2月5日、松田オーナーがキャンプを視察したという記事をちらほら見かける。それだけで、おなかの底がドヨ~ン。
「堂林に“4番打て”言うたんじゃ」には、とくにドヨヨ~ン。(「デイリースポーツ」)
球団はご自分の持ち物ですから、言いたい放題かもしれませんけど、愛情もって選手に檄を飛ばしているのかもしれませんけど、そっとしておいていただけませんか、と。思い入れで固有名詞出すのやめていただけませんか、と。
それより、そういう思い入れをわざわざ記事にしないでほしい。堂林は気にかけてもらって嬉しかったかな。しかし、今ごろ、堂林て。そら万が一、堂林がバコバコ打ってくれたら、嬉しいですけれども。
オーナーとして、そっとエレガントに見守っておいてほしい。選手への愛があるなら、トラックマン導入とかとかとか、ほかにもやることあるはずだ。
ご自分の持ち物ですから、自由に球場に足を運びたいでしょうけれど、その言動があらわにされるたび、少なくともファンとしてはモチベーションがゲッソリ下がります。
2017年、夏の甲子園での中村奨成の活躍を見て、最初の構想を変更し、地元出身の奨成をドライチに指名したという話を聞いたことがあるのだが。
それが事実だとすれば、なぜ、奨成をもっと使えとは言わないんだ?
いや、言わなくていいけれど、昨年、数少ないチャンスで結果を出しながらも、奨成封じしているようにしか見えなかったカープ。球団の差し金なのか、ベンチが偏っていたのか、ほんと、いやです。このいびつな感じ。
一方、東出ヘッドが、今年、奨成に期待しているという記事が。(「デイリースポーツ」)
そういうふうに見てくれているコーチがいるというのは、風向き悪くないぞ、奨成。
東出がヘッドって、どうなの? と思う側面もあるけれど、人が変わるのは時にいいことだ。思い入れにとらわれていた河田元ヘッドより。
誰がオーナーでも、監督でも、コーチでも、ほんとうに力のある人は出てくる。出てこーい、奨成。