2023年8月25日

中軸の3得点をチャラにした森、最後は坂倉サヨナラ決めた


8月25日(金)、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、4対3。

3対3、同点の9回、坂倉将吾の犠牲フライでサヨナラ勝ち。

小園海斗の打球を武岡龍世がはじいて、2塁へ。羽月隆太郎が代走に。この回でとどめを刺すつもりの采配。

西川龍馬は申告敬遠。矢野雅哉の送りバントを清水昇が悪送球して、ノーアウト満塁。

これで点が取れなかったら洒落にならない状況で、坂倉が決めることができてよかった。笑えないどころか、笑って終れて。


出だしは素晴らしかった。1回、2アウトから小園がヒットで2盗を決め、西川龍馬が先制タイムリー。デビッドソンにデビッド弾(しかも2ラン)。流れるように3番4番5番が3得点。

あぁ、それなのに、それをチャラにするような、森翔平の3失点。

2回、オスナとサンタナに連続フォア。つごう2失点。3回には村上宗隆のタイムリーで、もう1点。

6回途中、3失点で降板。数字だけ見ると、そう悪くもないが、3点先制してもらってほどなくして、ドドドと同点に追いつかれたのにはガックリきた。

相性のいいオスナからホームランは打たれなかったが、それをおびえた2回のフォア。打たれたに等しい結果になった。


打線はその後、石川雅規から1安打のみ。

7回には、1アウト1塁2塁で堂林翔太が中途半端なスイングで併殺。あれはいったい何? がくぅ。

8回、代打・田中広輔の内野安打がリクエストで判定覆ったと思えば、大盛穂が内野安打。菊池涼介のバントで2塁進塁。コツンコツンと地味でも何でも前進前進。

も、野間峻祥はサードライナー。


打線は2回以降、スカッと行かなかったが、今日も今日とて、リリーフ陣は踏ん張った。

7回、途中登板の大道温貴は森が残した得点圏のランナーを返さず。

8回、島内颯太郎が、山田哲人、村上宗隆、オスナを三者連続空振り三振。ちょっと風格めいたものまで出てきた。去年の島内はもうここにはいない。

9回、栗林良吏が好フィールディングで併殺。フォアで出た丸山和郁の盗塁を坂倉が刺して、3アウト。栗林に3勝目がついた。よかった、よかった。


しかし、阪神、今日も負けなかった。

8対1て。戸郷翔征、やってくれると思ったのに、あんたにはがっかりだ(あんた呼ばわり)。

カープも負けなかった。阪神にぴったり伴走。

7.5ゲーム差は、「ぴったり」とは言えませんけれど、シーズンよ、まだ終らないで。
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