと把握されていないなどの報道があったとき、ずっと不思議に思っていました。

たとえば各検査機関がその日の検査数をパソコンで入力すると全国の集計が出るシステムを作れば、さほど困難なことではないはず、と。しかし、どうもそうはなっていなかったようですね。

こちらはPCR検査とは別かもしれませんが、政府が医療機関に新型コロナの発生届を手書きしてファクスするよう求めていたこと、今月中旬からオンラインで伝えられるようになったというニュースを知ったときには、ゴロンゴロンと転げ落ちそうになりました。(「共同通信」)

数を集計してファックスし、それをまた集計って・・・。あれ。日本が先進国って呼ばれてたのって、一体何だったの? ゴシゴシ(目をこする音)。

今回の新型コロナであらわになった政府のおかしな(ちぐはぐな)対応はこれに止まりませんが。

PCR検査へのスピード対応や国民への補償などなど、他の国に学べることはどんどん採り入れてほしいのだけど、どこ見てるの? 何見てるの〜?

日本で、もしプロ野球の開幕が実現となったら、NBPには台湾などのモデルケースからお手本に、できることはどんどん学んでいただけたら、尊敬の気持ちを表してもらえたらいいなって思います。


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〔関連記事〕

オールスターがなくっても、ペナントレースだけでも御の字です。
台湾でプロ野球が開幕・・・もう一つびっくりしたこと

2020年5月9日

メジャー1年生、秋山翔吾が早くも黒田博樹流を会得?


新型コロナで開幕延期中のプロ野球。今の段階では自主練習という形をとる球団がほとんど。少し前までは活動を休止していた球団もありました。

広島が緊急事態宣言の特別警戒地域の対象になっていなかったことも幸いしてか、カープは人数を半分ずつにして、午前と午後に分けるという練習スタイル。

それでも感染に気遣いがあることには変わりませんが、チームとして練習できるのは、12球団の中でもかなり恵まれている環境かもしれません。

ところで今シーズン、メジャーに移籍した筒香嘉智、山口俊、秋山翔吾。

筒香は、球団施設やトレーニングジムが閉鎖され、練習が十分にできなくなったため、一時帰国中。

山口は、ブルージェイズの本拠地トロントがあるカナダでは、カナダ国籍を持つ人以外の入国が禁止されていることなどもあって、こちらも一時帰国中。

練習再開や開幕の目処が立つまで、日本の慣れた環境で落ち着いて練習するというのも、一つの選択。

その一方で、秋山翔吾はアメリカに残った。


秋山は、「開幕が決まったとき、いつでも動き出せるようアメリカに残ることを選んだ」と、以前、リモート出演していたテレビ番組で話していました。

入国する際、2週間待機しなくてはならないですからね。

メジャー1年目。というより始まったばかり。生活様式や言葉、いろんなことがこれまでと違う環境に身を置いた秋山、なかなかのことと思います。

実際に試合で活躍できるかどうか、始まってみないとわからないけれど、そういう思い切りのよさ、メジャーに適応する能力が大いにありそうです。

かつて、メジャーを経験し、結果を残した黒田博樹は「鈍感になるのも必要」と話していました。(こちらの記事をどうぞ)

たとえば、時差もあれば、食事の環境も日本と大きく違うアメリカ。普段通りできない部分が出てくるとストレスになる。そんなとき黒田は、神経質にならないで、あえて鈍感にやった方がいいという姿勢を身につけていったという。

メジャーが開幕して、打席に立つとき、秋山の登場曲は THE BLUE HEARTS でしょうか(だとしたら楽しいな)。

応援します、秋山翔吾。


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〔関連記事〕

2020年5月8日

オールスターがなくっても、ペナントレースだけでも御の字です。


7月19、20日に予定されていたオールスターゲーム(ペイペイドーム、ナゴヤドーム)、中止が濃厚のようですね(「サンスポ」)。開幕すら不透明な状況、ごもっともです。

もし中止となったら、1951年から始まったオールスター史上、初めてとのこと。

シーズンを開幕できたとしても、最短で6月下旬から7月。この日程では、オールスター開催は困難。野球ファンや選手に夢の舞台を用意したいと検討していたNBP(日本野球機構)にとって、中止は苦渋の決断。

しかし、今となっては、通常のシーズンを見ることができるだけでも味わい深いです。

もし、もし、交流戦やオールスターがなくても、見られる試合の数が少なくなっても、無観客でも、通常のシーズンを少しでも観ることができたら、野球ファンにとって、こんな嬉しいことはありません。それこそ夢舞台じゃ〜。


