2026年6月29日

憧れるのはやめよう


6月28日の阪神戦、4回には髙橋遥人から3点目をとって勝ち越していただけに、3対12という大敗に終わってしまい、残念でした。眠れるトラを起こしてしまったか。

試合後、「今のナンバーワンの先発投手だと思うので、そういう中から2点先制されたけど追いついて、一時追い越したことはすごく評価できる部分だと思います」と、新井さん。(「デイリースポーツ」)

それは本当にそう。完封覚悟で臨んだ試合、遥人から3点とった。でも、それで喜んでいては勝てないのも事実(実際、大敗した)。


2023年のWBC、アメリカとの決勝戦を前に、大谷翔平が「憧れるのはやめましょう」と選手たちに送ったメッセージを思い出してしまう。

遥人は素晴らしい投手、それは誰もが認めること。だけど、そこを乗り越えないと。

3点とったことを評価して終わっては、始まらない。「負けて当たり前」がデフォルトになってると思った試合でした。


昨日、7回途中降板になった岡本。6回裏の攻撃では代打を準備され、続投かどうかがちょっと曖昧になっていた。

こんな中途半端な状態だったら、7回から投手交代でもよかったのでは? 疲れも見えてきていたし……と思った。

でも、本人は「7回も行かせてくれたのはうれしかった」と言っていた。それならばよかったか……。(「デイリースポーツ」)


「もっと投げる体力だったり、力をつけていかないといけない」とも言っていた。

初めての先発としてのシーズン。ルーキーイヤーの昨年のリリーフもだったけど、投げるごとに経験を重ねて成長が目に見えるところは、とってもいいなと思う。

そういうのはチームメイトもちゃんと見ていますからね(もちろんファンも!)。


1軍復帰が待たれる栗林良吏も、リハビリ期間中、ともにリリーフから先発に転向した岡本の存在は励みになっていたそう。(「デイリースポーツ」)

 「うれしいですし、刺激にもなっています。開幕1軍を2人で争ってきた仲だし、離脱前もそういう会話をしていました。先を越されているというか、今は僕が追う立場。岡本に負けないようにやりたい。岡本の試合を見てそう思っています」

キャリアに関係なく、フラットにチームメイトをリスペクトしているのが伝わってくるのがいいなと思う。


先週、巨人戦で投げる前、玉村昇悟も「岡本にしても、みんな粘っている。自分も我慢強く、丁寧にいけたら」と話していた。(「デイリースポーツ」)

岡本の存在は先発陣の刺激になっている。森下暢仁の刺激にもなって投球にそれが表れてくれるといいのだけど(なんか影薄い)。

明日のDeNA戦、その玉村は東克樹と投げ合う(今度こそ、ボボボボボ←炎)。

問題は、大問題なのは打線、ですね。
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2026年6月28日

連鎖反応みたいに投手決壊、MVPより試合に勝ちたかった


6月28日(日)、阪神戦(マツダスタジアム)、対12。大敗。

これまで投手陣が踏ん張って堰き止めていたものが決壊すると、こうなる……という結果に。

途中からはもう環境ビデオみたいにつけっぱなしになって、あぁ、流れてるな(点取られてるな)みたいな感じになっていた。

月間MVP(6月4勝)をかけた岡本駿と髙橋遥人の投げ合い。もともと岡本は月間MVPを意識していなかったが、森下暢仁に「あるぞ」と言われ、気づいたらしい。

まるで「ノーヒットノーランあるぞ」と言われたとたん、本人が意識し出すのに似ている? 森下、よけいなこと言わんでよろしい。自分のことに集中せい。

プロなら、MVPを狙っていくのもありなんだが、意識したことが投球に作用したのかどうかはわからないが(それくらいで作用するならプロとしてやっていけないと思うが)、今日の岡本、ボール先行だった。よって球数も嵩んだ。


1回、森下翔太の17号2ランで先制される。あー。

直後の1回裏、大盛穂3塁打、菊池涼介犠牲フライで、1点返す。菊池が今日も大人な仕事をちゃんとしていて、どこか気持ち悪い(失礼な。誉め言葉です)。

2回、レフトスタメンの佐々木泰が、同点の3号ソロ。2戦続けて、代打で初球打ち、アウト連発していた佐々木をなぜスタメンに?  と、謎采配に感じていたのに、およ?

4回、石原貴規のタイムリーで、3対2と勝ち越す。


ここまでは善戦に見えたが、1点リードでは。

勝ち投手の権利を得た岡本だったが、6回、佐藤輝明に同点の16号ソロ

6回裏、岡本に打席が回ってきたら代打を出す準備をしていたという中途半端な状態だったのに、7回も岡本続投。

なんとなくベンチの雑な感じが拭えない。

髙橋の代打・福島圭音と髙寺望夢に連打され、髙太一と交代。ちょっと前まで遠藤淳志が準備をしていたように見えたけど、左対策のため?


頼みの髙だったが、中野拓夢に2点タイムリー森下にタイムリーとランナー吐き出し、3対6。こんな日もあるかもしれないが、3点も……。

8回、中﨑翔太は三者凡退。

9回、黒原拓未はいきなりフォアボールに始まり、森下に2点タイムリー、佐藤にタイムリー

鈴木健矢に途中交代。ゲームを落ち着かせるはずの鈴木も、いきなりデッドボールで始まり、木浪聖也タイムリー熊谷敬宥2点タイムリー。

このイニングだけで6失点。はぁぁぁぁ?


9回裏、満塁をこしらえたが、代打持丸泰輝はファーストゴロで試合終了。

岡本、7回途中5失点。ここまで善戦・粘投してきた。たまにこういう日もある……としても、続くリリーフもまるで連鎖反応みたいに打たれていった。なんなん?

