3月29日、DeNA戦(横浜スタジアム)、4対3。
開幕戦の勝敗でシーズンが決まるわけでなし、それはいいんです。ただ、昨年、対カープ戦の防御率1.87の東克樹から3点先制(しかも10安打)しながら勝てなかった。
1回、3塁1塁の残塁に終わったが、1番・菊池涼介から4番・堂林翔太までが初球を振っていった。追い込まれる前にどんどん仕掛けて、東のペースを崩した。
3回、菊池、上本崇司、小園海斗、堂林、坂倉将吾の連続ヒットと、6番・レイノルズの犠牲フライで3点目。
連打した。でも、5本のヒットで3点。コツンコツン打線は健在。ここで長打でごっそり持っていけないのはやっぱり弱い。末包昇大、早く帰ってきてー。
11年目にして初の開幕投手・九里亜蓮はテンポのよい投球。3点の援護も得て、このままいけば勝ち投手の可能性がキラ〜ン(気が早い、まだ3回)。
そのウラ、シャイナーのあれはいったい?という守備もあり、ドライチ・度会隆輝に同点3ラン。度会、デビュー戦で期待通りの活躍。
21歳、生命体として若くキラキラしている上に、明るい、人の目を惹きつけるものがある。大将・牧秀悟がおとなしく見えるほど。のびのびしてはるわ〜。
私は、「え、度会いるのに?」。それくらいチームを勝ちに導く引きの強さを感じる。こわい素晴らしい。
同点のまま、8回、島内颯太郎。1アウト満塁で、代打・大和が絵に書いたようにカープキラーの仕事、勝ち越しの犠牲フライ。
スタメンに野間峻祥(=ゆるんだ空気)の名前がなかったことはよかったと思う。ただし、2番に上本。上本の文春砲に興味はないが、球団が上本をどう扱うかには興味があった。へー。
昨年、「交流戦、エスコンフィールドでのゲームもあるし、楽しみです。北海道は美味しいものがたくさんあるのでそれも楽しみ」と話していた上本。
上本流の場をなごませるためのものだったと思うけど、遠征にはそういう楽しみも実際あるのかもしれないけど、遊びに行くんじゃないんだから。
今回は遠征先の神奈川で、開幕戦前にデート。ご自由に。でも山下舜平大の話を聞くと、立ち位置の違いを感じる。ぬるいのよ〜。
この春、山下はキャンプにはジャージしか持参しなかったとか。外出する気なし。野球に集中するために来ていた。
3番・小園は4打数3安打。ひとり違う時空にいるよう。首位打者、狙ってほしい。度会は新人賞と打点王などいかが?
7番・田村俊介は4打席すべて三振だったけど、たくさん打席に立ってほしい。
久保修が見たかった。
ヒットは打っても点が足りない。球団が長打を重要視しないチームづくりをしてきたのだから、その通りになっただけのこと。開幕にわくわくしつつ、案の定変わらないカープを見せられた気分にもなった。
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