2021年5月7日

九里、森下、床田、昂也らの覇気を吸い込め、打撃陣


引き分けはさんで6連敗。試合のない2日間、負けのない2日間、穏やかです。この静かな時間、戦士の休息・・・ちがーう。仕事してなかった人、仕事して。

元気のない打線とは裏腹に、投手陣は、やる気だ。

8日、中日戦に先発予定の九里亜蓮。「前回はリズムの悪いふがいない投球をしてしまったので、攻撃面にリズムが生まれるようなテンポで投げていきたい」と、自分の仕事を見すえてる。

9日、先発予定の玉村昇悟は「ドンドン押していくのが自分のスタイル。しっかりと打者と勝負していきたい」と、勝つ気満々。(「デイリースポーツ」)


巨人との3連戦、先発としての仕事を果たしながらも打線の援護のなかった3人も、凛々しい。

中8日で、12日のヤクルト戦に先発予定の森下暢仁は、「早く投げたい」。(「日刊スポーツ」)

「早く投げたい」って、すごくいい。「PK蹴りたくない」って空気の出てる選手は、PK失敗します。この勝負していく感じ、打撃陣にもほしい。ものすごくほしい。

チャンスに打席が回ってきたとき、「やったるぜー」という空気出てる選手、今どれだけいます?

5月4日、7回1失点と粘った床田寛樹は「連続でいい投球をしないといけない。次の登板がすごく大事になる。何とか粘り強く投げたい」。(「デイリースポーツ」)

5月5日、6回1失点の高橋昂也は「貢献していきたい。変わらずにやっていきたい」。(「デイリースポーツ」)

報われなさが死屍累々のカープ先発陣(リリーフ陣も)のこの姿勢、連敗続きのカープにあって、救いの一つ。


今年の阪神、新人・佐藤輝明の加入でガラッと雰囲気明るくなって、いけいけモード。

かつて、田中将大が楽天を日本一に導いたように、一人の選手の存在が大きくチームを勝ちに導くことって、まれにあります(もちろん、他の選手の好調もあってこそ)。

チームリーダー不在のカープにあって、投手陣が引っ張ってくれている。かろうじてチームの状態を保ってくれている。

打撃陣、何とかそれにそろそろ応えてくれまいか。


しかし、5月5日、巨人に完封負けした試合後に、河田ヘッドコーチがこんな言葉。

「やるべきことはやっているし、練習をしていないわけではないけど。みんなの奮起というか、結果が出てくるのを待つしかない」(「サンスポ」)

田中広輔の復調を待つ河田ヘッド。ほんとうに見守るのがお好きなのね。

練習はほかのチームもやってます。やるべきこと、ほんとにやりきっていると言えるのか。変えていく、仕掛けていく気はないの? ベンチから諦めの空気、プシュゥゥッと出したらあきませんて。



 来てくださってありがとうございます
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

スポンサーリンク
〔関連記事〕