月間MVPは選手として名誉なことかもしれないが、それより試合に勝ちたかった。岡本に勝ち星つけたかった。上位チームとの差を少しでも縮めたかった!
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2026年6月27日

名原が村上と初対戦で猛打賞! 村上キラーになって?


6月27日(土)、阪神戦(マツダスタジアム)、対2。

これで阪神に4勝4敗1分け、五分に並んだ。

昨日は雨で試合中止。床田寛樹と村上頌樹がそろってスライド登板という同じ条件。

せめてホームの利を生かしたいと思ったけれど、二人ともランナー出して、両チームとも残塁祭りという序盤。

1番名原典彦は村上と初対戦で、4打席4安打! 3回には3号ソロ! まだ研究されてないとしても、村上キラーになってくれないだろうか。


1回裏、カープは3塁残塁。2回裏、2塁3塁残塁。

こういうの見せられて、床田がまた、「点を取られたら負けるとか思いながら投げるのは結構しんどかった」なんて昨年のように思ってないだろうなと、勝手に気になってしまう。(「スポニチ」)

そういう投手の心情を知ることができたのは貴重に思いつつ、床田、思ってること口に出し過ぎ。

2回、床田はフォアボールとヒットで満塁こしらえ、坂本誠志郎をショートゴロで打ち取った間に1点先制される。あろうことか、石原貴規が1塁に悪送球。むがー。最少失点で済んだが。


2回裏、小園海斗と佐藤啓介が連打。なぜか今日7番の床田には打たせずバントで、石原貴規はサードライナー。

石原、犠牲フライって、知ってるかな? 田中広輔先輩に練習の仕方教わってみようか。

4回、1アウト1塁3塁で、髙寺望夢の打球が床田に当たった間に、坂倉将吾がフィルダーズチョイスで阪神に2点目。

床田4回2失点(自責1)。村上が8回途中まで投げたことを思うと、同じスライド登板同士、マウンド降りるの早かった。


5回、ターノックがリリーフデビュー。佐藤輝明、大山悠輔、前川右京を三者連続三振したのは痛快だった。

5回裏、菊池涼介の犠牲フライで同点に。近年、えーっ。というポップフライが多かった菊池が、今季は渋い仕事見せてます。

6回7回8回は、自慢の遠藤淳志、髙太一、ハーンが無失点リレー


なんだかんだ村上は8回のマウンドへ。先頭打者の名原がまた打ち、菊池がバント。野間峻祥もヒットで、1塁3塁。

ここで、交流戦が終わって以降、ノーヒットだったという4番坂倉将吾が勝ち越しタイムリー! 村上は及川雅貴に交代。

なんとなく、西勇輝にも思うのだが、村上も相手チームを(というかカープをなのか?)小バカにしているように見えるというか。人間、やっぱり可愛げが大事です。打たれてシュンとなった村上を見て、そう思ふ。

1アウト1塁2塁で、ハーンに代打佐々木泰。なんでモンテロじゃないの? と思ったが。予想通り、佐々木は初球を振り、ピッチャーゴロで終わる。またコントにもならない寸劇を見せて終わる。

9回、森浦大輔。高寺にヒットを許したが、中野拓夢は空振り三振、高寺盗塁失敗、ランエンドヒット失敗でカープとしては綺麗に終われた。阪神、元気なかったね。


ヒーローインタビューは、4打席全ヒットの名原と、勝ち越しタイムリーの坂倉。坂倉はいつもあんなふうかもしれないが、今日もテンション低かった。

「声援が力になることも本当にありますし、もっともっと熱い声援をよろしくお願いします」と言っていたが、その前に、熱い声援を送りたくなるようなプレーをでしょう。人間、かわいげが大事です。ファンに応援されるのは当たり前のことじゃないんですから。

それとは真逆で、4安打を素直に喜ぶ名原であった。

明日は、岡本駿と髙橋遥人の投げ合い。強敵。でも、「勝てたら、すごく自信になると思う」。(「スポニチ」)

投げる前から、負けてないのがいい。勝負は何が起こるか、わからない。どこに勝機が落ちているかわからない。連勝したいわー。
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2026年6月25日

カープと西武&ソフトバンク、一振りの決定的な違い

 
明日からマツダスタジアムで、阪神と3連戦。お天気が心配ですが、1戦目の先発は床田寛樹と村上頌樹。

過去に何度も見た、このおなかいっぱいなマッチアップ。阪神に負けることが多いこと自体、もうおなかいっぱい。

打線が打てるようになるのを首を長くして待つ状態から早く脱したい(脱せるものなら……)。

野外スタジアムがホームのカープは雨で試合中止が多く、まだ残り試合数が多いですが、チームによってはほぼ試合を半分終えたところも。

今のところ、セ・リーグは巨人・阪神・ヤクルトの三つ巴。パ・リーグは西武が首位。まだ折り返し地点、この先のことはまだまだわかりません。


ところで、「武田砂鉄 ラジオマガジン」(文化放送)で、西村志野さんが火・木と担当されているミニコーナー。スポーツの基本的なことを教えてくださることが多く、その正統派な感じはリスナーからも好評価。

