2020年5月9日

メジャー1年生、秋山翔吾が早くも黒田博樹流を会得?


新型コロナで開幕延期中のプロ野球。今の段階では自主練習という形をとる球団がほとんど。少し前までは活動を休止していた球団もありました。

広島が緊急事態宣言の特別警戒地域の対象になっていなかったことも幸いしてか、カープは人数を半分ずつにして、午前と午後に分けるという練習スタイル。

それでも感染に気遣いがあることには変わりませんが、チームとして練習できるのは、12球団の中でもかなり恵まれている環境かもしれません。

ところで今シーズン、メジャーに移籍した筒香嘉智、山口俊、秋山翔吾。

筒香は、球団施設やトレーニングジムが閉鎖され、練習が十分にできなくなったため、一時帰国中。

山口は、ブルージェイズの本拠地トロントがあるカナダでは、カナダ国籍を持つ人以外の入国が禁止されていることなどもあって、こちらも一時帰国中。

練習再開や開幕の目処が立つまで、日本の慣れた環境で落ち着いて練習するというのも、一つの選択。

その一方で、秋山翔吾はアメリカに残った。


秋山は、「開幕が決まったとき、いつでも動き出せるようアメリカに残ることを選んだ」と、以前、リモート出演していたテレビ番組で話していました。

入国する際、2週間待機しなくてはならないですからね。

メジャー1年目。というより始まったばかり。生活様式や言葉、いろんなことがこれまでと違う環境に身を置いた秋山、なかなかのことと思います。

実際に試合で活躍できるかどうか、始まってみないとわからないけれど、そういう思い切りのよさ、メジャーに適応する能力が大いにありそうです。

かつて、メジャーを経験し、結果を残した黒田博樹は「鈍感になるのも必要」と話していました。(こちらの記事をどうぞ)

たとえば、時差もあれば、食事の環境も日本と大きく違うアメリカ。普段通りできない部分が出てくるとストレスになる。そんなとき黒田は、神経質にならないで、あえて鈍感にやった方がいいという姿勢を身につけていったという。

メジャーが開幕して、打席に立つとき、秋山の登場曲は THE BLUE HEARTS でしょうか(だとしたら楽しいな)。

応援します、秋山翔吾。


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