日本シリーズ優勝のDeNA。オーナーの南場智子さん、ビールかけにも参加していたんですね。
選手と一緒にビールかけして違和感ない(でしゃばった感じがしない)オーナーも珍しいんじゃないでしょうか。
ここ数年、一部では「今年こそDeNA」と順位予想する声が聞かれつつ、そうでもなかったDeNA。
ポストシーズンの快進撃を見ていると、来年、鯉の滝登り的な、昇り龍的な、活躍をしそうな予感(たとえがまったくよそのチーム)。
とは言っても、2021年、2022年、連覇したヤクルト。
高津監督の「絶対大丈夫!」でチームのまとまりも評価されていたが、その後2年連続5位になったりするので、こればかりはわからないけれど。
でも、選手とベンチと球団がリスペクトしあっているポストシーズンのDeNAの雰囲気を見ていると、チームがよい方向に向かっていく予感と期待を持っても不思議じゃないです。
11月5日、日本代表との練習試合は、5対0でカープが完封負け。
こんなときもあるし、カープは若手メインでしたし。ですが、ふっ。今年、シーズン中に見慣れた完封負け。
同じ完封負けでも、若手メインなら、まだ納得できる。シーズン中は、ベンチが起用したいつものメンバー(いつメン)主体で、引き分けも含めて無得点の試合が24試合。
新井さんが最終戦後のセレモニーで発した「カープ変わります(痛みを伴います)」宣言は話半分に聞いておいた方がいい。だって、過去にも「俺は好き嫌いで起用しない」とか「スタメンは白紙、誰にでもチャンスがある」発言。
なので来季、どれくらい若手がスタメン起用されるかはわからないけども、もし起用されて苦戦することがあったとしても、それを「痛み」と言うんだろうか。それは通過点で、当たり前のことに思える。
いつものメンバーで、積極的な(フラットな)選手の入れ替えなしで優勝逃してCSにさえ進めなかった今季の方が、よっぽど大きな痛手だった。
いつものメンバーと一括りにしましたが、秋山翔吾と小園海斗はその中に含めません(今季スタメンに定着した矢野雅哉も)。
当たり前のことをせず、ほったらかしにしておいて、痛手を負って、今になって「痛み」という言葉を使われても。新井さんは真剣な面持ちでしたが、のんきです、随分と。
チームと選手に投資をしぶりがちに見えるオーナー、勝ちに行く姿勢を見せなかったカープベンチ。ポストシーズンのDeNAと対照的で、どうにも旗色が悪く感じてしかたがないです。
選手は染まらないで、切り開いていってね〜。