6月23日、そこで西武について、ちょっと面白い話を聞きました。

西村さんによると、西武はもともとピッチャーはよかった。打てるようになったのがとても大きい。

今季、最初からチームで打てていたわけではなく、序盤はなかなか点が入らなくて苦しんでいた。


転機となったのが4月の中旬のこと。オリックスに3連敗した直後、4月17日(金)、エスコンフィールドでの日ハム戦の前のミーティングでのこと。

西口監督が選手たちに「アウトになってもいいから、初球から積極的に行け」と、ポーンと言ったそうなんです。

どうやら、そこからガラッと変わったらしいんです。


これまでバットに当てにいくようなバッティングが多かったのが、しっかり振り切る(スイングする)選手が増えたという印象が、西村さんにもあるそうです。

「この一言でそんなに変わるの?」と思ってしまいそう。

でも、それだけ選手たちは「打たなきゃ」「結果出さなきゃ」「なんとか当てなきゃ」という、ものすごいプレッシャーの中で戦っているのがわかる、そんなエピソードだと感じたとのことでした。

西武は断トツに防御率がよく、失点が少ない。カープは失点は少ないが、得点もものすごく少ない。200点に達していないのは12球団中カープだけ。


交流戦中、里崎智也さんがソフトバンク打線について、こんなことを言っていた。(「日刊スポーツ」)

「捕手経験者として、こんなスイングされたら、バッテリーはイヤだなとつくづく感じる」

「ファーストストライクからフルスイングしていた。ただ、このチームのスイングはちょっと別次元のフェーズと言える」


一振りで決まるようなスイングと、当てに行くスイングでは、怖さが格段に違う。

カープもどんどん振っていく選手が増えたかもしれないけれど、後者。

試合中によく紹介される、「コンパクトに当てていってほしい」的な新井良太コーチのコメントを聞くたび(それは代々聞かされてきた内容でもあった)、だからダメなんだとも思った。

全然怖くなーい。

2026年6月24日

ふつう雨で試合中止になったらガッカリするのに


6月24日(水)、巨人戦(マツダスタジアム)、雨のため試合中止。

25日は試合がもともとない日なので、2日続けてお休みということに。

残り試合数が増えてしまう心配はあるけれど、なんとも心穏やかな日々……。こんなことはこれまでなかった、試合中止にガッカリした日はあっても。

昨日は平日なうえに、途中から雨の心配があったことも影響したかもしれませんが、巨人戦でも目立つスタンドの空席。今季、巨人戦で空席が目立つのはこの日に限ったことではないけれど。

これもお客さん(カープファン)の気持ちの可視化。


せっかく鈴木福さんが始球式に来てくれたのに。110キロの見事な剛速球を見せてくれたのに。

10年前、初めて始球式をつとめたのがきっかけで、カープファンになって、ずっとカープを応援してくれている人なのに。

福さんもこんな状況で投げたのは初めてなんじゃないだろうか(もうこの寂しい状況は知っていたとは思うけど)。


でも、球場は、始球式ではなく、野球の試合を見に行くところ。今季のカープの開幕戦では始球式だけ見に来た人もいたみたいですが。

平日名物、業界名物、ガラガラスタンド。交流戦で戦った日ハムの新庄監督にも心配されていた、昨日の試合では元巨人の堀内恒夫さんにも心配されてる。(「東スポWEB」)

危機感を持つ球団も、「ファンの方にもっと喜んでもらいたい」と始球式に人気タレントを呼んだり、人気キャラクターとのコラボ企画をしたり、画策しているみたいだが、そういうことじゃないのに。

選手に、チームに、魅力がないと、人は球場に足を運ばないのに。つまらない試合ばっかり見せといて。

お客さんの気持ちをわかっていない球団と、選手のことをちゃんと見ていないカープベンチは似た者同士ですね。
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相変わらず打って勝つ気はないんだな?


6月23日(火)、巨人戦(マツダスタジアム)、3対

今日も玉村昇悟に勝ちをつけることができなかった。

玉村は1回2回と三者凡退、立ち上がりよかった。ただ、前日、「無駄なランナーを出さないのが一番大事になる」と話していたのがやけに気になった。(「スポニチ」)

それは投手として考える当たり前のこと。でも、毎回2点以内に抑えつつ、援護なしで勝ち星に恵まれていない玉村。

床田寛樹が「昨年の終盤は追い詰められながら投げていた。点を取られたら負けるとか思いながら投げるのは結構しんどかった」と話していたように、1点与えたら負け……みたいな、慎重で少し窮屈そうな投球にも見えた。


3回、菊池涼介の悪送球で、キャベッジが出塁。ここから浅野翔吾ヒット、戸郷翔征バント、浦田俊輔の犠牲フライで先制される。松本剛のタイムリーで2点目

3回裏、2アウトから名原典彦2塁打! 菊池フォアボール、ファビアンデッドボールで、あっという間に満塁。坂倉将吾押し出しで、1対2

なおも満塁で小園海斗。ヤクルト戦で2試合連続打点をあげた小園はセンターフライ。ここで得点できていたら、状況が変わっていただろうにという場面になった。


カープはいまだ押し出しの1点だけという、ありがちな展開で5回、ヒットとフォアボール2コがらみで、また松本にタイムリー

5回裏、代打を出されて、玉村5回3失点(自責1)で降板今日も悲しくなった。

6回、遠藤淳志。カープが自信を持って送るリリーフの一人になりつつある遠藤は三者凡退。


2点ビハインドで遠藤出すのか。これは百歩譲るとしても、7回の髙太一にはびっくり。

2点差に追いつくつもりで遠藤、髙と出してきたんだろうけど、裏目に出てしまった。

連続空振り三振の後、投手の戸郷にフォアボールはいけなかった。ここから浦田2塁打、松本フォアボール、泉口友汰の3点タイムリー、タルベックのタイムリーで、合計4失点。玉村の負けを消すどころか……。

