2021年5月5日

引き分けといっても負け同然


5月4日、巨人戦(マツダスタジアム)、1対1の引き分けに終わる。負けてはいないが(勝ってもいない)、敗北感が残る。

ランナーを出して、再三ピンチを招くも、今日の床田寛樹は粘った。4回、炭谷銀仁朗のタイムリーで1点先制されるも、それ以上、点を許さなかった。

菊池涼介や小園海斗、鈴木の守備にも助けられました。

5回裏には、自ら犠牲フライを打って、1打点をあげ、同点に(クロンも激走)。ピッチャーが犠牲フライですよ。素晴らしい。野手のみなさん、ご覧になって?

7回、2塁3塁のピンチをまたも切り抜け、床田、7回1失点でマウンドを降りる。

こういうときこそ、なんとしてでも先発に勝ちをつけたい。でも、打線は沈黙なんだな。

3回裏、満塁で鈴木誠也が凡退。5回裏、床田が打点をあげた後、2アウト1塁3塁のチャンスで、またも鈴木が凡退。


8回、塹江敦哉が無失点。8回裏も無得点。

9回は栗林良吏。セーブシチュエーションでない場面で、連日の登場。

こうなったら栗林に勝ちを。が、カープファンの願い。でも、打線からは「なんとしてでも」感が伝わってこないのよ。

栗林は梶谷隆幸に2塁打を許すも、最後は丸佳浩を空振三振にしとめ、抑える。が、9回裏は三者凡退に終わる。


栗林は14試合連続無失点。ソフトバンクの甲斐野央の新人最長記録を更新した。

その記録は素晴らしいが、それより栗林にセーブか勝ちをつけてあげたかった。すなわち、チームに勝ってほしかった。

この力投した投手たちが報われない試合を見る徒労感はいつまで続くのか。

それにしても、栗林、素晴らしい。1球、1球、気持ちがこもっている。黒田魂、感じる。

野手も、1打席、1打席、これが最後くらいのつもりで打席に立っているのかどうか。見ているファンに、惰性なんて感じさせないでほしい。


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