4月13日の阪神戦は雨天中止。森下暢仁は14日、スライド登板。来週は中5日の登板となるのでしょうか? 森下、うまく過ごしてくれますように。
そのうち森下が失点したり、負けがついたりするだろうけれど、森下が出てくると負ける気がしない。そんな気にさせてくれる稀有な選手。
それはさておき、気がかりなのは、田中問題。別名、小園問題ともいいます。
田中広輔が結果に見合わない重用をされ続けていること。緒方監督時代からずっと。
シーズン前、カープに復帰した河田ヘッドコーチが、「田中はキーマン」と口にしていたのを聞いて、ぬあ? 何を時代錯誤なと、おもたい気持ちになった。
先日も、田中の打順を8番に降格したとき、「シーズン通して活躍してくれないと困る。ここから状態が上がってくれれば全く問題ない」などと話していたようだ。(「デイリースポーツ」)
状態が悪い人を使い続け、状態がよくなるのを根気よく待つという、このやけに暖かい見守りの言葉は、いったい何? ここは養成所なの? 実力勝負のプロの世界じゃないの?
三連覇のよかった時代よもう一度? 「景気のよかった頃の日本をもう一度」と、現状を見ていない思考のとまった人たちと重なって、いらだってしまう。
わたしが田中を過小評価しすぎているのだろうか。ならばそれを吹き飛ばすほどの活躍を見せてほしい。
ショートの守備では今や、矢野雅哉の方が堅固、見ていて心躍るものがある。
小園海斗は2軍で結果を出しているにもかかわらず、呼ばれる気配がない。
小園海斗は2軍で結果を出しているにもかかわらず、呼ばれる気配がない。
「小園が真の実力をつけるまで昇格はなさそうな雲行き」(「東スポ」)と書かれた記事もあった。
それこそ、ここはダイヤモンドの原石をしまいこむ養成所なのか。1軍の実践の場で経験を積ませる方が、数倍力を発揮できると思うのだが。
シーズン通して活躍してもらわないと困るのは、田中だけじゃない。そんな物言いをされたら、ほかの選手たちのモチベーションが下がるんじゃないかと心配になります。
今では、佐々岡監督以上に、河田ヘッドの存在がカープのおもしのように感じてしまう。そのおもし、どかせていただけませんか。