7回裏、代打野間峻祥ヒット、菊池ヒット、ファビアンデッドボールで満塁。

代わった高梨裕稔から、坂倉はセカンドフライだったが(うがー)、小園が2点タイムリー! 小園は3試合連続打点だっただけに、2回裏が悔やまれる(まだ言う)。


続いて代打モンテロはフォアボール、ここで、代打石原貴規。左の高梨に当てたんだろうけど、右の船迫大雅に代えられてしまう。

新井さんは期待して送り出したみたいだけど、満塁で石原の役不足感はすごかった。その通り、空振り三振。

9回、田中瑛斗。タルベックの悪送球で、坂倉が出塁。小園ヒット(リクエストが正当に判断された)で、1アウト1塁2塁。

となったら、巨人もマルティネスに即効で代えてきた。代打佐々木泰は1球目を併殺。佐々木らしい、絵に描いたようなコントみたいな終わり方。


6月20日、雨のヤクルト戦で負傷した辰見鴻之介は、左膝内側側副じん帯損傷で登録抹消。

軽症とのことだけど、代走のエースが……。雨の中、試合を続行したあの判断がものすごく後味悪いことになってしまった。なんとかならなかったのか。時計をもとに戻したくなる。

昇格したのは中村奨成。「ファームを見て上げられる選手の中で一番足の速い選手が奨成だったので」と新井さん。(「スポーツ報知」)

辰見は代え難い選手。走れる選手は大事。でも、足なんかい。打撃じゃないんかい。打って点を取る気はないんかい!
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2026年6月22日

優秀な人材がまたひとり、広島から流出


サッカーW杯、6月15日のオランダ戦、解説の本田圭佑さんとNHKの小宮山晃義アナウンサーの実況がとても評判よかったみたいですね。

かつては早起きして見ていたこともあるワールドカップ、今は体調を優先して、その実況は見ていなかったのですが、「サッカー・実況・NHK」と聞いて、ピッコーンと来た。

そう、4年前のカタール大会のこと。このときも体に無理せず、見られるときだけ中継を見ていた。


眠るとき、ラジオを聴くことがあるのですが、カタール大会中のある夜、ふとラジオで実況中継しているのを聴いたんです。

野球なら、ラジオ実況の文化みたいなものがもう根付いている。プレーの細かなところや選手のその時々の表情を見られる映像と情報量はもちろん違うけれど、選手のことや球場の雰囲気は知っているので、ラジオでも補える情報をこちらも持っている。

でも、サッカーをラジオで聴くってどんな感じなんだろうと思って、ちょっと聴いてみたんです。

そうしたら、フィールドの雰囲気や試合の臨場感が伝わってくるような実況で、豊かな時間でした。思わず、そのアナウンサーの名前をメモしていたんです。

さよう、そこにメモしていたのは、小宮山アナの名前でした。なんか感動してしまった。


5月13日、「武田砂鉄 ラジオマガジン」(文化放送)のオープニングで、小宅世人(おやけ・さんと)アナの名前が出てきた!

砂鉄さんが、ラジオ好きの編集者からもらったというメールを紹介していたんです。そのメールの一部をご紹介。

「今日は、文化放送の小宅世人アナ。まだ27歳なのにすごい落ち着いたいい実況。伊藤大海がさわったロジンバックの白煙が3塁側に流れていった……なんていうのは、これはMBSのベテランじゃないとしゃべれないような野球文学だ。素晴らしいですね」

普段、あまり人をほめないその人が、小宅アナの実況をほめていた、と。


そして、その話を聞いた番組のパートナー・西村志野さんも、こんなふうに話していました。

「そうなんです。私もラジオの野球中継よく聴きますけれども、どうして瞬時にこんな言葉が出てくるんだろうってほんとに思いますし、小宅さんの実況で私もリポーターとして組ませていただいたこともあるんですけれども、近くで見ていても、やっぱりラジオの野球実況のアナウンサーってすごいなっていつも思ってますね」

砂鉄さんも、小宅アナの実況を聴いてみたくなったと言っていました。


数年前、RCCラジオでカープ戦の実況を聴いていたとき、一緒に聴いていた家族が「このアナウンサー、わかりやすい」と言ったことがあった。それは小宅アナが担当していた日でした。

それ以来、小宅アナの日はラッキー! と思っていたが、その後、お名前聞かなくなったなと思って調べてみたら、こんな記事を見つけた。

2025年、文化放送のアナウンサーとして中途採用されていたんですね。

あ~。それで……。貴重な人材がまたひとり、広島から消えていった。


解説や実況アナが誰かによって当たりはずれを感じることはどのメディアでもあるけれど、最近は、RCCラジオ、聴かなくなりました。小宅アナいないし!

