2023年8月22日

九里完封、堂林2打席連続ホームラン、打つ人をスタメンに


8月22日(火)、DeNA戦(横浜スタジアム)、0対5。

九里亜蓮が予想を超える完封勝利。128球投げて、しかも無四球。

スタメンには、デビッドソン(5番)、堂林翔太(6番)、末包昇大(8番)のホームラン3人衆。巨人戦であれだけ活躍した3人だもの、当然。

小園海斗もスタメン復帰。打線らしい感じがようやく。會澤翼が坂倉将吾と代われば、さらにだが、坂倉にも休みは必要。

今永昇太の左対策で、右の3人衆が起用されることは予想できたが、もうそういうこと関係なく、好調な選手は起用してほしい。いつ「逆戻り現象」が起きるか、油断できない(敵はベンチにあり)。

しかし、そうはさせじの活躍をした選手が。その名も堂林。


1回、今永昇太から、菊池涼介と野間峻祥が連打。小園にバントのサイン。バントを多用しないと言っていた新井さんだが、確実に点をとりに。

つまら~ん。の気持ちもあったが、小園きっちり決めて、西川龍馬タイムリーで2点先制。小園、バントといい、走塁といい、成長が見られて、静かに感動。

おまけに(おまけじゃない!)、堂林2ランで、0対4。しかも、4回には、堂林がもう1発。今永、呆然。

それ以外には、今永、大崩れした印象はまったくないのだけど、5回5失点(96球)で降板。


4点の先制点をもらった九里。逆に、気持ちがゆるんでしまわないか心配だった(いつも張り詰めさせられ打線だから)。

ところが、序盤こそテンポはよくなかったが、いつのまにか9回まで完走と大仕事。リリーフ陣も休めました。

DeNA打線、宮﨑敏郎が左肋間筋の炎症で登録抹消。牧秀悟も、佐野恵太も、関根大気も、元気ない。

寄せては返す波のように、どのチームにも好不調があるのだろうけど。他人事とは思えないものがありました。


ヒーローインタビューで、九里は「最近、先制点を取ってもらって、そこから逆転されてしまうっていう試合が続いていたので、今日は最後まで投げきれてよかったです」。

自覚はあったのね(当たり前か)。

「明日は大地がやってくれると思います」と、エールも忘れず。

問題は、そこです。明日の大瀬良大地が。期待していない分、予想を超える結果になったら、喜びも倍増しそうです。


しかし、阪神、強い。10回延長、満塁で大山悠輔のさよならタイムリー。

中日、10回表に満塁のチャンスもあったのに、踏ん張りきれなかった。がっくり。

でも、他力本願ではやっぱりダメ。フィギュアスケートで、ライバル選手が転ぶのを待つみたいな試合じゃダメ。

負けない阪神。差が縮まらない。悔しいけれど、こういうチームが優勝するんだろう。
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