2021年2月21日

昨年のオープン戦とは違うぞ森下暢仁、江夏豊さんにもかく語りき


先日、通勤のため最寄り駅に向かっていた夫が、ドッと降りてきた登校中の小学生の一群とすれ違ったときのこと。

小学3~4年生くらいの男の子が「森下のカーブが・・・」と話している声が聞こえてきたという。

こんなところで森下の名前が聞けるとは。う、嬉しいじゃないか。

その森下暢仁。2月21日、阪神との練習試合(かりゆしホテルズボールパーク宜野座)に先発で対外試合初登板。

3回無失点に抑え、打者13人に対し、被安打3と好発進。

球数も37球。今年の目標、「球数を少なくしたい」に向けて、着々と進んでいるもよう。


連日連発の阪神のドライチ・佐藤輝は森下から2塁打。頼もしい。おそろしい。どうしてカープはこういう選手を獲得しないんでしょう。

今年のカープのドライチニッサントリオ、栗林良吏、森浦大輔、大道温貴も頼もしいからいいんです。

でも、得点力不足のテコ入れが何もされていないバランスの悪さに欠落感が否めない。

さて昨年、オープン戦ではけっこう打たれていた森下。新人だし、そんな感じなのかなと大きな期待はしていなかったが、シーズンが始まったらあの活躍ぶり。

よって、練習試合やオープン戦で一喜一憂することなかれ、ですが、森下には2年目さらに年輪が厚くなっていくような手ごたえ。


昨年のオープン戦のこと、森下は江夏豊さんとの対談で(豪華だ)、こう語っていました。(「週プレNEWS」)

「やっぱり一球でも失敗すると失点につながる、ということがオープン戦でわかったので、そこを意識して投げるようにしてシーズンに入ったのがよかったと思います」

オープン戦での経験をもとに本番でちゃんと修正できているところが素晴らしい。やっぱりタダモノではなかった。

この対談。一見こわもての江夏さんですが、新人の森下に対しても上から目線で話すことなく、リスペクトしているのを感じる。エレガントで素敵だ。素敵だ。


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