明日からマツダスタジアムで日ハムと3連戦。先発は床田寛樹と伊藤大海。
昨年、リーグ2位の日ハム。シーズン前の順位予想では1位にあげた解説者も多かったが、今のところ4位と足踏み状態。
ホームラン数が断トツの64本、220得点。防御率の悪さと失策もリーグトップ。投打のバランスがとれてない感じなんでしょうか。
防御率と失策数の少なさではリーグトップなのに、ホームラン29本、142得点が両リーグワーストというカープとは対照的。バランスの悪さには共通点。
昨年はエスコンフィールドでの対戦だった。臨場感ある球場、ビジターのカープファンの応援も大きく、野球を見る喜びを画面越しに感じた。楽しかった!
1戦目は、森下暢仁と伊藤の投げ合い。森下が9回2失点で5勝目をあげた。この日は、試合序盤から森下の投球に「熱」があった。
「大海に投げ勝つために初めて北海道に来たので、勝ててよかったです」と、森下はヒーローインタビューで言っていた。
そういう負けず嫌いなところはプロにとって大事なことだけど、伊藤との投げ合いでないときにもそれくらいの熱で投げてほしいと思ったのをよく覚えている。
6月14日の2戦目では、岡本駿が6回にリリーフ登板。ストライク先行で安定感のある岡本がいきなり連続フォア。バント処理のフィールディングも浮足立っていて、エスコンの雰囲気にのまれているのが伝わってくるようだった。
試合後、「すごいキレイな球場で……ちょっとフワフワした感じで入ってしまった」と岡本は言っていた。
そうか、あの雰囲気、フワフワしてしちゃうよね。でも、徐々に落ち着き、無失点で抑えて頼もしく思った。
いまでは先発ローテを担って、ルーキーの頃の末っ子のような表情から、ヒリヒリとした主力の顔つきになりつつある(森下とは裏腹に)。
3戦目の試合後、こんなメッセージがビジョンに映し出されたと言う話も忘れられません。
エスコンで観戦されたsaitouさんのブログで知って、感動しました。saitouさん、ありがとうございます。そのメッセージをこの場を借りて、もう一度、ぜひ。
「広島カープファンの皆様へ
皆様の本拠地・マツダスタジアムは単なる野球場を超えて広島という街そのものの表情を映し出しています。その日の天気よりも、試合の勝ち負けが話題になる日常に私たちは何度も胸を打たれてきました。
カープを通じて街がひとつになる。
その姿はまさに「地域とチームの理想の姿」であり、私たちが目指す未来でもあります。私たちも「ファン・地域・チーム・球場」が一体となった、地元に愛される存在を目指してこれからも挑戦を続けて参ります。
またエスコンフィールドでお会いできる日を楽しみにしております。この度は、エスコンフィールドにご来場頂き、誠にありがとうございました。
球場スタッフ一同」
昨年、阪神戦の3戦目が終わったときにも、「阪神甲子園球場に渦巻く、あの圧倒的な熱気と一体感。誰もが『唯一無二』と語るのその光景に、私たちはいつも尊敬の念を抱いています」というメッセージが映し出され、スタンドから拍手が起きたという記事も読みました。(「デイリースポーツ」)
ビジターへのリスペクトを感じる日ハムの姿勢、とても素晴らしいと思う。
ビジターのヒーローインタビュー場内放送が解禁されたのは2023年。阪神と並んで最も遅い。
マツダスタジアムのビジター用のロッカールームには浴槽がなく、シャワーしかない(森下が2024年の「ジャンクSPORTS」で暴露)。
「ビジターパフォーマンス」という名の、出島みたいなビジターファンを隔離するような席……等々、ビジターへのリスペクトがない!
エスコンは野球を楽しむ場所で、マツダはカープを楽しむ場所。そういう偏狭なところも、カープが衰退していく一因のように思えてしまう。
明日の試合は雨で中止になりそうですが、エース対決はスライド登板に?
伊藤は、「マツダの雰囲気はすごく好き」と言ってくれているようです。(「スポーツ報知」)
以前、マツダで始球式をしたというタレントさんも、「球場の雰囲気がとてもよかったので大好きな球場」と言っていたのを聞いたこともある。
そんな魅力的なはずの球場も、いま平日は目に余る空席。この惨状に、伊藤もびっくりするかもしれない。
