ちょっとショックな出来事が。
今年も「radikoで聞かれた番組トップ10」が発表されました。
一昨年(2023年)は、在京エリアの1位が「ショウアップナイター」(ニッポン放送)。意外! 野球人気もまだまだ捨てたもんじゃない! と、喜んだものでした。
ところが、昨年(2024年)はベスト10のどこにも見当たらない。
待てよ。2023年は、在阪エリアと中部エリアにもプロ野球の実況番組がランクインしていた。野球なかなかやるじゃないか~と、トリプルで喜んだはず。
そこで、そちらはどうなってるか見てみましたところ・・・。
在阪エリアの2位に「ABCフレッシュアップベースボール」、3位に「タイガース全力応援宣言 MBSベースボールパーク」がしっかりランクイン(ちなみに2023年は1位と3位)。
中部エリアは1位が「ガッツナイター」、6位に「CBCドラゴンズナイター」がランクイン(2023年は2位と5位)。
在京だけ、プロ野球の実況中継が消えている・・・。
「ショウアップナイター」は巨人の試合を中心に中継している番組。昨年、巨人優勝したのに。
ニッポン放送の檜原麻希社長は昨年11月13日の定例記者会見で、「できる限り(プロ野球中継を)続けていきたい」「大事にはしていきたい」と今後の方針を語っていました。(「デイリースポーツ」)
ラジオ業界ではプロ野球中継から撤退した局も多く、「遠征先が全国に及ぶ」「必要な人員が多い」点でも、ラジオの中では制作費がかかるコンテンツ。
それでも、存続に意義を感じてくださってるようです。
「プロ野球というスポーツが一大エンターテインメントであり、なるべく移動中の人にも気軽にラジオで届けられるような一つの活動として、できる限り続けていきたい」
「やるところが減ってしまったからこそ、一つの使命感としてはあるのかなと」
これからも続けていきたい意思を持ってくださっているだけに、リスナーが減っているとしたら、この灯さえ消えてしまうことも。
東京では地上波での中継もめっきり減り、ラジオまでもこれ以上減っていったら、プロ野球ファンとして寂しいです。野球人気が衰退しての結果なら、それも自然現象。いたしかたないことですけど。
ネットでの観戦も普及して、観戦環境の選択肢が増えていることも影響しているのかもしれないが、なんで在京エリアだけ。
阪神ファンも中日ファンも聴いてるのに、巨人の人気が後退してるってこと? 優勝したのに(2回言った)。
巨人の人気はどっちでもいいですが、関東のラジオ実況文化に影響するやも。一番人気の顔をして、思わぬ伏兵に。
トップ10には名前のなかった「ライオンズナイター」(文化放送)は、マイペースでそのままでいてね。
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