2021年4月17日

やっと動いた、中村奨成スタメンでプロ初ヒット! そして続くよ、田中問題(=河田問題)


4月16日、中日戦(バンンテリンドーム)、3対7。

菊池涼介の先頭打者ホームランで、31イニング無得点の記録も止まり、久々に勝つ。

この日、阪神と巨人はともに完封勝ち。強さを見せつけた(セ・リーグ村での話だが)。そんな中、ひっそりと始まった、ともに元気のないチーム同士の戦い。ここで勝たずしてどうする。

この期に及んで選手の入れ替えがなかったら、もうカープは終わり。と思っていたが、さすがにそこまでひどくはなかった。2番・レフトに中村奨成の名前が。やった。

奨成、3回の2打席をフォアで出塁。このあと鈴木誠也の3ラン、ホームベースを踏んで帰ってきました。いいぞ、いいぞ。


一方、大瀬良大地の離脱で、先発に抜擢された遠藤淳志。1回、先制点をもらった直後の1回裏、2塁へのけん制悪送球で1失点。4回にも2失点で、降板。

見ていて、自分の間合いがないというか、テンポが悪いというか、エンターテインメントとしての魅力、今日はなかった。

4試合続けて、先発が早めの降板。遠藤はファームでけっこう失点していた気がしたが、なぜここで遠藤。よっぽど人がいないということ?

そしたら、佐々岡監督、試合後にこんなこと言ってました。「昨年1年ローテーションに入った投手にしては物足りなさを感じた。まだ成長は感じないけど、他に投手もいないのでもう1回チャンスを。変わってほしい」(「日刊スポーツ」)

相変わらず、選手のモチベーションを下げるような、身もフタもない言い方してます。ほんとうにいないのか? 試すべき選手。


5回には、奨成に初ヒット。しかも2塁打。数打席立たせて、それで終わりなんて使い方、絶対しないでほしいと思っていた。

というか、そうさせない活躍を見せてほしいと思っていた。胸のすく思いです。

會澤翼のタイムリーで好走塁も見せ、またも奨成、ホームベースを踏んで帰ってきました。

5回裏、菊池保則が登板。一昨年のような期待感がちょっと持てない。満塁つくって、森浦大輔に交代。


久しぶりの森浦。代打・福留孝介のピッチャーゴロが森浦の身体に当たり、ん? ん? と打球を見失っているさまも可愛らしかった。會澤が1塁に送球して3アウト。

森浦を皮切りに、ここからカープ、大道温貴、塹江敦哉、栗林良吏と、怒涛の勝ちパターンリレーです。

4点差のため、栗林にセーブがつかなかったのはもったいなかったが、勢いある投球。久々の登板で、お疲れとれたとお見受けしました。

大道にうれしい初勝利。奨成も仕事をし、羽月隆太郎も2安打のうえ、盗塁も決めて、久しぶりにカープに小さな活気が。


中日の根尾昂が守備でいい仕事をしていただけに、ここに小園海斗がいればと思いました。

インタビュー記事によると、小園のことは河田ヘッドコーチの頭の中にはないようだ。田中広輔の存在を過度に重要視して、小園の存在を見ないようにしているようにさえ感じた(「web Sportiva」)。

ここまで小園を否定するには、小園の現状を見てのことかと思いきや、「(コロナの影響もあって)僕はまだ小園を直でじっくり見られていないんですよ」とのこと。

見もせずにここまで言うとは驚いた。そんな段階で「まだまだ鍛錬が必要なんじゃないですかね」とも言っている。

鍛錬が必要なのは、田中もなのでは? キレのない守備。腰がすわらず振れていないバット。久しぶりに小さな活気が見えたカープの中で、ひとりドンヨリ沈んで見えた。

河田ヘッドの根拠のない色眼鏡という重石、佐々岡監督にははずすことができないんだろうか。


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