カープの試合を追いかけていると、なかなかパ・リーグの試合まで手が手が回りませんが、また小宅アナの実況を聴いてみたいと思いました。

小宮山アナのサッカー実況も!
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2026年6月21日

岡本6勝目、小園決勝打、ヤクルトに今季初めて勝ち越し


6月21日(日)、ヤクルト戦(神宮球場)、1対

2連勝。ヤクルトに勝ち越したのは今季初めて 昨日は雨でいろいろあった試合ではあったけれど、6月下旬にしてやっと……。

岡本駿、6回1失点で6勝目。今日もグイグイ安定感。カープの勝ち頭ですから(誇らしい)。少し前に規定投球回数にも達して、防御率リーグ4位ですから。

今季、先発に転向して、この活躍。もっと注目されてほしい。その日は遠くないかも。

3回、2アウト1塁3塁で、サンタナの打球をスライディングキャッチしたライト名原の好守備も、岡本を支えた。


1番名原典彦、2番菊池涼介、3番ファビアン、4番モンテロ、5番小園海斗、6番石原貴規、7番大盛穂、8番勝田成、という本日のオーダー。

昨日、代打で今季初ホームランの小園がサードでスタメン復帰。坂倉将吾は疲労を考慮して、たまのお休み、スタメンから外れた。

5回、その小園の先制2点タイムリーが決勝打に。小園は2安打、デッドボール、フォアボールで全打席出塁。


6回、オスナの犠牲フライで1点差となったが、髙太一、ハーン、森浦大輔の勝ちパターンでリードを守った。

やっとヤクルトに勝ち越せたー。その結果には喜びたいが、今日も今日とて得点圏での残塁が多かった。

1回、満塁。2回、2塁。4回、2塁3塁(ここは岡本の打席で終わる)。6回、3塁。


8回、小園フォアボールで出塁したが、石原がスリーバント失敗(あ?)。勝田がヒットで1塁2塁となって、代打坂倉。

でしたが、空振り三振。なんとなく小園が出塁しているとき、坂倉は打たないイメージ。

たまたまのこととは言え、まるでこの場面でのヒットを拒否しているようにも私には見えてしまう。これはある仮説をたてて経過観察中(それが外れてくれればいいけれど)。


小園や、それぞれの選手が調子を上げていってくれれば嬉しい。その反面、それに乗じてこのまま現状維持みたいな感じが続くのもどうなのかという気持ちも。

いや、それは贅沢な望み? 個々の調子が上がったら幸いです。

そんな嬉しいことが起きれば、ですが。それこそ経過観察中。ずっと観察させられっぱなし中。

2026年6月20日

代打小園の1号2ラン&コールド勝ちでまさか続き、辻プロ初勝利!


6月20日(土)、ヤクルト戦(神宮球場)、6対、7回途中降雨コールド。

まさかのコールド勝ち。とくに投手にとっては雨で受難のコンディション悪い中、まさかの乱打戦をカープが制するとは。

1番名原典彦、2番菊池涼介、3番ファビアン、4番坂倉将吾、5番野間峻祥、6番佐藤啓介、7番石原貴規、8番勝田成、という本日のオーダー。

小園海斗がスタメンから外れる。それでいいんだ、それで。


2回、佐藤、石原、勝田の連打で、1点先制! 勝田の打点は、3月27日中日戦の開幕戦以来。

でも、「1点では勝てない」は、もはやカープのセオリー。先制点は嬉しいのに素直に喜べない。

ほら、来なすった。援護の直後の2回裏、森下暢仁がいきなりフォアボール。古賀優大のタイムリーで、早くも同点にされる。

3回、増田珠の5号ソロで、あっという間に逆転さ。4回には、オスナの4号2ラン

森下、4回4失点で降板。たまの不調というよりは、不調とまずまずの好調が半々くらい。岡本駿や玉村昇悟の方が安定した投球を見せてくれている。この期待に応えてくれなさ、「残念な投手図鑑」にそっと記載したくなります。


5回、森下の代打、小園海斗が1号2ラン! まさかのホームランとは~。

名原がフォアボールからの盗塁決めて、菊池進塁ゴロからの、ファビアン犠牲フライで同点!

5回裏、辻大雅が三者凡退に抑えてくれたのも大きかった。


6回、石原フォアボール、勝田進塁ゴロ、小園フォアボール、名原ヒット、菊池の2点タイムリー! ファビアンの2点タイムリーで4対8!

まさかの逆転! 今日はまさかが多いです。いつも頑張ってる辻に勝利投手の権利が~。

6回裏、遠藤淳志がオスナに5号2ラン打たれましたが、7回表途中で、雨のためコールド。

辻がプロ初勝利!  嬉しい~。


ただ、7回、代打モンテロがヒットを打って、代走に出た辰見鴻之介がヘッドスライディングで2盗を決めたとき、左ひざを痛め、足を引きずりながら交代。

楽天では禁止されていたヘッスラ。カープにはその縛りがない。

思い切って自分で工夫し、盗塁で結果を出し、イキイキして試合に臨んでいる辰見を素晴らしいと思いつつ、ヘッスラはケガのリスクが大きいので心配だった。今日は雨でグラウンドのコンディションも悪かったし。

本人のプレーする喜びとは逆を行ってしまうのだけど、ヘッスラやめてほしい派です。ケガがないことが一番です。
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2026年6月19日

セ・リーグ村に戻って、またヤクルトにイキイキされて


6月19日(金)、ヤクルト戦(神宮球場)、9対

今日は試合を見ることができなかったのだけど、スポナビの一球速報で途中経過を見て、愕然。6対0て……。

このまま今季9回目の完封負けかと覚悟して(諦めて)いたら、7回、ファビアンの5号2ランでそれを免れたことだけはホッとした。

佐藤啓介が1軍昇格。2軍で結果を出しながらも1軍でなかなか結果が出ず、2軍と1軍を行ったり来たりだった。

でも、一発の代打で結果を出すのはどの選手だって難しい。1軍に何度も呼ぶということはベンチが期待している証拠。

いっそどっしり構えてスタメンで起用してほしいと思っていたら、今日、1番ファーストで起用。4打席目には今季初ヒットも。


3回まで、ランナー出しても持ちこたえていたターノック。

4回、ノーアウト1塁3塁、武岡龍世の打球をショート小園海斗がフィルダーズチョイスで、1失点

吉村のバントをサード坂倉将吾が悪送球して2点目

内山壮真のタイムリー、長岡秀樹の犠牲フライ、増田珠の犠牲フライで、合計5失点

はぁぁぁぁぁ。しかも2つのエラーがらみだったとは……。


交流戦が終わり、リーグ戦再開に向けて、「得点力が課題。リスクを恐れず、こちらから動かしていけるところは動かしたい」と言っていた新井さん。(「スポニチ」)

昨年の首位打者とはいえ、状態の悪さが目に余る小園(それは小園に限らないが)。小園をスタメン起用し続けることに意味はあるんだろうか。もうすぐ6月下旬。もう十分に復調は待った。

それこそ、フラットに2軍調整だってあるんじゃないだろうか。そんなに他に起用したい選手が2軍にはいないの?