夢舞台。素敵な響き。しかし、「夢舞台」と呼ぶにふさわしい野球にレベルアップしなくては(とくにセリーグ)。

と、迫力に欠けるセ・リーグではありますが、リーグでの戦いぶりを集中して観られるのも乙なもの。

5月6日、大型連休の最終日、NHKでアーカイブス放送していた「あの試合をもう一度! スポーツ名勝負〈2003虎の夢 星野阪神18年ぶりV〉」を見て、そう感じました(こちらの記事をどうぞ)。

この日、放映された2003年9月15日、甲子園球場での阪神戦。カープは負けてしまったけれど、それでもこんなふうに淡々と(野球って長いですから)野球の試合を見られるのはいいものだな。やっぱりペナントレースはいいなと思ったのでした。

そんな日常の喜びをもし感じることができたら、ファンとしてはそれだけでも十分ですから、NBPさん。


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〔関連記事〕
休日の思いがけないデーゲーム・・・懐かしくて新鮮なカープ
〔速報〕メジャーリーグ開幕って本当?

2020年5月7日

休日の思いがけないデーゲーム・・・懐かしくて新鮮なカープ


5月6日、お昼時、テレビをつけたら、野球やってる!

スタンドは満員。もちろんライブの試合でないことは百も承知の助ですが、なんだなんだ、どれだどれだ?

「あの試合をもう一度! スポーツ名勝負〈2003虎の夢 星野阪神18年ぶりV〉」と題した、NHKのアーカイブス放送。2003年9月15日、阪神がリーグ優勝を決めた甲子園球場でのカープ戦でした。

私はこの頃、阪神ファン(兵庫県で生まれ、兄2人が熱狂的な阪神ファンだった影響を受けて)。この試合のことは覚えていました。

9回裏、阪神の赤星憲広が打席に立つ前、星野監督に呼ばれ、何か声をかけられ、その打席でサヨナラ打を放ち、ベンチに戻って来たとき、星野監督に抱き寄せられ、頭をガシガシなでられていたシーンは何度見てもいいです。

でも、この試合の相手がカープだったことは記憶から抜け落ちていました。

思いがけず、カープの試合を観ることができて、なんか嬉しい。途中からでしたが、見入ってしまいました。


この頃、まだカープに出会っていなかったので、選手のことがよくわからない。それでも、あっ、捕手は31番。若き石原慶幸ではないですか。(オ〜)

センターにとんだフライをキャッチしているのは誰だ? あ、緒方孝市だ。(キャッ)

ベンチには、新井貴浩の姿も見えます。(キャ〜)

このとき、監督は山本浩二さんだったのですね。あっ、あれは北別府学さんでは? コーチをしていらっしゃったのですね。

中継ぎに澤崎俊和も出てきました。「6年目、黒田博樹と同期」と紹介されています。さすがにこの試合で黒田を観ることはできなかったけれど、この時代にカープにいたのだと臨場感が伝わってきて、わ〜い。



カープの歴史をほんの少し知ることができて、カープ初心者的な素朴な喜びが全快。

試合は一部カットしての放送ではありましたが、特別な編集はなく淡々と放送され、あの野球の、ゆったりと進む感じが味わえ、よかったです。

しかも、この試合はデーゲーム。お休みの日の午後見るのにぴったりの雰囲気でした。

数ある試合の中でこのゲームが選ばれたのは、「阪神18年ぶりの優勝」というトピックスもさながら、NHKに映像があった(たまたまこの日、放映していた)ということも大きかったでしょう。

カープが25年ぶりに優勝した2016年9月10日の巨人戦もたしか、NHKで放送していました。あの試合も、アーカイブ放送してくれないかな〜。何度でも観たい。


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〔関連記事〕
まさか、こんなところにカープファンが

2020年5月4日

迷走する指揮官、あれ? どこかで見たことあるぞ。


新型コロナウイルスの緊急事態宣言、5月末まで延長されるようですね。5月6日までに収束すると思えなかったので、想定内のことでしたが。

経過観察はもちろん大切。でも、「この2週間が勝負です」と言われ続けること延々。具体的にどんな状況になったら宣言を解除するか、政府が数値を提示したことは一度もない。

