2023年8月28日

アドゥワにお立ち台に上がってほしかった


8月27日(日)、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、7対7。投手も野手も全員使い切り、12回延長引き分け。

阪神がやっと負けた日に、カープ勝てなかった。

黒原拓未が今季3度目の先発。なぜいま黒原?

ファームで結果を出してのことだったが、5月26日、ヤクルト戦で6点の援護をもらいながら3失点4回途中降板という、信頼度低い記憶がまた蒸し返された。期待に1ミリも応えられなかった。

1回、テンポ悪い投球で2失点。

それでも1回ウラ、坂倉将吾が2点タイムリーで同点! 末包昇大が満塁ホームランで、6対2と逆転! 末包、「満塁男」が似合う。


相手は長打のあるヤクルト、まだわからない。と構えていたら、ほんとにわからないことになった。

3回、丸山和郁の2点タイムリーで2点差に。せっかく素晴らしい援護を、勝ち投手になれるチャンスをもらったのに、テンポ悪く球数かさむ黒原。こんなで5回まで持つのか。

持たなかった。3回4失点で降板。またリリーフ陣に負荷がかかるやないかーい。

4回、森浦大輔。3日前のDeNA戦で三者凡退と復活感のあった森浦だったが、連続フォアに暴投、サンタナの3ランで、逆転される。サー(何かが引く音)。末包の満塁ホームランがぁぁぁ。


それでも、5回からリリーフ陣が踏ん張って、無失点リレー。

5回、益田武尚。末包のレーザービームで得点許すまじ。今日は絶対、大盛穂と途中交代させないで。

6回、3連投の大道温貴。村上宗隆に2塁打許すも、踏ん張って無失点。

7回、中﨑翔太、得点圏にランナー置くも、無失点。

8回、アンダーソン、三者凡退。


8回ウラ、堂林翔太のタイムリーで7対7、同点に。

9回、3連投の栗林良吏、三者凡退。

10回、3連投島内颯太郎。暴投の間にホームにつっこんだ丸山をフォースアウト。ヤクルト、今日3度目のフォースアウト。

ブルペンにはアドゥワ誠が残るのみ。アドゥワがここに来て脚光を浴びる。11回、村上宗隆、空振り三振、サンタナ、見逃し三振。12回は三者凡退の大仕事。

ここでサヨナラ勝ちして、アドゥワにお立ち台に上がってほしかった。のに。


最後の攻撃、12回。2アウトから、坂倉将吾が2塁打(代走・羽月隆太郎)。堂林翔太、申告敬遠で代走・中村奨成。あと1点入れば決まる試合に、この代走は意味あるの? 堂林、そんなに足遅くないし。ベンチに野手を一人でも残して備えていた方がよかったのでは。

最後の野手、磯村嘉孝が打席に。磯村、内野安打も、代走・羽月隆太郎が3塁オーバーランでタッチアウトされて終った。

野村祐輔や遠藤淳志、玉村昇悟ら、1軍で戦える見通しのつく選手を次々抹消して、ここで黒原を抜擢した意味がわからない。

それでも、7人のリリーフが無失点で反撃を待った。大道と栗林、島内は3連投だったのに。

最後、勝って、リリーフ陣の疲労を束の間、軽くしてあげてほしかった。
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