2020年5月14日

リーダーはどこにいる、 ここにいる?


新型コロナウイルスの緊急事態宣言が出されてから、どういう状況になったら宣言を解除するか、具体的な話をずっとしてくれなかった政府。

だったら、自分たちで考えて作ってしまおうと、独自の3つの基準(大阪モデル)を発表した、大阪の吉村府知事。

「府民のみなさんにわかりやすいように」と具体的な道筋を示した吉村府知事。スッキリ〜。

今日1日、3つの基準はクリアされたかどうかを通天閣と太陽の塔のライトアップの色で表すという「見える化」も面白い。

感染者が減少したときの「出口戦略」だけでなく、再び感染者が増えたとき、どういう状態になったら改めて宣言を出すかという「入口戦略」も同時に示されているところがまたわかりやすい。

決めるのは勇気のいることだったと思います。吉村さんのやっている(言っている)こと全てに賛成しているわけではないですが、こうした思い切った行動をとってくれる人が一人いると、世の中に変化をもたらしてくれることってあると思う。


府民の寄付をもとに基金をつくり、新型コロナの医療従事者に支援金を送るというアイデアも素晴らしい。感謝の気持ちを「気持ちだけ」でなく、「具体的に役立つお礼」という形にしたところがいいです。

市民の寄付。カープの樽募金をちょこっと思い出してしまいました。

「吉村さんが頑張ってるから、私たちもがんばりたい」
「よく頑張ってくれている」

そんな大阪の方たちの声を聞くと、工夫して身体はって仕事してくれてることを地元の人たちが受け止めているのが伝わってくるよう(報道ですからこれが全部の声ではないでしょうが)。

ときに野球などで聞く「監督を胴上げしたい」という選手の言葉(学生からプロまで)をふと思い出してしまった。

誰かのために野球をしているわけではないけれど、そういう思いにさせられるリーダーの存在って、あるところにはあるのでしょうね。


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