2023年1月9日

護摩行する人しない人


1月7日、今年も會澤翼と堂林翔太は恒例の護摩行へ。精神を強くしたい気持ちを求め、YOUたちはそれしに護摩行へ?

厳しい勝負の世界に身を置くプロ野球選手。こちらには想像できないことも多いと思う。

野村克也さんも縁起担ぎを大事にしていた。栗林良吏は縁起担ぎじゃないけど、決まって行うルーティンがあると聞く。

護摩行も、ルーティンも、やること(続けること)で発見があるんだろう。それぞれが落ち着く方法で、やりたいことをやるのがいいと基本的には思う。


その一方で、落合博満さんは「〈心技体〉ではなく、技術を身につけることが大事だ」と言っていた。

たしかに、自分に自信をつけてくれるのは、技術と、強い体。それがあって強い気持ちがついてくるんだと思う(または同じレベルの選手同士だったら、メンタルの強さが差を生むんでしょう)。

体が弱かったり、技術が身についていなかったら、気持ちだけでは満足な仕事はできないと思う。アスリートに限らず。


會澤も(堂林も)、護摩行の時間、スローイングの練習をしては? 走りこんで弱った足腰を鍛えては? 肩の強さ(弱さ)は持って生まれたものもあるだろうけど。

自分の技術に自信が持てないのを補おうと護摩行にいってる気がする。いや、行ってスッキリするもの得るものがあるから、他人にはわからない感覚があるから、続けているのでしょうけれど。

でも、イチローとか、大谷翔平、山本由伸、森下暢仁らは護摩行にいくイメージ、ないですもの。精神を鍛えるとかいう前に、自分の足りないものを客観的に見て、練習を積んで、鍛えている気がしますもの。


しかし、今年のカープのトップは、現役時代から護摩行を続けている新井さんなんだな。ふっ。昨年、「サンデーモーニング」でも、「また行ってきます」と言っていた。

新井さんは2000本安打の人で、めちゃくちゃ練習もしていた人。

やっぱり魅力のあるものなんだろう、護摩行。もう好きにして(みなさん、好きにされてますけど)。
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