だとしたら、それはそれで問題だが、お花が咲くのをじっと待っているより、別の選手にチャンスを与えることはいつだって出来るんじゃないだろうか。動かしてくれー。そんなに動かせない案件なのかー?


5回、黒原拓未が帰ってきた! あれ? 1失点

6回、6点ビハインドで益田武尚。

イニングまたぎの7回、デッドボールにヒット、武岡の2点タイムリー、ワイルドピッチ、フォア、全部載せで、伊藤琉偉にタイムリー7回だけで3失点


益田の1軍にもかねてから懐疑的。ビハインドを任せられる投手もきっと大事なのかもしれないです。

でも、ビハインドでもリードしていても、両方で戦える投手で臨みたい。これって望みすぎですか? 益田は安定感がない(別の意味で、中﨑翔太にも不安定さを感じる)。

経験を積み重ねていく髙太一などを見ていると、ときにいい球持っていても、この人プロに向いてるのかな感がぬぐえない。いつか、藤井皓哉や島内颯太郎みたいに、変化するんだろうか……。

交流戦で苦戦していたヤクルトに、リーグ再開でまたイキイキされて。1塁の牧田審判の明らさまな誤審もあったみたいだし。「見なくてよかった」とファンに言わせる試合になった。
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交流戦の屈辱・異体験・球団の姿勢まるみえ


交流戦、終わりました。結果は10位。9位阪神の上に行くことはできなかった(もうどうでもいいレベルの話)。

1位の西武は3敗しただけ(カープは3戦全敗)。MVPは、交流戦首位打者でもあり、2試合連続サヨナラ打の西武・長谷川信哉。そのサヨナラ打って、カープ戦やないかーい。屈辱的。

毎年、負けても見るのが楽しかった交流戦。今年は楽しくなかった。年々、つまらなくなっていくカープ。

リーグ戦再開に向けて、「得点力が課題なので、交流戦同様にリスクを恐れず、こちらから動かしていけるところは動かしたい」と、新井さん。(「スポニチ」)

リスクを恐れず動かして……たのか、交流戦。もはや新井さんが何を言っているのかさえわからない。


交流戦と言えば、6月13日、楽天戦で完封勝利した森下暢仁が「(球場が)マツダっぽい感じもあったので。それを感じていたので良かったのかな」と話していた。(「デイリースポーツ」)

なんとなくカープっぽくない、カープ一筋じゃない感じの森下が(誉め言葉でもあります)、カープの選手っぽいこと言ってくれて、ちょっと嬉しかった。


6月13日、西武戦で投げたウィットリーがベルーナドームについて、こんなふうに語っていたのも面白かった。(「スポーツ報知」)

「外が見えて緑が見えるところが気に入った。ジャングルの中の球場みたい」

「すごく投げて楽しい球場だった。お客さんの雰囲気も良かった。選手にすごくいいエネルギーを与えてくれるような球場だった」

ジャングルの中みたいとは、素敵な表現。ベルーナドームは大好きな球場なので(気候のよい交流戦での観戦経験しかないので、蒸し風呂地獄は未体験)、こちらこそ嬉しくなった。

球場自体、スペシャルな場所ではあるのだけど、完全なドーム球場はどこか閉鎖的な感じがあるので、ベルーナ楽しんでもらえてよかった!


ところで、サッカーのチュニジア代表監督がW杯の予選中に解雇されたこともびっくりしたが、サッカー界は結果本位でシーズン途中解任はよく聞く話。

6月17日に発表された、楽天の吉井監督就任には、びっくり。吉井さんはロッテの監督を辞めたばかり。

というか、交流戦中の6月10日、三木前監督の休養が発表され、塩川ヘッドコーチが監督代行を務めていた。三木谷オーナー、節操ないと思えるくらい、ガンガン現場に介入してくる。


巨人は、5月26日、家族への暴力事件で、交流戦当日に阿部前監督が辞任。橋上オフェンスチーフコーチが監督代行続行中。今季は橋上監督代行でいくようだ。

この橋上監督代行のことはよく知らないのだけど、「野球選手である以上はどんな状況下でも全力を尽くして目の前の試合を戦っていこう」と、選手に呼びかけていた。

たくさん応援してくれる方もいるので、その方たちに対して、恥じないように、精一杯やって、1つでも多く勝てるようにやっていきたいと思います」とも語っていた。(「日テレNEWS」)

当たり前のことだけど、ちゃんと応援してくれているお客さんたちのことが頭の中にあるということが、とってもいいなと思った。

巨人がチームとしてまとまって、セ・リーグのチームがほぼ下位を占める中、交流戦も4位。今度、対戦するのが楽しみです。まとまっていないカープとの対比がどうなるのか……。
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2026年6月15日

先発の風格、岡本7回無失点、低打率チーム対決勝ち越し!


6月14日(日)、楽天戦(楽天モバイル)、0対

2試合連続完封勝ちで、カード勝ち越し。

岡本駿、7回無失点で5勝目!  登板を増すごとに落ち着きを感じる岡本。先発投手としての雰囲気も出てきた(森翔平より……)。

新井さんも、「期待はしていたけど、こちらの期待を上回るスピードで成長してくれている」と。まさしく、まさしく。(「スポーツ報知」)

1回、2番大盛穂が4号ソロで先制!

