2021年5月29日

森浦大輔、うれしい初勝利。10セーブ目の栗林お兄さんはボールをグイッと手渡しました


5月28日、ロッテ戦(ZOZOマリンスタジアム)、8対10。

打ちました。点取りました。珍しいことに、3回から7回まで毎回得点。

本日はキャッチャーで出場の中村奨成は、2安打、1振り逃げ、1フォアで、全打席出塁(7回で交代したんだけど)。盗塁も決め、ホームベースを踏むこと3回。見たか、ベンチ!

松山竜平は2安打4打点、田中広輔は2安打1打点、ベテランも今日は得点にからみました。宇草孔基も走って打って、1打点。

メヒアにいたっては4打数4安打。

カープは16安打で10得点。ロッテは6安打で8得点。長打のないカープの、ちょっと効率悪さ発揮とはいえ、相手エラー頻発にも助けられ、10得点。勝ててよかった。


カープの先発は、今シーズン初先発の矢崎拓也。待っとったでー。なのだったが、1回裏、出ましたフォア。そののち、レアードの2ランで2点先制される。

リーグトップ6勝の髙橋優貴のことを、巨人の投手コーチは「ボール球も持ち味」と話していた。

たとえフォアを出そうとも、点をとられなければ、すべてよし。でも、こういうとき、やっぱりファオはもったいない。

3回裏、4回裏は三者凡退の矢崎。

5点リードで迎えた、4年ぶりの勝ち投手の権利が目前の5回。3つのフォアを繰り出し、中村奨吾に2点タイムリー、レアードのセカンドフライをマーティンがタッチアップの好走塁でもう1点。5対7と迫られる。

矢崎はあと1アウトというところで、踏ん張れず、森浦大輔と交代。


森浦は回またぎで、6回も無失点に抑える。パフパフ~。

7回のコルニエルは三者凡退。最後は161kmを連発していた。ちょっとスタジアム、ざわめいた。

5対10、5点リードでマウンドに上がったのは、お久しぶりの中﨑翔太。なぜいま中﨑?の感はあったが、5点差はお試し向きのシチュエーション?

3連打で2失点、ゴロで1失点。あぁぁぁぁ。なんとか3アウトはとったものの、1軍に来るべきではなかったことが如実に。

8対10と2点差に。9回、セーブシチュエーションでの栗林良吏の登板をお膳立てした。劇場支配人は健在だった。


栗林、三者凡退で、やっとの嬉しい10セーブ目。まだ登板2回ですが、パ・リーグの上位打線相手にも、しっかりと戦えている。

チームを離脱中の森下暢仁とも連絡を取り合い、「暢仁が帰ってくるまで頑張るから、帰ってきたら頼むぜ」という話をしているらしい。(「デイリースポーツ」)

栗林の10セーブ目とともに、嬉しかったのが森浦の初勝利。栗林はベンチに向かいがら、森浦にボールをプレゼント。「いらない」と照れる森浦にグイッと手渡したそう。お兄ちゃん、わかってるね。(「スポーツ報知」)


森浦、照れ屋さんなんやね。でも、ハニカミながらのヒーローインタビュー、めっちゃ嬉しそうだった。可愛らしかった。孫を見るような、おじいちゃんを見守るような、なんだこのないまぜな面白さは。

「どんな投手になりたいですか」の質問には、「チームを勝ちに導けるような投手になりたいです」。作文みたいだけど、よう言った。頼むで。

また、「二人(同期の栗林と大道温貴)に負けないように頑張っていきます」の言葉を聞くと、切磋琢磨できる相手が身近にいる幸福をしみじみ。

投手間の競争はうまく働いているのに、野手間の段差をなんとかしてほしい。せめてこの、新型コロナによる離脱者を余儀なくされた状況をきっかけに。

昨日から、菊池に続いて、小園海斗も活動再開とのこと。待ってるよ~。

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