2024年6月14日

九里、130球で完封! ところで交流戦の楽しみとは・・・


6月13日、西武戦(ベルーナドーム)、0対

昨日とそっくり得点が入れ替わり、カード勝ち越し。

4回、田中広輔のバントがヒットになって、ノーアウト満塁。なのに、坂倉将吾は空振り三振。佐藤啓介はファーストゴロで、ホーム封殺。あ〃~。

となったところで、矢野雅哉のタイムリーで2点先制!

残塁が多かったカープ、2点だけでは寂しいぞ。そんな7回。小園海斗と末包昇大、今日DHの松山竜平の連打で、やっと2点追加! 途中出場の大盛穂のタイムリーも出て、5点目!


9回、陽川尚将の打球を、大盛がまたフェンス激突のジャンピングキャッチで3アウト! 九里亜蓮は130球投げて、完封勝ちで3勝目。

明日から、交流戦首位の楽天との3連戦。リリーフ休ませてあげられて、よかったです(岡田明丈で)。

ストレート負けしたソフトバンク戦以外、カープはカード勝ち越し。意外(←失礼)。

昨日は5回に打線が爆発(=森下暢仁が自滅)した西武も、今日はヒット2本だけ。元気ないチーム事情がしみる。


交流戦の一番の楽しみは、パ・リーグのスター選手を見られること、知らなかった選手に出会えること。

今回、西武のスタメン見て、パッと見てわかるのは、中村剛也と源田壮亮だけ。

外崎修汰は左太もも裏の張りで登録抹消。日本代表に選ばれていた古賀悠斗や、ベテランの栗山巧も名前は聞き知っていますが、スターが極少。

元阪神の陽川尚将に、元ヤクルトの元山飛優。あれ、交流戦濃度が薄い?

九里はベルーナドームでの登板は10年ぶり。10年前も栗山と中村がクリーンアップだったらしい。カープ以上に、時間が、とまって、いる・・・?


4番のおかわり君の打率が坂倉将吾と同じくらいという西武の苦しさ(カープも苦しい)。おかわり君には、たまに出る大きな一発があるけれど。

元気のない西武でしたが、滝澤夏央とヤンは見ていて楽しかった。とくに滝澤、応援したくなりました(地味か?)。

9回、中村祐太を見ることができたのも嬉しかった。裕太、球、速くなってないか? 1軍で投げ続けてほしいです。

もともと西武は好きなチーム。だから2年前と今年、交流戦を見にベルーナに足を運んだのだけど、明日からいい結果が増えますように。


ベルーナ観戦した昨日。大敗し、なんの見どころもなかったカープ。でも、赤く埋まったライトスタンドの美しさと応援の声が脳に残る。

負け試合。試合が終わる前に席を立つお客さんもいたが、ヒーローインタビューが終わってもまだ、残っている人も少なくなかった。この球場の空気をできるだけ長く楽しんでいたい・・・と思っている人たちのような気がした。

もしかしたら、地元で応援している人たちと違って、たまにしかカープの試合を見にくることができない人たちかもしれない(私もです)。

球場にいる時間が愛おしかった。次回球場に来れたとしても、今日見た選手は、もういないかもしれない。一期一会。ちょっと泣きそうになった。

そんな気持ちで見にきてる客もいることを、選手には知っていてほしい。黒田博樹はそういうこと、わかってくれていて、『決めて断つ』にちゃんと書いてあることも。