8月30日、DeNA戦・第1戦(マツダスタジアム)。
この日も、床田寛樹が中5日、前倒しで先発。
床田先発の日は、「床田に勝ち星をつける会」を発足したくなります。そう思っているカープファンはたくさんいるはず。
1回、筒香嘉智にホームランで1点先制される。6回、小園海斗のエラーもからみ、1失点したが、しかし、これ以上傷口を広げなかった床田。
7回1失点(106球)と、今日も先発の仕事を全うしてくれた。前日の巨人戦での敗戦のいやなムードはどこ吹く風、平常モードの仕事を見せてくれた。
一方、打線はこの日もコツコツモード。ある意味、平常モード……。
2回、濱口遥大が2者連続フォアを出し、右股関節を痛めたとのことで、途中降板。 笠井崇正に交代したところを西川龍馬のタイムリーゴロで同点に。
3回、會澤翼のタイムリーゴロでも1点追加。
コツコツ点を積み上げていくことは悪いことではないのに、この「1点どまり」は試合をひっくり返される危険な香りがプンプン。
笠井は6回までをロングリリーフ。カープの天敵・濱口が降板したのは、カープにとってチャンスだったが、そのチャンスを活かすことは出来なかった。
床田は2対2の同点で、降板。床田の好投がまた勝ち星として残らない結果に。
8回は遠藤淳志。ツーアウトをとったところで、ロペス2塁打、ソト申告敬遠、梶谷隆幸フォア、佐野恵太フォアと押し出しで1点。
続いて神里和毅に打たれ、西川龍馬の悪送球もあり、3点追加されたところで、中村恭平に交代。
遠藤のことだから、何とか踏みとどまってくれるとベンチは信頼し、様子見してたのかもしれないが。
いつもの遠藤とは明らかにフォームが違っていたとのこと。だったら、ただ様子見てしてないで、ベンチはその様子を、その変化をキャッチして、早めの交代をするのが最善策だったはず。
それを観客のように見ているベンチ。仕事してくださいよ。
こうたたみかけられたなら、捕手や野手陣も、間をとって声をかけに行けばいいのだけれど。小園が少し声をかけていたようだけれど。
田中広輔は、黒田博樹とプレーしていたとき、「気にせずどんどん声をかけにきてほしい」と言われそうだ。そのこともきっかけとなって、マウンドに声をかけにいく役割を積極的に果たしてくれていたと思う。
小園はまだプロ1年目。まわりはみんな先輩。小園に田中と同じ役割を期待するのはちょっと酷。
外野手は無理としても、相棒である捕手を筆頭に、内野手はどんどん声をかけてあげるといいと思う。
打者が打席に立ったとき、投手がマウンドに立つ時、ベンチも選手も、ともにゲームしている間柄。
ただ見てるだけ、なんて態度ではなく、臨場感をもって、一緒にプレーする心意気でいるのがいいと思う。声かけもその一つ。
4点リードされた8回、天敵の三嶋一輝から松山竜平とメヒアが連打、代打の坂倉将吾がつなぎ、ここで小園に代わって長野久義。
やっと必然性のある場面で長野が起用された。大歓声の中、長野がタイムリーで1点追加。
つづく安部友裕もなんとか1点追加。もう一押しのチャンスで西川龍馬が打てなかったのは無念であった。
6対4。か細い打線が投手をカバーできない。
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