2019年7月8日

たとえまわりがどうであれ、床田寛樹は好投した


7月7日、阪神戦(阪神甲子園球場)。

負けはしたものの、打線もつながり、復調の兆しを感じた7月6日。そのスタメンで行くのかと思いきや、「1番・野間峻祥」というオーダーを見て、ハ?(しかも小窪哲也もいる)

なんで変えてしまうの? いえ、いいんです。打ってくれれば。出塁してくれれば。いいプレーを見せてくれれば、ファンは賛辞を惜しみません。

まだ小窪は2安打しました(この日、チームは4安打)。得点にはつながらなかったが。

野間にいたっては、3回、先発の床田寛樹がヒットで出塁というチャンスを自ら作ったにもかかわらず、併殺で台無しに。頭が噴火しそうです。ボッ。

負け続けてはいたものの、毎回、最低1点は得点し続けていた「1点打線」。それすらついに機能せず、1対0で完封負け。

床田は7回1失点と好投したにもかかわらず、この日も援護に恵まれず、敗戦投手に。ずっとこんな試合が続いている。

ほんとなら、勝ち星を積み重ねてリーグトップに並んでいてもおかしくない結果を出している床田。

好投が報われないのは応援している身としては見ていて胸が痛いけれど、ファンはちゃんと見てるから。自分の仕事を続けて、一級品として輝き続けて。



緒方監督は試合後、この日のオーダーを「自分の理想のオーダー」と語っていたようです(「日刊スポーツ」)。

理想のオーダー。ほほぅ。自分で考えた理想のオーダーで野球やれたら、それは楽しいですよね。でも、アプリで好きなチームづくりやってるんじゃないんだから。

現実を見てない血迷いぶりを露呈していることにすら気づいてないことに、びっくりです。

発言の内容にも問題感じますが、選手のモチベーションを下げるかもしれないような不用意な発言をすることにも、ボッ。ボッ。



このところ、監督のみならず、コーチの仕事ぶりにもファンの間で不満が募っているのを感じますが。

以前、勤めていた会社の社長が、とても尊敬できる人でした。一緒に仕事をしていて教わったこと・感じとったことは、財産になっているなと今でも感じます。

そういう人に出会えることで、その後の人生の質も変わってくるのだと思うことがあります。

たとえば、短い間だったけど、黒田博樹と同じチームで過ごせたことは、野村祐輔や大瀬良大地、岡田明丈たちにとっても、大きかったと思うんです。

それとは別に、ものすごい数の野球人口の中から選ばれプロになれた選手として、監督やコーチやまわりがどうあれ、自分の頭で考え、身体を動かし、自分の仕事をまっとうするのは当たり前のこと。

打線の援護に恵まれずとも、マウンドに立っていいピッチングを続けている床田のように、野手陣もふるってピカ〜ッといい仕事ぶりを見せてくだされ〜。


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