地域によって感染状況も違うし、一概に数字で示せないと専門家会議の方は言うけれど、たとえば「東京の新たな感染者数が1日○人程度になったら・・・」と具体的な話を出してもらえたら、もっと納得できるのに。

まるで昨年、緒方監督から「切り替えてやるだけ」と紋切り型の台詞を聞かされ続けたときのよう。



私自身は、自宅を仕事場にしているのと持病があるのとで、コロナ前からもともとSTAY HOME。大きな生活の変化はなかったので、そのことへのストレスは少ない方かもしれません。

それより「ある程度落ち着いたら」と漠然とした言い方を繰り返す政府(と、政府が選んだ専門家)に、ものすごくストレスを感じます。

4月30日、2020年度の補正予算案が成立。「Go Toキャンペーン」に約1.7兆円。一方、医療関連の予算は約7000億円。

年内に新型コロナが収束して、日本国内を自由に旅行できる状況になっているとは考えにくい。それなのに1.7兆円の予算を充てるノーテンキぶり。

観光やイベント、飲食業などを支援する経済対策も、もちろん大切。でも今は、ぎりぎりのところで奮闘している医療現場や、自粛要請で大きな痛手を受けた方たち(観光やイベント、飲食業の方も含めて)の補償に充てるほうがどう考えても優先事項。



最近やたらと「みんなで一つになってこの状況をのりきりましょう」という、政治家や著名人のメッセージがメディアの中で繰り返され、違和感を覚えています。

人はそれぞれに生きているのだから、一つにならなくてもいい。そんなこと言わなくても、感染を抑えることは多くの人の願い。

「みんなでひとつに」と感情に訴えるより、新型コロナについての客観的なデータをクリアに示してほしい。客観的な事実がわかったら、人の行動も変わっていく。

漠然と「あと2週間の我慢」「みんなでがんばれ、がんばれ」って、第二次大戦中の「ほしがりません勝つまでは」みたい。

4月はじめに「1日2万件に増やす」と首相がかかげたPCR検査。未だに検査数が1万にも満たない。

検査数が少ないと言われ続けて数ヵ月たっても一向に改善されないのは、人手が足りないのか、どこかがセーブしているのか、原因を明らかにしてほしい。

もし今の政府と省庁が民間企業だったとしたら、仕事のできない人たちと評価されても仕方がないです。

首相も憲法改正への情熱と同じくらい、新型コロナ対策に情熱を持ってほしい。情熱があったとしても、それを打ち消そうとするまわりの力が働いているのかもしれないけれど、広い視野を持って、粘り強く指揮をとってほしい。

プロ野球で、ちぐはぐなベンチの采配を見せられているときの、あの感じに似ている。プロの仕事を見せてほしい、と心底思う。


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2020年5月2日

黒田きたー! 新井さんも。


新型コロナウイルスのニュースで賑々しいこの数ヵ月。黒田博樹はどこにおる〜? 日本なのか、アメリカなのか、と時々思い出していました。

ヤンキースに在籍していた2014年、広島市で土砂災害があったとき被災地を訪れたり、引退後も2018年に西日本豪雨で大きな被害があったとき、広島県に1000万円を寄付していた黒田。

この新型コロナの感染拡大状況を見て、黒田は何かアクションを起こす人。そう思っていたので。

そしたら、黒田きたぁぁぁぁぁ。

5月1日、黒田と新井貴浩のカープOBが、新型コロナと闘う医療従事者を支援するため、広島県にマスク7万枚を寄付したとのこと。(「日刊スポーツ」)

黒田が新井さんに声をかけ、黒田は広島県にマスク5万枚、新井さんは広島県と神戸市に2万枚ずつ寄贈。う〜ん、名コンビです。いい絵です。(「スポニチ」)



マスク寄贈のお話は時おり耳にしますが、日本国内では、まだまだマスクの品薄状態が続き、店頭で買うことも難しい状況。どういうルートでみなさんマスクを調達できたのかが、そのつど素朴な疑問。

今回は、黒田が現役時代から親交のあった広島のグッズ会社がマスクの取り扱い(輸入)を始めたことを知り、協力を得ることができたそう。

中国などの状況が少しは落ち着き、マスクの生産が少しずつ復活しつつあるということなのでしょうか。

医療の現場でのマスクをはじめとした医療資材の不足は深刻と聞きます。病院によっては、「あと数日持つかどうか、時間の問題。恐怖を感じる」という話も聴きました。

少しずつでも確実に確保されていきますように。


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