1番・野間峻祥から始まる、緒方監督いうところの「理想のオーダー」(「日刊スポーツ」)。
7月7日の阪神戦では1点すら取れなかった。この結果を見て、さすがに考え直すだろうと思っていたら、ほぼ変わりないオーダーだった。
えーと、いま何年何月でしたっけ? いまって2018年でしたっけ? 何か、個人の過去の思い出帳を見せられたような、ショックを受ける。
今を見ていないというか、未来が見えないというか、勝負を放棄しているというか。このままでは、いくら小園海斗が二軍で実績を重ねてきたとしても、使ってもらえないままなのかな。
「あの頃はよかった」と懐かしんでいるような、現状を放棄したような、ただならぬ気配を感じた。妙な気持ち悪さを感じた。
緒方監督は辞任する覚悟を決めたのかと感じてしまった。オールスターがあるから、それまではさすがに辞められない。辞めるのはそれが終わってから。だからせめて最後に、自分の好きなオーダーでゲームをやってみたい、と(だとしたら、チームを私物化するなー、ですが)。
誰かこの血迷った采配、暴走をとめてくれる人はいないのか。
黒田博樹や新井貴浩はカープ出身とはいえ、一度チームを離れた人。とくに黒田はメジャーのタフな世界で先発ローテを守ってきたという実績があり、緒方監督も一目を置いていたのが感じられた。
「外の目」をもった黒田も、新井さんも、石井琢郎コーチもいなくなって、カープの同族首脳陣だけになって、ますます風通しも悪くなっている。
このまま負け続けて緒方監督が辞任する方向に向かうなら、いっそ負けた方がいいとさえ思ってしまう。でも、選手にはやっぱり気持ち良くゲームしてほしいな。
9回、安部友裕、西川龍馬の連打のあと、鈴木誠也の申告敬遠でノーアウト満塁。松山竜平は犠牲フライを打って、最低限の仕事をしてくれた。でも、また、1点どまりだった。
8回、代打の髙橋大樹がヒットで出塁。緒方監督、見てくれていますか〜。
7回、遠藤淳志は今日も無失点。交流戦で対戦したとき、ソフトバンクの投手コーチが遠藤を見て、「涌井秀章やダルビッシュが出てきたときのよう」と話していたそうです。
床田寛樹ともども、まわりはどうあれ、自ずと育ってくだされ〜。
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