2回、6番佐々木泰がフォアボール、7番小園海斗ヒットで、1アウト1塁3塁。ファビアンが犠牲フライで2点目!

こういう場面で3塁ランナーを手堅く返せないことがよくあるカープだけに、追加点に安堵する。


概ね早めに振ってくる楽天打線、岡本はわりと球数かさまず、試合が進む。

楽天先発・藤平尚真は、序盤2失点はしたものの、互いに先発が長いイニングを投げる落ち着いた試合に。

岡本は7回投げて107球。もう1イニング行けそうな感じもしたけど、ここまで。ベンチに下がったとき、充実した顔をしていたのでよかった。

でも、まだ2点リード。リリーフ陣でひっくり返されないか、心配


7回、名原典彦が足を活かして内野安打で出塁したが、1回、藤井からホームランを打った大盛にバントさせるベンチにガッカリ。追い打ちかけるように、大盛がバント失敗。

流れって、こういうことでサッと変わる。このまま終わったら、すごく嫌な感じになる。

というところで、菊池涼介が2塁打。菊池が今日も根性出した(=技術を発揮した)。ここで藤井は中込陽翔に交代。

坂倉が犠牲フライで3点目! 下手すると、流れが変わりそうだったところに、また手堅く追加点が入り、2度目のホッ。


8回、ハーン。代打マッカスカーが、ブンブンブンと強振して、3球で空振り三振。当たったら、こわい。

9回、1週間ぶりの森浦大輔も無失点で、カード勝ち越し~。

楽天の球場はトランペット禁止なんですね。ファンの方の声援が束になってズドンと球場に響いている感じが、とても新鮮だった。

試合が終わった後もしばらくベンチを立ち去らなかった藤井の表情が脳に残る。


カープの交流戦でのチーム打率は、12球団で最下位の.209得点数も44点と低い。

が、もっと低いチームがいた。楽天の42点と、阪神の41点(6月14日時点)。

打率の低いチーム同士の対戦、カープ先発(玉村昇悟、森下暢仁、岡本)の奮闘あってのカード勝ち越し。

しかし、さすがにこの打率が続けば、投手陣の疲弊が増すのは目に見えている。やってられっかー(投手たちの声)。深刻です。


6月16日、雨で中止になった日ハム戦が残っているが、交流戦最下位は免れたということで、その最低限のことにもホッとした(そんなことで安心すな)。

現時点で阪神と並んで9位。阪神より上にいたいわ~(リーグでかなわないことをせめて交流戦で。どこまで低レベル)。

サッカーw杯、始まりましたね。オランダ戦のダイジェストを見ただけだけど、日本代表のレベルがあがっているのを感じた。

海外のリーグを経験した選手が断トツに増え、個々の選手のレベルが上がっていて、これはもう誰が監督かは大きな問題ではない気がした(素人目線です)。

なんとかしないといけないカープ打線ですが、球団もベンチも変わらない。試合に出る選手がレベルをあげていくしかない。がんばれー!(秋山翔吾の応援歌で)

2026年6月13日

森下がやっとファンに目を向けてくれた……2年ぶりの完封勝利


6月13日(金)、楽天戦(楽天モバイル)、0対

森下暢仁、2年ぶりの完封で、5勝目(5敗なので借金も消えたよ)。

森下のヒーローインタビューが嬉しかった。

ほんとに仙台にもたくさんのファンの方が来ているなと感じていたので、何が何でも勝ちたいという気持ちで投げました」と、やっとファンのこと、言ってくれた。

6月11日の西武戦(文化放送「ライオンズナイター」)で、東尾修さんはこう言っていたそうだ。

「(ビジターにこんなにお客さんが来てくれているのに) カープの選手は自分たちに甘えていますよ 。シーズンまだ半分も終わっていないのに試合があるから試合しているみたいで、これってお客さんに失礼ですよ」(詳しくはこちら

今季の森下には、試合を見ている(見に来ている)ファンのことが頭にないように見えるところがあった。だから、この言葉を聞いて、まだ大丈夫かもと思えた(やっと、ふてくされ期間を終えてくれたかな、と。それはプロとして半端な態度だったと思うが)。


昨日、カープは4連敗。「もうやるしかない」という坂倉将吾の言葉にも、少し光明を感じていた。(「スポニチ」)

カープベンチの考えなしの采配を見続けていると、これはもう(出る)選手が頑張るしかないと思わされる。でも、今、チームリーダがいない。

2024年9月の歴史的大失速の経験から、それ以降、何度か選手間で自発的に行われていたというミーティング。今年の4月も、秋山翔吾を中心に野手でミーティングしたそうだ。

でも今、秋山はいない(野間峻祥はいるけど……)。ここは坂倉が打撃で引っ張るしかない。今季はチャンスにも強い。


打順も入れ替わり、1番名原典彦、2番大盛穂、3番菊池涼介、4番坂倉、5番ファビアン、6番佐々木泰、7番小園海斗、8番平川蓮、9番石原貴規。

昨日、ことごとくチャンスで三振続きの6番小園にモヤモヤしていたので(9回満塁で空振り三振のファビアンにも……)、この小さなアレンジで少しスッキリ。

1回、大盛、菊池、坂倉の連打で1点先制!

とくに菊池の高めの球に対する大根切りみたいな打ち方。昨日の9回、ファウルで粘って藤平尚真からフォアボールをもぎとった打席もだったが、根性みたいなものを感じた。それは技術の話かもしれないのだが。

ただし、ここ止まり。またか~。カープの1点は先制点にあらず。1点じゃ勝てない。


5回、坂倉とモンテロの連続2塁打で、2点目!

