2024年7月5日

中日戦で11試合中7度目の無得点、異常


7月5日、中日戦(バンテリンドーム)、2対

髙橋宏斗にマダックス(100球未満の完封)を達成されてしまう。今季14度目の完封負け(17度目の無得点)。もうこれ、書き飽きました。

中日戦での無得点は11試合中7度目。異常。毎回、軽くあしわられている大竹耕太郎との阪神戦も屈辱的だったけど、それ以上。

首位広島? これほど苦手なチームがあるんじゃ、優勝できないでしょう。1番じゃなくて、いま1番目なだけ。

マダックス、やるとやられるでは大違い。こんなに恥ずかしいものとは。6月25日、森下暢仁がヤクルト戦で達成したときは痛快だったのに。

あ・・・。6月12日の西武戦、隅田知一郎ですでに今季味わい済みでした。あのときはベルーナで観戦。見所のなさでは匹敵する今日の試合だった。


昨日の阪神戦、羽月隆太郎の足でかきまわし、カード3連敗を阻止。

「昨日、一昨日とすごく流れが悪い中で、今日も相手が村上投手。こちらもある程度、むちゃくちゃやらないといけないと思っていたので、どんどん攻めていった」と話していた新井さん。(「日刊スポーツ」)

昨年、阪神とのCSで「むちゃくちゃやってやろうかな」と言いつつ、ちっともそんなことなくて拍子抜けだった新井さんが動いた! そして選手が応えた!


よーし、よしよし。と、その流れをもってバンテリンドームに乗り込んだつもりが、宏斗の前に4安打ぽっきり。

宏斗から笑みがこぼれてる。思いのまま投げられて、とっても楽しそう。

「カープ戦で投げたい人?」「ハイ、ハイ、ハーイ!」。きっと今、カープ大人気。防御率よくなりますもの。


4安打のうち、2本が秋山翔吾。あとは、今日スタメンの二俣翔一と中村奨成(パパパ~)。

その二俣、5回に2塁打! 奨成がセンターフライでタッチアップして、1アウト3塁。そして、堂林翔太が空振り三振。

8回、奨成がレフト前ヒット。そして、堂林が併殺。若手が奮起しても、ことごとく火を消す。

6月23日、ご両親が観戦されていたバンテリンで猛打賞だった堂林(チームは2対1で負け)。毎回、ご両親に見にきてもらえ。なんなら、マツダスタジアムへも毎回ご招待だ! 


今日、野間峻祥が初の4番。ん? ん? 

1回、秋山ヒット、矢野雅哉と小園海斗が進塁打で3塁に進めるも、野間はキャッチャーフライ。

チャンスはこの1回と、堂林が三振で灯を消した5回だけだった。ドボン。

6月21日に続き、床田寛樹と宏斗の投げあいは宏斗に軍配が。床田、金曜登板になってから、勝ちはなし(だって援護が)。


末包昇大の離脱がボディブローのように効いてくる。今日の二俣・奨成スタメン、もう少し腰を据えて続けてみてもらえまいか。

「カープは家族」と新井さんは言うけれど、年長者を大事にする昔の日本の家族。それじゃあ、若手のモチベーションが下がります。

「カープは家族」は一見耳障りよく優しく響くかもしれないけれど、一部の人にベンチを温めさせる年功序列はちっとも優しくなんかないですよ。