爽やかブルーのDeNA旋風で幕を閉じた今年の日本シリーズ。
優勝決定後、オーナーの南場智子さんの姿も。目の覚めるような鮮やかな青、DeNAブルーの出立ちで。その存在がまた爽やか。
かーぷぶーんさんの広島東洋カープまとめブログで紹介されていたXの投稿で知ったのですが、スタンドのファンから南場コールが起きていたのですね。
南場さんへウェルカムの気持ちと「おめでとう」の祝福を送るファンの方たちに、手を振って満面の笑みでファンに応える南場さん。
頭を下げて礼をされているところも、えらそうな感じがなくて、素敵だった。
南場さん、日本シリーズどころかポストシーズン全試合、現地で観戦されていたそうです。そっと。ドラフト会議に出張ってくるどこぞのオーナーと違って、なんかいいです。うっとりと諦めの両方が混じった溜息が出る。
家族が教えてくれたのですが、Yahoo! にこんなコメントがあったそうです。
昨日、関内の駅で、「トイレに行くならハマスタが綺麗でいいよ」と友だちに話している若い女性がいたそうです。おそらくこれから観戦にいく人たち。
南場さんがオーナーになって横浜スタジアムを訪れたとき、まず「女性トイレをきれいにしよう」と提案したそうです。
検索してみると、このことは「Number」の記事にもなっていました。そこには、「熱はあるが、現場に口を出さない理想的なオーナー」という一文も。現場介入して、殿様風吹かせているどこぞのオーナーとの差にまた溜息。
トイレに手を入れたことはほんの一例と思いますが、そんなふうにオーナーが球団へちゃんと投資していることを知っていて、リスペクトの気持ちがあるから南場コールが起きるんだなと、スカッといい気分になりました(こういう人に首相になってほしい)。
チームや選手をリスペクトできるのはもちろんのこと、球団やオーナーにもそんな気持ちが持てたら、どんなにスカッとした気持ちで応援できるだろう。
ポストシーズンでのDeNAの快進撃ともども、赤いチームとの埋めようのない対比に、いいな〜を連発。1ミリずつでも埋めてくれ。