4月7日、中日戦(マツダスタジアム)、0対1。3試合連続完封負け。
カープが点を取れないのは今に始まったことじゃない、想定内でした。
点はそのうち取れるでしょう。プロ野球の連続無得点の記録は59イニング。まだまだ行けるさ。
長打を打てる選手を取らず、大砲候補も育てず、打撃コーチも変わらず、テコ入れなし。同じことをやってきた当然の結果(報い)。全然驚かない、最下位がお似合い。
それより、3月30日、DeNA戦で、度会隆輝への頭部危険球で退場した黒原拓未、先発再挑戦の日。
あれはショッキングな出来事だった。故意のわけがないし、大事に至らず何よりだったけれど、投げる方も、打席に立つ方も、危険と隣り合わせなんだと再認識させられた出来事だった。
黒原は2年前にも巨人戦で吉川尚輝にデッドボール。吉川が担架で運ばれるという不穏なことがあった。
黒原にとってハードなことがまた起きてしまったけれど、越えてくれたらとこの日を待っていた。
連続無得点はいつかは止まる。でも、続行中は嫌なムードからなかなか抜け出せない。だから、3試合連続完封負けは想像できてた。
そのことより、「黒原に勝ちをつけて、あの不穏だった空気を払拭しよう」という打線の気概が見られなかったことの方が悔しかった。
黒原はその気概を見せたと思う。1回を三者凡退で追えたとき、ホッとした。
5回、上林誠知と宇佐見真吾の連打で、1点先制されたが、5回1失点、77球で交代。先週のアドゥワ誠といい、サラッと終わらせるのね(疲れを考慮して?)。
その後は、中﨑翔太、矢崎拓也、島内颯太郎、栗林良吏が無失点リレーで反撃を待ったが。
2回ウラ、2アウト3塁で、坂倉将吾はピッチャーゴロ。
3回ウラ、2アウト3塁で、野間峻祥はセカンドゴロ。
一番の見せ場は8回ウラ。矢野ヒット(代走・羽月隆太郎)、代打・松山竜平がレフト前ヒットの間、羽月が一気に本塁狙うも、タッチアウト。リクエストも実らず。
4月5日、坂倉のセカンドゴロはアウト判定。映像では明らかにセーフ。でも、リプレー検証は覆らなかった。あれを認める審判陣のたちの悪さ。
今日もほぼ同じ顔ぶれ。覆る気がしなかった。2日前のお詫びにセーフ判定して相殺にしてくれないかと思ったほど。
まだチャンスは続く。野間2塁打、菊池涼介フォアで、2アウト満塁。
チャンスの場面で小園海斗。ここ数試合、元気のない小園、空振り三振にも驚かず。
9回はマルティネスの前に三者凡退、反撃の狼煙は上がらず。
マツダスタジアムの空席問題。ワクワクしない野球にお客さんが素直に反応してるだけ。
野間や上本崇司、田中広輔に會澤翼などなど、他チームなら1軍?という代わり映えのしない選手をずっと重用。
でも、この選手たちは広島で人気あるんですよね? それでもお客さんが以前より減っている。このままのカープをよしとしないファンもいるのでは。
魅力あるチームを作らないと、地元の固定客がいるからとあぐらをかいてると、人気落ちますよ~。