6月22日、中日戦(バンテリンドーム)、1対3。
中日から点を取ったどー。なんというレベルの喜び方。完封返しは逃しましたが、勝ちました!
大瀬良大地が7回無失点。打たれたヒットは3本だけ。球審との相性もよかったのか、いつもよりテンポもよかった。
防御率が0.87にまで下がりました(上がりました?)。29イニング連続無失点。なんていう記録は窮屈になりそうだから置いといて、大瀬良がなんだか神々しくなってきました。
そんな大瀬良を打線もアシスト。
1回、昨日調子のよかった野間峻祥と小園海斗が連打。末包昇大、行けー。あ・・・セカンドフライ。
しかし末包、4回に取り返した。先制の6号2ランが出た! 末包にはやっぱりホームランが似合う。
その前に、中日先発メヒアが野間をフォアで出したことも幸いした。メヒアがランナーを気にしていたところにガツン。ソロより2ラン、2倍2倍~。カープにとっては大きなアシストになった。
その末包、4回ウラ、田中幹也のレフトフライをスライディングキャッチ。足を痛めたようで、上本崇司と交代。
広報・新井さんによると、左太もも裏の張り。シリアスなものではないとのことだけど、心配です。今年にかける意気込みが大きかっただけに「丈夫で長持ち」でいてほしい。
喜んだり心配したりの末包ショーの直後、大瀬良は、高橋周平にフォア、細川成也にデッドボールで得点圏にランナーを置いてしまったが、そこでとどめる。
中日が大瀬良から得たチャンスはこのときだけ。
かくいうカープも、2点を大切にふところにしまったまま、イニングが過ぎていく。
6回、田中広輔ヒット、野間フォアで、ノーアウト1塁2塁。ここで小園にバントの指令。
「ランナー出たらバントで進塁」が日本では定説になっているみたいで、私には不可解。小園バント失敗、3塁に向かった田中が封殺されてしまう。
私は小園にバントさせるな隊。バントが上手くないから・・・ではなく、つまらないから。
交流戦で犠牲フライを決めた田中がヒーローインタビューで、「ヒットじゃなくても点を取れるっていうのを意識しながら練習してほしいなと思います」と、若い選手へのメッセージを込めていた。
犠牲フライは確実に1点入るからいいんです。でも、バントは成功しても失敗しても、確実に相手にアウトを一つ与える。それより、50%の確立なら、一か八か、打って得点につながる方に賭けたい。
カープでバントしていいのは、バント巧者の菊池涼介だけ。矢野雅哉、上本、堂林翔太、田中もよしとしよう(あなた、何者?)。100歩譲っても秋山翔吾まで。
小園、末包、二俣翔一、宇草孔基らに、バントはさせなくていいです。打つ方にロマンを感じたいです。失敗したとしても、サイン出した方が悪いと思ってしまう。そんな消極的なの。
話戻りまして、上本は空振り三振、菊池は見逃し三振で、追加点のチャンスはついえた。
果報は寝て待て。9回、菊池2塁打、矢野のタイムリーで、待望の3点目! 栗林良吏の出番がなくなるから、ここまででいいよー。と思ってしまうのは不届きでしょうか。
しかし、栗林とて「絶対」はない。いつもそういう心構えではいるが、ほんとに・・・。
1アウト取って、細川と中田翔に連続フォア。ディカーソンのファーストゴロを田中が止めて、セカンドに投げて2アウト、グッジョブ! 矢野、1塁に投げて併殺とるつもりが送球逸れて、その間に1点入る。
負けなければいいんです、点は取られても。今日の栗林はボール先行でスリリングでしたが、最後は宇佐見真吾空振り三振で、ホッ。
無得点常連のカープ。どの口が言うですが、中日もこの2試合で2点だけ。貧打の友よ~。明日はどっちだ。