2018年1月16日

プロ野球選手が対戦相手と一緒にごはんを食べる件について


菅野智之(読売ジャイアンツ)と則本昴大(東北楽天ゴールデンイーグルス)。

二人の対談が『週刊ベースボール』(2018年1/81/15合併号)に。

この二人、昨年のオールスター第2戦でともに先発して、2回零封・3三振。投げ合いながらアイコンタクトしていた光景は、ほほえましかったです。
対談でも、あのときのようにお互いが尊敬しあっていることがバシバシと伝わってきて、これまたほほえましいです。

この対談に「試合前日に肉は食べない」という菅野の話が出てきます。さすが自己管理がしっかりしています。お肉って、消化に時間(エネルギー)使いますもんね。

ところが、昨年の交流戦で仙台に行ったとき、則本と松井裕樹においしいステーキの店でもてなされ、せっかくの可愛い後輩たちのはからい。試合前日にもかかわらず、完食してしまったそう(しかもハンパない量を)。

そして、その翌日、菅野は8失点したそう(自責点は6)。
大量失点は年に一度くらいはあることで、先日の肉食のせいとは言い切れませんが。



今は、日本代表チームで一緒になるなど、他チームの選手との交流の機会も増えているご時世。「相手チームの選手と親しくするなど、自分たちの時代には考えられなかった」という話を、大御所OBから聞くことがあります。

トップ選手同士にしかわかりあえないこともある。お互い尊敬、刺激しあっているのが伝わってくる菅野と則本。
この対談で、菅野は「他球団にそういう選手がいるというのは、自分にとってすごくプラスになっている」と言っていました。

しかし、明日対戦する相手と一緒にごはんを食べに行くんだと、そのことに素朴に驚いたのでした。いつもは試合前日に食べないお肉を食べたことや、大量失点したこと以上に。

いえ、行っていいんですよ。菅野にとって、則本は大切な存在で、そういう人がいることは素晴らしいこと。

でも、なんとなく、イチローだったら、そんなとき、普段通りの食事をして我が道を行きそう。

黒田博樹が日本に復帰したとき、「対戦相手とは食事には行かないようにしている」という記事を読んだことがあり、そこにある種のプロ意識を感じて感動したものでした。

みな一流のプレーヤー。プロさまざま。



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