2023年10月5日

新庄監督と、立浪監督と、新井さん


権藤博さんが『日経新聞』スポーツ欄で時どき書いているコラム。今日も面白かったので、ご紹介したいです。

タイトルが「監督〈1年勝負〉の例外」。「監督」「1年」という単語を見て、新井さんのことかしら、ピッコーン! と記事を読んだが、新井さんのあの字も出てこなかった。

「監督は1年勝負。1年やって勝てない監督が2年、3年やったところで勝てっこない、というのが私の考えだが、たぶん例外もある。日本ハム・新庄剛志監督だ。2年連続の最下位でも、選手起用に夢がある。続投が決まり、3年目がみられるのが楽しみだ」(『日本経済新聞』2023年10月6日)

出だしを呼んで、これは立浪監督のことかな、と(佐々岡さんにも見事に当てはまっている)。

それを思うと、1年目の新井さん、なかなかでは? たとえ他チームの迷走にも助けられた2位だとしても。


「1軍に上げても、打てないとすぐ2軍とか、辛抱の足りない監督もいる。それでは育つものも育たない。その辺、新庄監督は我慢強く、選手のミスを責めない。もちろん、懲罰的な2軍行きもないはず。選手起用に夢があるというのはそこで、ドラフト5位から身を起こした自身の経験も生きているのだろう」

あれ。これもまた出だしのところで、立浪監督が浮かんでしまう。

「選手のミスを責めない、懲罰的な2軍行きもない」は、新井さんにも重なる。新井さんはドラフト6位でしたし(立浪監督はドライチ。ほぉ~ん)。

懲罰とまでは行かなくても、守備のミスが度重なる選手にはビシッと区別してほしいときもあったが(野間とか、野間とか)。


監督はファンが決めるものだ。この成績でも、そこまでのブーイングが出なかったのは、“賛成多数”ということ」という最後の一文もいい。

ここもまた、最終戦でブーイングの出たバンテリンドームを思い出してしまう。同時に、ファンに愛されている新井さんのことも思い出す。

ただ、1年目の采配のくせのようなものは、もしかして2年3年やっても大きく変わらないとしたら、諸手をあげて“賛成”はできないけれど、新井さんよ。


日ハムも、中日も、魅力的な若い選手がたくさんいる。万波中正とか、それこそ夢がある~。両チームが来季、どんな成績を上げるのか、興味深いです。

カープは、小園海斗、坂倉将吾、田村俊介、末包昇大らがさらに花開いてくれたら楽しみなんだけど(中村貴浩もな!)。

どこまで新井さんが実績重視のベテラン重用からシフトチェンジできるのか、興味深いです。

「楽しみです」と言わないところに、半信半疑感が込められています。


あと、ずっと気になっていること。「カープは家族」発言は、わりと地元メディアでは好意的にとらえられている感じがあります(わたしは違和感もりもり)。

しかし、カープOB以外のプロ野球解説者はあえてそこには触れていない感じがしています。

プロスポーツという勝負の世界に、安易に(と私には思えて仕方ない)そういう言葉を使うこと、まともに取り合ってもらってない感じがする。理解不能というか、スルーというか。

例えば、権藤さんは、新井さんの「家族」発言、いいね。とはコラムに書かない気がする。新井さんのよいところはほかに何か見つけてくださっているかもしれないけれど。
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