5月18日、巨人戦(東京ドーム)、7対2。
菊池涼介、小園海斗、正随優弥の新型コロナ感染のニュースを知ったのは、昨日の朝。ネットのニュースを見ていた家族から「大変なことが・・・」と知らされ、衝撃を受けた。
チームでいま一番打っている菊池と小園が。これから1軍でブンブン振ってほしい正随が。よりによって、この3人が。
39.8℃の高熱を出しているのに自宅療養という菊池。病床の逼迫をこんな形で具体的に知らされたこともショックでした。菊池の身体が心配です。
感染は確認されなかったものの、大事をとって、ロッカーが近かったり、会話していた選手・・・松山竜平、大盛穂、西川龍馬も登録から外れる。
あっ、石原貴規も。ガーン。栗林良吏のフォーク、坂倉将吾だと安心して見ていられない。磯村嘉孝に頼もう、せめて。と思っていたら、磯村も。うぬー。
開幕後、ずっと思いきった選手の入れ替えをしてこなかったカープベンチ。こんな形ですが、入れ替えの機会が訪れた。とりわけ若手にとって、チャンス到来。
開幕後、ずっと思いきった選手の入れ替えをしてこなかったカープベンチ。こんな形ですが、入れ替えの機会が訪れた。とりわけ若手にとって、チャンス到来。
んだけど、1番はやっぱり田中広輔なのかぁ。3番は安部友裕。結局は固まった思考を変えるのは難しいのだなと、もう笑ってしまった。諦観で。
しかし、やっと林晃汰がスタメン8番に。このチャンスを活かさでか。
8番には久しぶりの宇草孔基。あー、昨年のつたない守備がまだ脳裏に。まだ手放しで喜びませんよ。
先発は大瀬良大地が帰ってきた。予想外の早さ。今年、投手キャプテンをまかされた大瀬良。そんな肩書きなくても、大瀬良はキャプテン的存在。
2軍で調整していた開幕前、ずっと2軍にいた小園のことを気にかけてくれていたり、先日も、2軍でバッテリーを組んだ中村奨成とはイニングを終えるごとに話し合っていたり。
投手だけでなく、若い野手たちにも、目を向けるそのふところ深さ。
もともと大瀬良が持っていたものもあるだろうけれど、黒田博樹と過ごした時間が大きかったのではと私は思っています。
九里亜蓮や森下暢仁もいるけれど、精神的な支えはやっぱり大瀬良なのかな、という存在に。
でもね、九里や森下のような身体の強さがないのが、支えきれないところ。毎シーズン、後半失速していくイメージが気にかかる。
打線は5回、鈴木誠也、坂倉将吾の連打でワンアウト1塁3塁。ここで林がプロ初打点。よっしゃー。続いて宇草もゴロで1打点。2点先制。
いる人でがんばろう。とくに若手にはチャンス! という気運の直後、5回裏、大瀬良が3失点。
この日、6回3失点。先発としての仕事は果たしたが、甘い球はやっぱりきっちり運ばれる。
ベンチは早く大瀬良に戻ってきてほしかったのだろうけど、もう1試合、2軍で調整してもよかったのかな? と、これは後だしジャンケン思考。
6回、満塁のチャンスにクロンがファウルフライ。7回裏、1塁2塁の得点圏で、奨成がショートゴロ。
7回裏、コルニエルがDeNA戦につづき、岡本和真に2ラン、スモークにソロを連打され、ととどめをさされた感が。
9回、クロンが2塁打、宇草がフォア、長野久義がフォアで、満塁。も、田中と堂林が凡退。この全然こわくなさ。ぬるま湯のごとく。今回の大きな入れ替えの前から、入れ替えの必要を感じさせていた二人が、それなりの結果を残すことに。
主力選手がいなくなったから入れ替え。ではなく、必要な手入れを。
でも、ベンチには期待できない。この機会に、チャンスをもらった選手は(若手は)どんどん目立とう。それしかない。