11月13日、マツダスタジアムで行われた日米野球第4戦。
先発・前田健太と大瀬良大地の投げ合いに加え、黒田博樹が始球式をつとめるとあっては。最初のシーン、しかと見届けました。
黒田の登場だとわかるファンの歓声。スーツ姿に、カープではなく、ヤンキースのユニフォームをサラッとまとった黒田が。
ピッチャーの、そしてこれから始まるゲームの妨げにならないよう、プレートを外して、マウンドの前から緩やかな山なりの球を投げ、前田と握手をかわし、サラッと立ち去った黒田。
黒田と前田のリレーは2015年のオールスター以来。ごっつぁんです。
始球式のバッターボックスに立ったのは、西武ライオンズの秋山翔吾。おきまりの空振りをしたあと、秋山がほわっとした笑顔を見せたのを私は見逃しませんでしたよ。
西武で、一番バッターとして打席に立つことの多い秋山。以前、オフシーズンに出演したテレビ番組で、始球式について、こんな発言をしていたのです。(過去記事「埼玉西武ラインズ、秋山翔吾のぶっちゃけに一票!」もご参照ください)
始球式に登場する人の中には、たとえば牽制を入れてみたり、サインに首を降ったり、いろいろ演出を取り入れる人もいるけれど、一番バッターでゲームに入る前、集中しているので、ぶっちゃけ、早く投げてほしい、と。
たしかに、たしかに。
始球式で自分が目立つことを優先して(自分が目立つ立場であることを前提として)、これから始まるゲームの空気などおかまいなしの芸能人、見かけたことあります。
日米野球はイベント的な要素も強いので、ふだんのゲームよりリラックスした空気が流れていたかもしれません。秋山の、同じ野球人としての、黒田への尊敬の気持ちも表れていたとも思えます。
しかし、これから始まるゲームに配慮して始球式をつとめた黒田への気持ちも笑顔となって表れていた気がしたのでした。秋山、笑顔のみならず、拍手もしていました。
この日のゲーム。9回には田中広輔のタイムリーで同点に追いつき、菊池涼介のスクイズで逆転。マツダスタジアムでカープ三昧の第4戦。
しかし、マツダでの開催といえど、この日、岡田明丈の登板まではなかったですね。第1戦、第3戦ですでに登場してましたしね。えぇ、どこでもいいです。ブンブン投げてくだされ〜。
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