2023年10月3日

いつもやってないことを急には出来ない


新井さん、来季も続投(みんながそう思っておった)。単年契約がまた1年更新される模様。(「日刊スポーツ」)

単年契約って、黒田博樹みたいで緊張感があっていい。

中日の立浪監督は3年契約で、来年が3年目。お気の毒さまです(選手が、ファンが)。

でも、中日はスタメンに若い選手がズラリ。どう成長していくかという楽しみがある。もし来季も低迷していたら、もう・・・。来季が興味深いです。

大瀬良大地も単年契約にすればよかったのに。シーズン後半、シャキッとしない内容にもかかわらず、なんかずっと危機感が感じられない。

なんなんだ、あのプロのヒリヒリ感のなさは。ホントのところはわからないけど、まるで何らかの約束手形が用意されているようなムードを感じさせるところが、ものすごくいや(そんな球団の体質も)。


10月2日、カープは出場選手が全員登録抹消。まっ白なノートを見ているよう。素敵。何を書き込もうか~。

これを機にリセットして、CSは、コンディションのいい選手を基調とした選手起用がされる・・・ことは考えにくい。

来季はそうあってほしいが。ともかくCSはこれまで通り、実績(経験)のある選手に頼るだろう。

経験は、場数は、大事。でも、経験だけでは勝てないのに。調子が悪いと勝てないのに。


今季、オリックスの中嶋監督は、130試合で123通りのオーダーを組んだ。優勝した時点で、1軍に登録された選手の数は12球団最多の延べ130人(100試合以上出場したのは4人だけ)。

監督室には、常に2軍の試合の映像が流れていて、2軍の選手の状態も把握できるようになっていたそうです。

コンディション優先で、1軍と2軍の入れ替えが絶えずある。それは選手の大きなモチベーションになっていたはず。

例えばもし、昨年や一昨年の主力だった福田周平や安達了一、T-岡田らがずっとスタメンだったら、今季オリックスの優勝はあっただろうか。

私はもっと福田や安達、T-岡田らを見たいし、ベテランがいいプレーを見せてくれたときの味わい深さと言ったら。でも指定席はないのだ。


カープは、CSホーム開催のかかった試合でも、故障明けの秋山翔吾、西川龍馬、上本崇司を当然のことのように起用。菊池涼介はいいんです。お守りだから。それこそ守り(守備)神なので。

調子のいい選手を軸にスタメンを組んでいたら、さっさと2位確定する道もあっただろうに。

開幕から、ずっとこんなだった。ヤクルトがWBCに5人選出の影響をまともに受けたり、中日や巨人の迷走等々、他チームの不調あってのAクラス入り。


負傷者が出ないと入れ替えがないなんて。終盤は、秋山や上本、西川、上本の負傷以上に、田村俊介がデッドボールで離脱したことの方が痛く感じた。1軍の席を奪おうというヒリヒリ感を見せて、打ってくれていただけに。

最終戦になってまでも、自力で2位確定できなかった。新井さんが実績でなく、調子のいい選手を軸に起用してくれていたらと思った。

しかし、今までやってこなかったことを急には出来ないだろう。普段から試しておかないと。中嶋監督みたいに。

もし来季もこの延長だったら、中日ほどではないけど、ライトな暗黒時代を感じます。
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