2020年5月11日

やったぜ台湾、有観客試合!


4月12日、世界に先がけて開幕した台湾のプロ野球。5月8日にはついに、スタジアムに観客が。

5月11日、「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ)のスポーツニュースによると、観客数はまずは1000人限定からスタート。

観客と観客の間はもちろんしっかりソーシャルディスタンス。ヨコは2席、タテは前後に1列あけることに。

そんなわけで、スタジアムの風景写真を見ると、ポツンポツンとお客さんが座っていて、いつもとはちょっと違った風景。

しかし、声を出したり、歌をうたうのもOKのようです。

このこと以上に「さすが台湾」と感じたのは、どの座席(指定席)に誰が座ったかを完璧に把握できるようにしているとのこと。

入場するときに本人確認が証明できるものを見せて、もし感染者が出たとき、あとで検査が受けられるようになっているようです。

きっとITを上手に使って管理しているのではと思われます。


日本で、新型コロナのPCR検査数がきちんと把握されていないなどの報道があったとき、ずっと不思議に思っていました。

たとえば各検査機関がその日の検査数をパソコンで入力すると全国の集計が出るシステムを作れば、さほど困難なことではないはず、と。しかし、どうもそうはなっていなかったようですね。

こちらはPCR検査とは別かもしれませんが、政府が医療機関に新型コロナの発生届を手書きしてファクスするよう求めていたこと、今月中旬からオンラインで伝えられるようになったというニュースを知ったときには、ゴロンゴロンと転げ落ちそうになりました。(「共同通信」)

数を集計してファックスし、それをまた集計って・・・。あれ。日本が先進国って呼ばれてたのって、一体何だったの? ゴシゴシ(目をこする音)。

今回の新型コロナであらわになった政府のおかしな(ちぐはぐな)対応はこれに止まりませんが。

PCR検査へのスピード対応や国民への補償などなど、他の国に学べることはどんどん採り入れてほしいのだけど、どこ見てるの? 何見てるの〜?

日本で、もしプロ野球の開幕が実現となったら、NBPには台湾などのモデルケースからお手本に、できることはどんどん学んでいただけたら、尊敬の気持ちを表してもらえたらいいなって思います。


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