2点で十分なわけがない。カープは11安打で随所に残塁の山。でも、1点と2点では、小さくても大きな差がある気がする。

森下は立ち上がりはテンポ悪くてイライラッとしたが、2回以降は楽天打線が早めに仕掛けてくれたこともあって、2回から6回まで三者凡退、テンポがよくなる。

結果、楽天打線を2安打に抑えた。


ところで昨日、好投しながらも、7回2失点で負け投手になった玉村昇悟。

「それまで大胆にいって良かったものをゲッツーが取れて、守りに入ってしまった」(「デイリースポーツ」)

玉村は、悪くない! だって1点しか援護がなかった。

床田寛樹も昨年を振り返って、「昨年の終盤は追い詰められながら投げていた。点を取られたら負けるとか思いながら投げるのは結構しんどかった。野球がつまらなくなった」と言っていた。(「スポニチ」)


玉村は、こうも言っていた。

「四球を2つ出しても代えられずに任せてもらえた。そこに結果で応えたかった」

「次(の対戦相手)は楽天ではないけど、やり返したいなと思っている」

マウンドを預かる者としての言葉にヒリヒリする。次こそは必ずや~(もっと援護を~)。

交流戦底辺対決に敗れ最下位……9回名原の熱気、誰と戦ってるのかわからない小園


6月12日(金)、楽天戦(楽天モバイル)、2対

4連敗。交流戦底辺対決に敗れ、ベチッと最下位に。

もう小園海斗をスタメンから外してほしい。今日、打順を6番に下げたものの、ことごとく得点圏で小園に回ってくる。チャンスなのに、なんだ? このガッカリ感は。

1回、岸孝之が3連続フォアで満塁。これは……昨日の西武戦3回、平良海馬の乱調デジャブ。小園は空振り三振。昨日はあの場面で1点とったが、今日はそれすらも。早くも負けフラグが立つ。

3回、坂倉将吾が先制タイムリー。でも、喜べない。カープの1点は先制点にあらず。1点じゃ勝てない、いつだって。

もう一押しせねばというところで、モンテロはファーストファウルフライ。ガーーー。小園は見逃し三振。だろうね。


7回、佐々木泰がヒット(林はベンチ外)。名原典彦はバント失敗で併殺崩れしかも、盗塁失敗。これは楽天に流れを渡すパターン。

あーあーあー。しかし、ベンチに下がった名原の表情がヒリヒリしていて、自分への怒りがちゃんとあったのがよかった。

それはのちに、9回の攻撃につながった。


ことごとく得点圏で点が取れない、ちぐはぐ打線。この流れにここまで好投していた玉村昇悟も逆らえなかった。

7回裏、併殺で2アウトとった後、佐藤直樹、浅村栄斗に連続フォアボール。村林一輝の2点タイムリーで逆転される。

玉村は、悪く、なーい! 7回2失点、この淀んだ打線で孤軍奮闘。今日もいい投球していた。だけに、せつない気持ちが収まらない。


8回、坂倉ヒット、代走・辰見鴻之介! 九谷瑠のけん制悪送球を誘って、2塁へ。モンテロと小園の連続空振り三振で、ホーム生還はならなかったが。

8回裏、辰見はファーストの守備につき、平良竜哉のバントをスライディングキャッチする好守備も。

楽天関係者と楽天ファンのみなさんに、辰見のことをまず見てもらえたことは「今日のよかったこと日記」。


9回、クローザーの藤平尚真。大盛穂がフォアボールで出塁。持丸泰輝にはバントのサイン。えー、ここもバント……。キャッチャーファウルフライで失敗。

7回と9回のバント失敗について、新井さんは「やるべきことをしっかりやらないと、流れが相手に行ってしまう」とコメントしていたが、そもそもバントという消極的な方法がよかったかどうかは問題にならないんだろうか?

でも、ここで終わらなかった。名原がメラメラと昇り立つような熱気で打席に。気圧されて藤平が途中、プレート外してタイムをとったほど。

名原は、ライト前ヒット! しかも、2盗を決めた!


この名原の気迫が菊池涼介にも絶対乗り移った。今季は軽々ポップフライで終わる打席が少ないイメージの菊池ではあったが、ファウルで粘って粘って、9球目にフォアボールもぎとった。

薬物問題ほかで疑惑渦巻くグレーなチーム状況の中にあって、打席でのこの粘り。菊池のメンタルの強さを垣間見た思い(リスペクトしているのとはまた別の話)。

2アウト満塁でファビアンは、とても微妙な気分。4番坂倉に代走を出したので、次いったい誰が代打にふさわしいの? なんか決め手に欠ける……。

そんなことを考えている間に、ファビアンはワンバウンドのフォークを空振り三振。想定内の終わり方。


最初はチーム状況悪い同士の対戦という風情。打ち上げたフライでポンポン終わったり、なんだかなという感じだったが、終盤、熱を感じた。

昨日の西武戦、文化放送の「ライオンズナイター」で東尾さんがカープを怒ってくれていた言葉を月詠@カープさん(@tukuyon33)がXにポストされていました。

「 ビジターにこんなにお客さんが来てくれるのなら自分らの時代なら腕が痛いだの腰が痛いだの言っている選手もすべて忘れて全力プレーしますよ 。カープの選手は自分たちに甘えていますよこれ 。シーズンまだ半分も終わっていないのに試合があるから試合しているみたいで これってお客さんに失礼ですよ」

ほんと、昨日はそんな試合だった。でも、今日の名原や辰見(大盛も?)のプレーは脳に残る。玉村のピッチングも。今日もカープへの声援はとても大きかった。

名原のあの諦めてない、試合を捨ててない9回の気迫はとりわけすごかった。いったい誰と戦っているのかわからない小園は1軍にいる意味あるんだろうか。
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