3月12日、日ハムとのオープン戦。9回ウラに追いつかれ、4対4で引き分け。
のあ? 7回まで、開幕投手・九里亜蓮が1失点。またしても「開幕にとっておいて〜」と心が叫ぶ順調な調整ぶり。
小園海斗が4打数4安打1打点で、1対4とリード。小園の、この電磁誘導のスイッチが入った感じ、連続して電流が流れている感じ、とてもいいです。
このまま行ってくれー。と、ならないのが野球。さよう、またしても最後にバタバタバタ。ドリフですか。いえ、違います、まったく笑えない結末。
まだシーズン前、7回で投了かと思われた九里は88球。余力もあったからなのか、8回も続投。1アウトとったところで、水野達稀にデッドボール。ここから小さな不穏が積もり積もっていきました。
塹江敦哉に交代。ヒットに、サード・林晃汰の悪送球(出てもうた〜)に、江越大貴へのデッドボールで1失点。
9回森浦大輔がいきなりフォアあり、暴騰に次ぐ暴騰ありで、1失点。セカンド・矢野雅哉の補給ミスも出た後、水野が同点タイムリー。森浦、波が激しい。森浦の暴投を持丸が見失う案件も。
この3連戦にあたって、新井さんは北海道出身の若手3選手の起用を明言していた。ルーキー22歳の滝田一希、2年目19歳の斉藤優汰、5年目22歳の持丸。
オープン戦も、シーズンが始まってからも、選手は入れ替えて試していきたいと言っていた新井さんが有言実行しているだけと言えなくもない。
滝田はオープン戦無失点を続け、開幕1軍生き残りをかけて結果を見せているところ。エスコンフィールドでの試合でなくとも、遠征に参加していただろう。
斉藤は、2月24日の巨人戦で6失点し、これはじっくり2軍で調整と思われた。ただ、また1軍でのチャンスが与えられてもおかしくはない。
持丸も目立った活躍はないが、チャンスが与えられてもおかしくない。
新井さんは3人の起用について、「遠い北海道の地で親も心配していると思う。息子さんは頑張っていますよ、というのを直に見せてあげたい気持ちがある」というメッセージを加えていたのね。(「デイリースポーツ」)
新井さんは3人の起用について、「遠い北海道の地で親も心配していると思う。息子さんは頑張っていますよ、というのを直に見せてあげたい気持ちがある」というメッセージを加えていたのね。(「デイリースポーツ」)
その配慮は一見素晴らしくも思えるが、選手にとっては嬉しいはからいかもしれないが、部活動じゃないんだから。ここは教育機関じゃないんだから、と思う。
「出身地だから」という甘やかな響きに、プロとしての生ぬるさに違和感。
「出身地だから」という甘やかな響きに、プロとしての生ぬるさに違和感。
それでも、開幕前のテスト期間。これをチャンスに、斉藤や持丸がいいプレーを見せてくれたらと希望を持たないわけではない。
この日は、持丸は、リードや守備面、打撃でも代打で併殺と、親心は裏目に。いいところを見せられなかった。持丸にとってはこれも経験の一つだけど、出直しじゃ〜。
2戦目の今日は、どうなるでしょうか。