2023年1月4日

新春放談・もしもオーナーになったなら


2023年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年11月、ブログにも書いたのですが、アメリカの宝くじで20億4000万ドル(およそ2978億円)の大当たりが出たそう。

「もし当たったら何する?」という話になり、家族が「カープを買うのはどう? オーナーになったら何したい?」と言う。

えー。そんな体力ない。そう言いながら、スルスル出てきて、あれ? 変えたいこと、いっぱいあるんだなと再確認した次第です。


まず、開口一番、「黒田博樹に球団のアドバイザーになってもらう」。

これは黒田が引退したとき思っていたこと。メジャーでの経験を活かして、よいと思ったこと(カープにはないもの)を採り入れて、球団を改革してもらえたらいいな、と。

たとえば、ヤンキース時代、チームにはメンタルトレーナーがいたという話が『クオリティピッチング』に紹介されていた。身体のケアだけでなく、メンタルのケアをしてくれるエキスパートがいると、とってもいいと思ったのだ。


黒田のアドバイザー就任プランは今季から実現することに。と言っても、主に若手投手へのアドバイスをする役割のようで、私の考えていたのとは違うけど。


その後も、こまごましたことが口をついて出てきた。

私はマツダスタジアムに行ったことはないんですけど、ユリさんのブログ「栗林良吏投手とカープと野球・ぐるぐる帳」を読んで、マツダのスコアボードには相手チームのその日の打率成績が表示されないと知って、ハァ?と思いました。そこまで偏向しているの?

カープが負けた試合では、ヒーローインタビューはあっても、場内には、スタジアムにいるビジターのファンには届かない。

第一、あの出島のような孤立したビジター席こそ、異様に感じます。恥ずかしい。


そんなことはオーナーの仕事ではないかもしれないが、「カープファンのための」ではなく、野球ファンが楽しめるスタジアムに私はしたい(まるで生徒会長立候補選の演説)。

ほぼカープファンで埋め尽くされたスタジアムで、相手チームのヒーローインタビューは歓迎されないかもしれないが、相手をリスペクトできないなんて。野球が好きなんじゃなくて、カープが好きってことなんだな。

入管に収容されている外国人を人として扱わないような状況を改善しない政府のことを思う。自分がされたくないことして平気なの? 日本の評判を落とすだけだと思うんだけど。素朴な疑問と憤り。


DAZNでホームの試合が見られないのは、12球団中、カープだけ。DAZNとも契約しまーす。県外にたくさんいるカープファンのことも大事に思ってほしい。

グッズも、洗練されたものを増やします。何かにつけ記念Tシャツも発売されていますが、期待して見ると、たいてい顔写真や筆文字があしらわれていて、街に着て出かけたくないものばかり。せっかくの可愛くできる赤いTシャツなのに。

3月1日に一括販売されるチケット問題も改善したい。固定客(地元のファン)がいるという安心感に甘えすぎなんじゃ!


さすがの成績低迷、わくわくしないゲームに、今季はチケットの売れ残りも目立ったようだが。思い知るがよい

勝つことが一番のファンサービス。なのに戦力補強やデータ分析等には投資しない。のに、人事(選手選び)には口を出す。

2015年、カープを応援し始めたころ、和田秀樹さんの『精神科医が語る熱狂の広島カープ論』を読んだとき、今のオーナーは好きじゃないとだけ言及されていた。


そのときはよく意味がわからなかったけれど、今は、わかり、ます。

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