2024年6月13日

ベルーナ観戦記、森下5失点、完封負け、稀にみる見所ない試合


6月12日、西武戦(ベルーナドーム)、5対

ベルーナドームで参戦してきましたー。西武ファンのみなさん、連敗止まっておめでとうございます。

球場の雰囲気は存分に味わい楽しんだけれど、まれに見る、見どころない試合だった。

隅田知一郎に完封される。昨日、「敵に塩は送らない」と書いたのに、塩を擦り込まれて帰ってきました。


森下暢仁、5回、あっという間に5失点。

昨日8回、いい当たりを大盛穂にフェン激突のジャンピングキャッチされた滝澤夏央が、代打でヒットを打ったのが皮切りだった。昨日の滝沢には覇気を感じていたので、やったぜ、滝澤と思った。

帰り際、「森下の炎上なんて、かえって貴重なもの見られたかも」というカープファンの方の声が聞こえた。た、たしかに。ポ、ポジティブ〜。

山本由伸だって今永昇太だって、大量失点するときはある。ここまでクオリティスタートで来た森下。張りつめた線上、ガス抜きのような(?)瞬間はやってくるもの。はい、その日に当たってしまいました。


森下の球数が多くなるの、なんとかなりませんか。

ここまで會澤翼とのバッテリーで結果を出して、ベンチも変えてこなかったが、これを機に固定を解いてほしい。森下自身の問題かもしれませんが。あの1年目のテンポよさをもう一度。

2年後の交流戦、森下がカープにいるかどうかわからないし、見納め。という気持ちで来たが。森下はメジャーを希望しているというが、オファーは来るのか? そんな内容だった。

見どころは、しいて言えば、1回。長谷川信哉のピッチャーゴロをはじいた佐藤啓介を森下暢仁がカバーしたところ。さすがフィールディング巧者。


森下がよく見える内野席で観戦。球に力は感じたけど、球数多くなった。それに比して、99球でおさめた隅田。

クラシックスタイルの紺色ソックスが好ましい隅田、まともなヒットは秋山翔吾の2本と野間峻祥の1本だけ。

キレのある球で、つまらせつまらせ、ゴロとフライが山盛り。これはある意味、見どころだった。

8回、久々に堂林翔太が代打で打席に。初球をショートゴロ。ズッコーン。コントか。そういう意味では見どころだった、堂林クオリティ。私は最後まで佐藤を打席に立たせてほしかったです。

末包昇大のけん制死に、野間峻祥の盗塁失敗。

矢野雅哉のところに打球が飛べば安心・・・をナマで目撃。


行ったことのある球場は、東京ドームと、神宮球場と、ベルーナドーム。

屋根があるのに、サイドが環状に空いていて外とつながっているベルーナ。緑や空が見えるのが気持ちいい。かつて、蒸し暑い時期には地獄と聞いていてイメージよくなかったけど、野球日和の今日、とても気持ちよかった。

もともと芝生席だった外野のDNAを感じるせいか、どこか牧歌的なところも、回遊する通路のちょっと丘を散歩するような感じがするところも好き。

マツダスタジアムやエスコンフィールド、芝の香りがしてくるという素晴らしい球場はまだ未体験。でも、ビジターだけど、おとなりに愛着ある球場があるのって、嬉しいなって思いました。


カープも、西武も、外野席の応援団の方が率いてくださって届く応援の声が献身的で、感動してしまう。

昨日も西武ファンの応援は美しかった。こんな重苦しい状況だけど、野次の空気とか感じなかったし。西武、少しでもよい状況に向かっていってほしい。

なんて言ってる場合じゃないカープ。

なんだかなー、球場の雰囲気を味わうためにお金を払った感じだった。試合はつまらなかった。ていうか、試合の体をなしていなかった。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。